今週発表＆発売になったポータブルラジオレコーダー「ICZ-R50」の実機をソニーさんの新製品勉強会で拝見してきました。

今日は広く浅くであまりそれぞれの新製品をじっくり触らせてもらえる、というものではなかったんですが、とりあえず急ぎ足で見させてもらった機種のレポートをしたいと思います。

 

すみません、サイズ比較の写真を撮ってくるのを忘れてしまったんですが、これ、写真でみるよりも全然小さいんですね。

寸法を見ると195×122.5×35mmということでお弁当箱サイズっていうんですかね。あ、こんなに小さなモノだったんだ、というのが第一印象。

こういうスタイルのモノを見るとどうしてもカセットテープが中に入っているという意識があって、それで頭の中で大きさをイメージしてしまうんですが、それは私みたいな昭和の人だけですかね。

で、早速ですがオーディオ担当の方いわく、予約がとにかく簡単なんです！とのこと。

予約ボタンを押して、あとは大きな液晶画面に案内が出るので、それに従って十字キーで日時などを指定していくだけ。十字キーでチマチマと予約作業をするくらいなら、PCで予約をした方がいいや、とか思っていたんですが、これ、良いじゃないですか。

ラジオ局もあらかじめプリセットされているので、そこから選ぶだけ。周波数とか気にしなくても使える、いまどきのデジタル家電な使い方ができます。

さて、お客様からいろいろなご意見をいただいているんですが、まずはアンテナの話。AMについては内蔵フェライトバーアンテナと、外付けのループアンテナが用意されていて、切り替えでアンテナ利用を選べるんですが、FMアンテナについてはやはり外部入力がありませんでした。

その代わり、このFMアンテナがなにか別の大型ラジオの使い回しなのか？と思えるくらいの結構長いアンテナがついています。普通に受信できるエリアであればこれで音質も向上しそう。どうしてもアンテナの受信感度が低い場所の方は、このアンテナにケーブルアンテナを巻き付けて感度を上げる、という使い方をするしかなさそうです。

気になる電池部はこんな感じになっています。単3電池4本で駆動することができます。

このラジオを壁掛けにして使いたい、両面テープで壁に貼ろうかな？というお声もありましたが、その際にはちょっとした工夫が必要そうです。

というのも、こうしてFMアンテナが本体から飛び出ていますので、このままだと両面テープで壁にはるとアンテナの出っ張りが邪魔になります。

この部分の処理をするためにちょっと厚めの板とか用意する必要がありますね。（もっとも、メーカーさん的には壁に貼り付けることは想定していないので、そういう使い方はやめてください、という話になるんですが）

メモリースロットはサイバーショットなどと一緒でデュアルスロットになっています。ダブルではないのでどちらか1枚しか挿すことができません。

語学学習で使う方にはスピードコントロールや、+10秒、-3秒のサーチボタンがあるので安心。ラジオの語学番組で4月からの教室に入って頑張るぞ！という方は、今が最高のチャンスです。

で、当店では非常に受けの良い製品ですし、発売前にもうちょっと使い勝手をレポートしたいので、今すぐではなくても良いから発売前に借りられませんか？と、いつものお願いをしてみたんですが、受けが良いのは当店のお客様だけではなく、マスコミさんにも良いみたいで、現在、試作機はパブリッシャー向けに全部出てしまっているんだそうです。

当店もすでにオーダーをしているので発売日を迎えれば開梱レポートができるんですけど、うーん、そうか、今回はダメですか。都合がついたらお貸し出しください、と、お願いしてきました。

 

2月21日発売となっていますがソニーストアでは2月10日頃のお届け目安で販売しています。あと2週間すれば実機がどっちみちやってくるし、その時にPCと接続してのレポートをお届けしたいと思います。

 

★ソニーストア　ポータブルラジオレコーダー「ICZ-R50」のご案内はこちらから