SXRD搭載のビデオプロジェクター2機種発表
ソニープレスリリースに新型ビデオプロジェクター「VPL-VW80」「VPL-HW10」の2機種が発表になりました。
ソニーディーラーコンベンション2008でもブラビアと一緒に参考出品として展示されていたんですが、13日の一般入場日にも出ていたんでしょうか?
フルHDパネルの「SXRD」というのは開発に10年以上かかって登場してきたソニー独自の技術。
プラズマ、液晶パネルはまずパソコンのXGA解像度をベースに開発されて、徐々に高画素化されていったのに対して、SXRDは最初からフルHD解像度での表示を前提に開発されたデバイスになります。
反射型液晶デバイスで、残像感が残らないように反応を高めるために小型化していき、当初はプロジェクターとリアプロテレビで利用されていたんですが、リアプロテレビからソニーが撤退してしまったために、今ではフロントプロジェクターだけの技術になってしまった、非常にもったいないデバイス。
希望小売価格756,000円の上位機種「VPL-VW80」では、このSXRDを倍速駆動させるモデル。予想市場売価約30万円の「VPL-HW10」はその弟分ということになりますが、なんと30万円でSXRDのフルHD映像が買える時代になってしまいました。
別途、音とスクリーンの用意が必要になりますが、大型の液晶BRAVIAを購入するのと、これを天秤にかけるというのもありですよね。ウチは昼間も見る必要があるので、BRAVIAしか検討できませんが。(^_^;)
なお、ソニースタイルではデータプロジェクターの取り扱いはあるんですが、ビデオプロジェクターは取り扱いが今までありません。このモデルも今のところ製品ページは用意されていないようです。
☆ソニープレスリリース「モーションフロー対応で コントラスト比60,000:1を実現した新開発「SXRD」搭載により深い黒と豊かな色表現を両立〈ブラビア〉ビデオプロジェクターなど2機種 発売」