今日は電子書籍のお話です。電子書籍の中でも今日はコミックの紹介。『テルマエ・ロマエ』というコミックをSony Tabletや電子書籍Readerで読み比べてみました。

コミックを読むのにお勧めのナンバーワン端末探しです。

 

さて、きっかけはこちら。Reader Storeで1月下旬より角川グループ作品の配信がスタートしていて、Reader Storeのメールマガジンで紹介されていて興味を持ってしまいました。

今まで、テスト的にReader Storeでコミックデータを購入して読んでみたりしたことはあるんですが自分で「読みたい！」と、思って買うのはこれが初めて。ちなみに「テルマエ・ロマエ」というのはどんなコミックかというと。。。

『マンガ大賞2010 大賞受賞！　手塚治虫文化賞短編賞受賞！　古代ローマの男が、現代日本の風呂へタイムスリップ！！　現代日本と古代ローマを往来できる体質になってしまった風呂設計技師の好漢ルシウスの、時空を越えた大冒険（ただし風呂限定）の行方は！？　驚愕の発想から生み出される爆笑エピソードの連続で、受賞続々、大ヒット！　「王様のブランチ」でも紹介された、今年最高の話題作！！』

というもの。

今年の4月28日には阿部寛主演で映画公開されるそうです。そういうはやりモノには目がないというか、読んでみたくなります。貯まっているソニーポイントを450円分使ってオーダーしてみました。

なお、私の現在の読書スタイルですがすっかりSony Tablet Pに落ち着いています。

ソニーさんの説明では「電子書籍Reader端末の方がE-Inkを使っていてバックライトなどを使っているわけでもなく、紙に近い反射光で読めるから読みやすい！」という話なんですが、Sony Tabletに入っているReaderアプリも、このReader使用時だけの明るさ設定ができるようになっていて、Readerアプリを使っているときだけ画面を暗くすることができるんです。

コレを使って明るさ調整を10段階中の2～3くらいにしておくと、地下鉄の中で読むのには目に疲れのこないくらいの明るさで読めるんです。（上の画像はTablet Sのものでやや明るめになっていますが、設定バーのスライドで自由にアプリだけの明るさを決められます。）

それと文字の大きさもこの設定バーで変更ができて、電子書籍Reader端末「PRS-T1」と比べても表示面積が広い分、1ページに表示できる文字数が多くできるので、小説を読むのには、正直、私の場合はSony Tablet Pの方が読みやすいんです。

なので、贅沢にSony Tablet S、電子書籍Reader端末「PRS-T1」、Sony Tablet Pと、3機種も持っている（すべて店頭展示品ですが）のにも関わらず、小説を読むのに利用するのはもっぱらSony Tablet Pを利用しているんですが。。。

今回の「テルマエ・ロマエ」は読めませんでした。

このコミック。。。台詞が多いんです。で、しかも内容的にもアクションがあるわけではなく、ひたすらストーリーを追うというスタイルなのではっきり言ってこれだけ文字が小さいとさすがに読む気が起こらない。。。

ちなみにどれくらいの文字のサイズになるのか、わかりやすくしてみると。。。

↑これがSony Tablet Pのコミック表示です。読めないことはないんですが、私も昨年あたりから急に老眼が来ていて、メガネをかけたままでは読めません。（私は近視なのでメガネをはずすと普通に読めるんです。）

まぁ、Sony Tabelt Pは2画面表示になっていてそこに2ページを表示する様な仕様になっているので、これは仕方がないですよね。文字が小さいのもあるんですが、解像度の低さも手伝って、これは読みにくくなっているんだと。

そこで、コミックに限っては本家電子書籍Reader端末で読むことにしよう、ということで「PRS-T1」にもダウンロードして読んでみるわけですが、それが↓こちら。

↑これが電子書籍「PRS-T1」に表示したときのコミックの映像。吹き出しのサイズと10円玉を見比べるとわかるんですが、表示サイズはだいぶ大きくなっていると思います。

