2025年1月8日

SIMフリーモデル「Xperia 1 VI」のOS15アップデートが行われるXデーを予想

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昨日からソフトバンク版の「Xperia 1 VI」がAndroid OS 15へのアップデートを開始しました。今日のところは、まだドコモ版、au版、SIMフリー版のOSアップデートは行われていない妙ですが、いつ頃アップデートになるものなのか、過去モデルを含めて調べてみました。

こんにちは、店員佐藤です。

待望のカメラアプリへの「プロ動画」撮影モードの搭載と、OS15の新機能「プライベートスペース」「アプリのアーカイブ機能」「スクリーンレコードのアプリ限定機能」などが使える様になる「Xperia 1 VI」のOSアップグレード、私も楽しみにしています。

Google Pixelでのみ使える「Ultra HDR」画像の完全対応についてですが、考えてみたらPixelのカメラアプリがUltra HDRに対応しているので、それに合わせてInstagramやLightroom mobileの対応があるので、XperiaがUltra HDRに完全対応するにはカメラアプリのUltra HDR対応が必須なのかな？と、思い始めていて、OS15になったらUltra HDRがすぐに全機能使える、ということはないんだろうな、ということで期待薄になってきています。

【レビュー】『Xperia 1 VI』で最高の写真画質を楽しもう！新フォーマット「Ultra HDR」解説

今回のカメラアプリのアップデートでUltra HDR対応があれば良いんですが、海外モデルでそれらのことは報じられていないので、まだしばらくはLightroom mobileでHDR現像をして、Xperia 1 VIのディスプレイで楽しむまでとなりそうです。

さて、本題ですが昨日、1月7日にソフトバンク版のXperia 1 VIがOS15へのアップグレードをはじめました。これから続けてドコモ版、au版のアップデートも始まり、最後にSIMフリーモデルのアップデートがあるものと予想されるんですが、実際、どれくらいずれるものなのか、昨年モデルのXperia 1 VのOS14へのアップデートの日付を調べてみました。

昨年はこんなタイミングでアップデートされていたようです。

Xperia 1 V	直前のアップデート	OS14のアップデート
SIMフリー	2023.10.25	2024.1.25
ドコモ	2023.10.24	2024.1.23
au	2023.10.24	2024.1.17
ソフトバンク	2023.10.24	2024.3.7

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単純にアップデート更新された日付を調べてみただけなんですけど、昨年モデルのXperia 1 Vではソフトバンク版だけ、大幅に遅れてOS14のアップデートがされていたようです。

いつも更新が遅いイメージのSIMフリーモデルですが、ドコモ版に遅れることたった2日で公開されていますのでそれほど遅くもありませんでした。

ソフトバンクをのぞくと大体1週間程度で3モデルが公開されているので、今回ももしかするとあと1週間程度で続々と公開されるかもしれないですね。念のため今回のモデルの直前アップデートの日程も調べてみました。

Xperia 1 VI	直前のアップデート	OS15のアップデート
SIMフリー	2024.12.5	未定
ドコモ	2024.12.2	未定
au	2024.11.26	未定
ソフトバンク	2024.9.30	2025.1.7

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やはりソフトバンク版だけイレギュラーなアップデートになっている（というか、ソフトウェア更新の回数が少ない？）ので、参考にならないんですが、少なくとも今月中には全キャリアのアップデートはありそうですね。

さて、当店では2台のXperia 1 VIを展示しています。1台は私がロケに使っている持ち出し用（カーキグリーン）で、店頭展示専用にスカーレットモデルを置いています。スカーレットモデルは試用されるお客様がいらっしゃるときにだけ電源を入れている状態だったので、展示から半年ほど経っていますが、実はほとんど電源が入っていない、新品同様のモデルになっています。

OS14からOS15になって、バッテリー消費について変化があるのかどうかを検証するため、今日から、再度、スタミナテストを行っています。OS14で最新のバッテリーベンチを取ってから、OS15へアップデートしてバッテリーベンチのデータを取って変化があるものかどうか、試してみようと思います。

