【レビュー】ド迫力のカラオケ対応ワイヤレススピーカー『SRS-XV500』実機レビューレポート
ソニーから2024年の新製品発表第1号製品としてワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV500」が登場しました。ポータブルスピーカーと言っても重量11.5kgの大型スピーカーで、見るからに海外向けの需要を満たすためのモデルなんですが、パワーアップ内容はかなり日本向け?と思える「カラオケ機能」の新搭載などがあります。
実機の様子をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
2024年の新製品プレスリリース第1号は大型のワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV500」でした。2024年もドデカく行こうぜ!という意気込みのソニー新製品です。
長さ569mm、重量は11.5kgという大型製品で今年はここからスタートです。
普通のご家庭ではなかなか需要のなさそうな大型ワイヤレススピーカーですが、これが「カラオケマシーン」になると考えると急に需要がありそうな気になるのは私だけでしょうか? 単なる大型スピーカーではなく、このモデルは「カラオケ機能」を搭載しています。今時、カラオケマシンがなくてもスマートフォンさえあれば、簡単にカラオケができる時代です。
スマートフォンにワイヤレスヘッドセットがあればひとりカラオケもすぐにできますが、ホームパーティにしようとすると音響製品が突然高額なものになってしまいがち。ですが「SRS-XV500」とマイクがあれば、あとはスマートフォンで済ませることができるので相当リーズナブルで本格的なカラオケセットが作れると思います。それも含めてご案内したいと思います。
まずはスピーカー本体なんですがこれがスゴいコトになっています。140mm×140mmの矩形ウーファーが2発。60mm径のトゥイーターが2発内蔵され、かなり本格的な音が鳴ります。
先代のSRS-XP500もユーザーアンケートによる結果だと「音楽を聴くため」という目的がダントツのナンバーワンと聞いていますが、なるほど、ホームシアターシステムとかではなく「単に移動ができる」「専有面積が少なく済む」という音響システムだとこういうスタイルになりますよね。
本体底面にはバスレフポートも空いていて、ものすごい重低音が鳴ります。まるでサブウーファーをボリューム全開にして使っているみたいな重低音が鳴りまくり、確かにこういうのは海外で受けるんだろうなー、というイメージがします。(実際に海外でのホームパーティーとか体験したことがないので、あくまでイメージですが)
電源はコンセントから給電するんですがバッテリーを内蔵しており約25時間の連続使用が可能。常設している場所で充電しながら使う様にしておくことで、例えばイベントなどで持ち出して使う時も、ほとんど電源のコトを考えずに使えるほどの超スタミナ性能になっています。
当店でもレビューのために1週間ほど使わせてもらっていましたが、最初に満タン充電してからは一度も給電することなく最後まで使うことができています。(今回はかなりマジメにというか、長時間テストをしています。)
入出力端子も豊富にいろいろなものを搭載しています。基本はBluetooth接続になるかと思いますが、BluetoothでLDACに対応。SBC、AACにも対応しているので3種類のコーデックで使えます。さらにステレオミニ端子のオーディオIN、USB接続に加えマイク端子、マイク/ギター端子も装備。
すごいなー。ギターアンプとかって潰しが利きませんが、これならギターアンプ代わりに買って、他の用途にも使えます。それぞれにエコーボタンもついているので、エフェクターもひとつ内蔵している感じで使えますね。
さらに「KEY CONTROL」ボタンがありますが、これで入力されている音声信号の音程を上げたり、下げたりができます。まさにカラオケマシンです。
マイク端子、マイクギター端子は6.3mmの標準プラグになっています。カラオケをするなら、ここに接続できるマイクを別途用意することになるんですが、今はこうしたワイヤレスマイクなどもあるんですね。ワイヤレスでレシーバーに音声信号を飛ばして、レシーバーから6.3mmの標準プラグ経由で音声出力をしてくれる、という仕組みです。
ワイヤレスマイク、レシーバーともに充電式のバッテリーを内蔵していて充電にはUSB Type Cを使います。
しかもマイクは2本セットで同時接続が可能。音量バランスなどは調整できませんが、そこは歌う方がマイクを離すなりしてバランスを取ればOK。
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音質も安っぽいモノではなく、普通に伝送できるのでこれ、オススメです。
このワイヤレスマイクのレシーバー部をSRS-XV500の背面のマイク端子1に接続。これならマイク端子2つを使わなくてもデュエットが可能です。
これでマイクを使ったPAシステムとして使えるのですが、ここからがスゴい。新搭載の「カラオケ機能」を紹介します。
SRS-XV500のコントロールにはソニーの「Music Center」アプリを使います。「Music Center」アプリの中に「Fiestable」という機能があるので、これを利用すると「Fiestable」アプリが自動でインストールされ、上記画面右の様なメニューが登場します。