ですが、これを実際に読んでみると、文字の読みにくさは変わりません。

あれれ、文字の表示サイズが変わっても読みにくさがあまり変わらないのってどういうことでしょう？

ということで、さらにサイズの大きなSony Tabelt Sでも表示してみます。

Reader Storeで購入した書籍データですが、一つのMy Sony IDに端末を5台まで登録することができます。自分で持っている端末がTablet 2台と電子書籍3台までだったら一度購入した書籍データは5台に同時に入れて読むことができるわけです。

3台目の端末、Sony Tabelt Sに入れて読んでみると。。。

Sony Tabelt Sに表示したところが↑こちら。

23インチのフルHDディスプレイに320×216ドットの写真サイズで表示しているんですが、実際の見た目の感じとこの写真に表示されている文字ってかなり近いモノがあります。私のイメージではまさにこれくらいの読みやすさで見えているんです。

ようやくこれで読みやすくなりました。

ちなみにサイズをSony Tabelt PとSony Tablet Sで比較するとこんな感じになります。表示面積でみると4倍くらいのサイズの違いになります。これは読みやすさがそれだけ違うでしょう。となります。

ちなみにピンチインで拡大表示ができるのでSony Tablet Pでも最大拡大にするとTabelt Sとほぼ同じくらいのサイズに表示することができます。見にくいときは拡大表示を！というところですが、コミックの1ページずつをこうして拡大表示して全部読むなんてことは私にはできません。

手間がかかって仕方がありません。

で、Sony Tablet Sの方も実はこれ横使いと縦使いモ
ードと2種類の使い方ができて、写真では1ページだけが表示される縦使いをしています。横にすると2ページ表示モードになり、それをやってしまうと実はSony Tablet Pと同じくらいの解像感になって、結局かなり読みにくい感じになります。

うーん、こうやって読み比べてみるとどうも文字のサイズだけではなく、どうやら解像度で台詞の読みやすさが変わっている気がします。裸眼であればまだまだ寄って文字を読むことができるのに、これだけ、こんなに読みにくいというのは。。。

ということで、画面をキャプチャーして、特定のコマのサイズを測ってみて、それぞれでどれくらいの解像度表示をしているのか試してみたんですが、それが↓こちらです。画面サイズはまったく考慮せず、単に表示ドットの数を比較しています。黄色い数字が画面全体の解像度。赤い文字は特定のコマのサイズをどれだけのピクセルを使って表示しているのか測ってみたモノです。

ということで、画面サイズはやや違っているモノの、Tabelt Sの横使いもTablet Pも、PRS-T1も解像度に大きな違いはなく、単に画面サイズが違っているだけということがわかります。

特にTablet Sの横使い、Tablet Pでは上下、もしくは左右に余白がいっぱいついちゃってもったいないことになっているのが、こうして並べて比較してみるとわかりますね。

ということで、コミックを読むのならSony Tabelt Sの縦使いが群を抜いて高い解像度で読めることが判明しました。これから、コミックを読むときはSony Tabelt Sを使わないといけません。(^_^)v

ということで「テルマエ・ロマエ」ですが、現在は3巻までが電子書籍Reader Storeで購入できます。紙の書籍ではすでに4巻が昨年のうちに発売されているそうですが、まもなく電子書籍でも販売になるでしょう。

とりあえず、今月中に3巻までは買っておかなくては。というのも。。。

現在、Reader Storeでは角川グループの配信開始記念キャンペーンで2月29日までに5冊、もしくは10冊の角川書籍を購入するとソニーポイント500円分、1500円分をプレゼントしてくれるキャンペーンをしているんです。

5冊買って500円分のソニーポイントがもらえるということは1冊100円引き！という計算ができます。テルマエ・ロマエを3冊買って、あと2冊角川書籍を購入すればいいんです。

値引きのない電子書籍ダウンロード購入です。こういうキャンペーンを利用しないともったいないですよね！

 

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