【レビュー】Xperia最強スタミナモデル『Xperia 1 VI』実機完全テストレポート　感動進化のカメラアプリと新アスペクトディスプレイ　シリーズ最強スタミナ性能の話

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なんせシリーズ最強のスタミナ性能を発揮するモデルですので、さらなるスタミナ性能の向上とかあったら嬉しいですしねー。

蛇足ながら「Xperia 1 VI」はOSのバージョンアップを3回行うということを予告しています。従来モデルでは2回のOSバージョンアップまでだったのですが、今回は3回行う予定。製品寿命が1年延びるような形で使えます。

OSのアップグレードは購入した時点からのカウントではなく、モデルが発売されたときからのカウント。セキュリティアップデートについても自分が使い始めた時点ではなくモデルが発売された時点から数えての期間になります。

なので、安くなっているからと言って、発売から日数が経っている機種を購入するのはわりと損なことになるんです。

ということで、12月時点で計算されるセキュリティアップデートの期限までの期間を使うとして、購入額をその期間で割ったときの月額単価というのを計算してみました。

セキュリティアップデートはきっちり4年後に終わって、もう使えなくなるものではないので、その気になればだましだまし1年は使えるかな？ということでセキュリティアップデートの終わる4年後+1年で計算して、購入額を月割りしてみたものがこちらの表になります。

	ストア価格	発売日	OS アップグレード	セキュリティアップデート	使用期限（見込み）	使用期間（見込み）	使用期間単価
Xperia 1 VI -Hi	218,900	2024.8.23	3回（OS17まで）	4年間	2029年5月	52か月	4,210
Xperia 1 VI -Mid	189,200	2024.6.21	3回（OS17まで）	4年間	2029年5月	52か月	3,638
Xperia 1 VI -Low	179,300	2024.6.21	3回（OS17まで）	4年間	2029年5月	52か月	3,448
Xperia 1 V	159,500	2023.7.14	2回（OS15まで）	3年間	2027年6月	30か月	5,317
Xperia 5 V	129,800	2023.10.27	2回（OS15まで）	3年間	2027年9月	33か月	3,933
Xperia 5 IV	89,100	2023.2.1	2回（OS14まで）	3年間	2027年1月	25か月	3,564
Xperia 10 VI	64,900	2024.7.5	2回（OS16まで）	4年間	2029年6月	54か月	1,202

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これで見てみると「Xperia 1 VI」って月額単価がメチャクチャ安くないですか！？　2023年モデルで2回のプライスダウンがあった「Xperia 1 V」と比較したときは、使用可能期間の長さから、完全に月額単価が逆転してしまいます。

搭載メモリーが少なく、購入価格が安い「Xperia 5」シリーズと比較しても割安になり、お得感があります。

「Xperia 5 IV」は購入価格は安いものの、OSのアップグレードはすでに2回終わっているので、現状のままで使い続けることになります。もうOSのアップグレードはありません。

「Xperia 1 VI」はこれから最初のアップグレードで「OS 15」になり、その後「OS 17」にまで上がることを考えると3世代先まで行けることになります。OS14止まりのXperia 5 IVなどは長く使っていると使えるアプリに制限がでそうですね。

今回のAndroid OS 15へのアップグレードは、まだ1回目の更新です。このあとペースがこのままだったら2026年、2027年の初頭にもアップグレードができて、2028年になって「あれ、OSが最新バージョンにならなくなっちゃった」となるわけです。

今回のOSアップグレードのあとに、あと2回、大きなソフトウェア更新が楽しめます。

やはりスマートフォンを買うなら最新機種！ですね。OS 15のアップデート情報はまた新情報が入ってきましたらレポートします。


Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VI (XQ-ES44)		ソニーストア価格： 179,300円～税込

発売日	2024年6月21日	メーカー商品情報ページこちら
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