ここに「Karaoke」があるので選択します。
ここからはマイク端子にマイクがささっていないと機能しないのですが「Vocal」タブを選ぶと「Filter OFF」「Vocal Guide」「Filter ON」から効果を選ぶことが可能。
通常の歌の入った楽曲を再生したときに「Filter ON」を使うとウソみたいにボーカル音声だけが消えた曲の再生ができます。「Vocal Guide」を選ぶとその効果が半分くらいになり、うっすらと歌声が聞こえる感じ。こうしたボーカルキャンセル機能は昔からありますが、今時のデジタル技術を使うとここまで声を消せるですか。
キーコントロールを使うと楽曲の音程の上げ下げができるのと、エコーの量も3段階で調整できます。最大エコーにすると銭湯の中の様な効果が楽しめます。
さらに面白い機能として「Scoring」機能があり、これで採点をしてくれます。審査は若干甘め?で私でも何度か最高点の99点を出すことができました。普通に歌えば90点台は出るのかな? 試しに音程を外しまくってみたら75点とか出たので、それなりに審査はしてくれています。
音源はまさになんでもよく、Xperiaに入っているハイレゾ楽曲などを「ミュージック」アプリでBluetooth接続から流すこともできます。
amazon musicの楽曲を使うこともできて、その際には「歌詞」表示のできる楽曲で歌詞表示をしながら歌うこともできます。どれもオリジナル音源でカラオケができるのでテンションがあがります。
「Pokekara」というアプリも試してみました。こちらはスマートフォンのマイクを使って音程を拾って表示してくれる機能もあって、より正確な?採点を楽しむことができます。こうしたアプリも音源をBluetoothでSRS-XV500に飛ばして、SRS-XV500につないだワイヤレスマイクで楽しむことができます。
あとはDJ機能が搭載されていて、スマートフォンからSRS-XV500のライティング機能を操作したり、音源にエフェクトをかけたりして遊ぶことができます。
少しお酒が入って、ハイになっているときにこういうの操作すると気持ち良かったりするんですよね。
SRS-XV500は2台までのスマートフォンと同時接続することが可能。「Party Playlist」という機能があり、2台のスマートフォンで『次はこの曲」というリクエストを送りあって、2台でプレイリストを作って曲再生をしていくことができます。Karaokeでも楽しめますが、普通にホームパーティで音楽を流すのにも楽しめそうです。
「Party Light」機能というのもあり、これを使うと2台のスマートフォンがSRS-XV500の外部ライトみたいな使い方をすることができます。SRS-XV500と完全連動するわけではなく、ある程度ばらつきがあるのですが同系色でのライティングが自動で行われ、これもSRS-XV500の世界を広げてくれる機能になっています。
こうした音モノを文章で説明するのにも限界があるので、ここで当店史上最悪のYouTube動画も作って見ました。なにが最悪かは見て(聴いて)いただければおわかりになるかと思います。
各方面にご迷惑をおかけしますが、なにとぞ寛大な処置をお願いします。
その他、テレビにBluetoothによる音声出力ができる機能があればSRS-XV500を外部スピーカーとして使うことができます。ブラビアも現行モデルの4Kモデルであれば全機種Bluetoothでの音声出力が可能です。Bluetoothの音声出力については2017年の一部のモデルから対応が始まっていますのでお手持ちのテレビで使えるかどうかはこちらでご確認ください。
Bluetooth SBCコーデックでの接続なので遅延はあるはずなのですが、映画ソフトを見る限りはさほど気にならないかも。
それよりも低音の出方がハンパではないのでサブウーファー全開状態での映画、音楽鑑賞ができます。サラウンド感とかそういうものではなく、重低音を楽しみたい!という方にはこれはありかも。
以上、SRS-XV500のご案内でした。
スマートフォンでの操作を中心にご案内しましたが、有線マイクを挿して、CDプレーヤーからカラオケ音源を流してステレオミニジャックに挿せば、本体のボタン操作だけでもカラオケ機能は楽しめます。
普通にPAとして見ても25時間使えますので集会などでは重宝すると思います。横置きにして使うこともできるのでテレビの拡張スピーカー的に使いつつ、持ち出せるワイヤレススピーカーとしていかがでしょうか?
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抽選しておいて損はありませんので、製品購入する予定のある方も、そうでない方もまずは抽選にチャレンジしてみて下さい!
ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XV500 |
ソニーストア価格: 59,400円 税込 |
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発売日 | 2024年2月2日 |
メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:6,600円 3年ワイド/5年ベーシック:3,300円 3年ベーシック:無償 |
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