DVD1枚にドラマ11話 究極のDVD作成

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前から一度やってみたかったことがあります。「TMPGEnc 3.0 Xpress」を利用した超高圧縮DVDの作成です。先週放送していた「世界の中心で愛をさけぶ」全11話をDVD-R1枚に圧縮してみました。




単純にコマーシャルカットしても普通のドラマは1話で約45分あります。これが11話ですから45分×11話=495分。えーと、8時間15分ですね。まぁ、やってやれないことはないんだろうけど、かなり画質も落ちそうですよね。普通のDVDレコーダーとかもSPモード(1枚に約2時間記録できるモード)よりもロングモードにすると解像度ががくっと落ちるし、みれたものではなくなるんですよね。


ですが、この「TMPGEnc 3.0 Xpress」にはXDVD(eXtended DVD)モードというスペシャルモードが搭載されています。難しい話は私もよくわからないのですが、DVDビデオの規格外となるものの、余計なデータを全部削除してしまい、再生機の高画質回路で映像を補正してもらっちゃおう、その分データは落とします。ってモードがあり、最大10時間ものDVDが作れてしまうんです。DVDビデオにするためには別途オーサリングソフト「TMPGEnc author」が必要になるんですが、私は以前、間違えてこの辺りのソフトを全部購入してしまっています。


先週の金曜日の夜から全11話のコマーシャルカットをして「TMPGEnc 3.0 Xpress」で、再圧縮に取りかかりました。結局48時間かかって再圧縮ができたんですが、それを先ほどDVD化。VAIO type Tで観てみたんですが、うーん、高画質とはやはり呼べないというか、ブロックノイズが極端に多く出るシーンがあったりするのですが、ビデオCDみたいな低解像度なものにはならないんですね。しっかり720×480ドットの高解像度の映像になっていました。


さすがに大型テレビでは厳しいモノがありそうですが、VAIOノートで観る分には良いかも。誰もこれ見せて1枚のDVDに8時間以上記録されている映像とは思わないはずです。DVDディスク1枚にドラマ全話が入っているっていうのも省スペースでのコレクションができることを考えると、かなり魅力的です。


ちなみに 「TMPGEnc 3.0 Xpress」がスゴイのはこういった超高圧縮ができることではありません。2パスVBRで最高画質で再圧縮をしてくれる所。オプションを設定すれば輪郭強調、ノイズ除去、ゴーストリダクションなどもできます。パソコンを使ってDVDのコレクションを作るんだ!って方は絶対に持っておいた方が良いソフトだと思います。


実は「TMPGEnc 3.0 Xpress」の高画質機能と、VAIO type Tを使ってやりたいことがあったんですけど、それはまたの機会に。。。


「TMPGEnc 3.0 Xpress」の詳細はこちらから

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