『WF-1000XM4』店頭展示モデルの開梱レポート コロナ禍の今だからこそ気をつけて使いたい正しいお手入れ方法について
6月25日発売の新型完全ワイヤレス『WF-1000XM4』の店頭展示モデルが到着しました。製品版実機の開梱レポートをお届けします。
開梱時にちょっと注意したい事柄、そしてコロナ禍の今だけの話になるかと思いますが、ちょっと注意して使いたいところなどがありますので紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
6月25日発売の新製品「WF-1000XM4」ですが、本日入荷しました。ソニーストアでお買い上げいただいた方のところへ届くのは発売日である明日6月25日になりますが、販売店では前日に着荷することがあり明日からの展示の準備ができます。
なお、Twitterなどのタイムラインを見ていると本日出荷になっている方もいらっしゃるようで、あれれ?というところもあるのですが、当店で確認したところ初回出荷分でオーダーが出来ている方の中の10%くらいの方が出荷済みになっているようでした。
これは昔からたまにあるのですが、お届けに2日以上かかる地域には先に出荷することがあり、おそらく配達日指定で送っているはずのものが、なんらかの事情で先に到着している、とかいうことなんでしょうね。
ソニーストアからの出荷連絡はたいていの場合、前日の夜に案内があるのですが、My Sony IDからマイページに入り、注文履歴を確認すると、そこにお届け予定日などの記載があると思います。これで変更がなければ、明日の到着になるかと思います。
さて、今回開梱するのはレビュー用のテストモデルではなく製品版です。レビュー用機材はブラックカラーモデルでしたが、今回はシルバーカラーです。当店の販売比率では9割近くがブラックでシルバーカラーのオーダーの方はわずかしかいない状況だったのですが、その後、ブラックの発売日出荷分がなくなるとシルバーカラーのオーダーが急増。直近のデータではブラックが74%、シルバーが26%まで巻き返してきました。
ということで、開梱していきます。
今回は紙パッケージですべて出来ていて、本体パッケージを帯でくるんでいるスタイル。OPENの文字が底面にあるのですが、カッターナイフを切れ目に挿し込んでスライドさせていくと上手くキレイに開けられると思います。
パッケージ自体がものすごく小さく作られていて、パッケージはすべて紙製になっています。こんな小さなものをこうしてエコにしてもあまり意味が無いように思われるかもしれませんが、出荷されている数がこの製品は桁違いに多いと思います。
ちゃんと集計していませんが、当店でのオーダー製品の中でヘッドホンとしてはずば抜けた数になっているはず。前回の「WF-1000XM3」もすさまじいセールス記録を打ち立てているんですが、それを現時点で超えてしまっています。
出荷された数を考えると、このパッケージによる環境負荷の軽減はかなりのものになるかと思います。
100%紙素材のパッケージについての背景についてはソニーのホームページに詳しい案内が掲載されていますので、明日の製品の到着をお待ちになっている方はこちらを読んで気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか?
同梱されている書類は上記のものになります。
製品サポート登録のお勧めにはチラシコードが記載されています。現在も360 Reality Audioやガラポンの抽選がありますが、それらで利用するコードが記載されていますので捨てずに大事にとっておきましょう。
★ソニーストア「音楽配信サービスガラポン抽選キャンペーン」のご案内はこちらから
私もガラポンで6ヶ月分のmora qualitas無料試聴が当選しているので、このチラシコードで申し込みをしようと思います。2021年の下半期はmora qualitasでハイレゾ楽曲聴き放題です。
「WF-1000XM4」を購入している方は絶対に抽選&応募した方がお得です。
取扱説明書の他に、仕様上の注意と「お使いになる前に必ずお読みください」というのが同梱されていました。
「お使いになる前に必ずお読みください」には製品の使用上の注意の中でも、もっとも大事な手入れの話が掲載されています。
「IPX4相当」という防滴機能を搭載しているとはなっていますが、音導管や、マイク穴、通気孔などの物理的に空いている穴については防滴ができません。なので本体に水が入ってしまったときのことが記載されています。
こうした製品は水に濡れたらすぐにダメになるわけではなく、水滴を取り除いて乾かせば問題ないことも多いんです。ただ、汗だったり海水だったりすると腐食してしまう可能性があり、これを防ぐために上記の対応をしてください、ということが案内されています。
充電端子などはどうしても汗や皮脂がつきやすいので、これはたまに掃除して手入れすることが長く快適に使うためのコツになります。
それと、こちらは「使用上の注意/主な仕様」に記載されているのですが、新しいパーツ「ノイズアイソレーションイヤーピース」についてのご注意のところで、イヤーピースの手入れについての記載があります。
従来のWF-1000XM3の注意にも記載されているのですが、イヤーピースの手入れの際にアルコールを使用しないように記載があります。
調べてみると発泡ウレタン、シリコンはアルコールに弱いみたいで、これを使うと劣化を早める原因になりかねないとなっています。
従来モデルではシリコンのハイブリッドイヤーピースも同梱になっていて、トリプルコンフォートイヤーピースと好みで装着を分けることができましたが、WF-1000XM4では発泡ウレタンを使った「ノイズアイソレーションイヤーピース」だけが同梱になっています。
従来のシリコン製のイヤーピースよりも発泡ウレタンなどの低反発イヤーピースの方が劣化は早めなので、これを初めて使われる方がアルコールの使用をしてしまうとさらに劣化が早く感じられるかもしれません。
なんと言っても私たちの生活環境もここ1~2年ですっかり変わっていて、新型コロナウイルスの感染防止のためにあちこちに「アルコール除菌」の対策品が置かれていますからね。
ウェットティッシューなども、以前はあまり気にしていませんでしたが「コロナの除菌にはアルコールタイプのものでないと効き目がない」ということで、除菌目的で揃えたアルコールタイプのものが身の回りには多いと思います。
探してみると赤ちゃん向けの製品などでノンアルコールタイプのものはありますので、それらを使われた方が良いかと思います。(説明書には水分も嫌うみたいで乾いたもので拭くように指示されています。)
消毒液もあちこちのお店で目にすることがあると思いますが、これもアルコールです。消毒仕立ての手でWF-1000XM4を触るのは避ける様にする必要があります。
こうした消毒作業ですが、実はデジタルガジェットに良い影響は与えないみたいですね。最近になって気がついたんですが、ソニーのスマートウォッチ「wena 3」でも注意喚起をするようになりました。
腕に装着している「wena 3」は手の消毒をする際に近い場所にあるため、これによる不具合がもしかして発見されているのかもしれません。
「WF-1000XM4」などのヘッドホンも、装着は自分の手指で行います。消毒作業をした直後に、アルコールが乾ききる前にヘッドホンに触れるのは極力避けた方が良さそうです。
コロナ禍ならではの注意点になりますが、感染予防対策が落ち着くまでは気をつけて使いたいところです。
「ノイズアイソレーションイヤーピース」やシリコン製品の手入れはアルコールを含んでいない、乾いたティッシュなどで行うのが良さそうです。(一度、水に濡らして洗ったことがあるんですが、発泡ウレタンは水を含むとなかなか乾燥しませんのでご注意を)
そして、こちらは別途、取り寄せをした「ノイズアイソレーションイヤーピース」の製品版「EP-NI1000M」です。
WF-1000XM4にもっとも密閉度が高いサイズを判断する機能がついているので、WF-1000XM4の本体が到着してから、各サイズのイヤーピースを試してから予備のイヤーピースをオーダーしよう、という方が多いと思います。私は事前にMサイズが適しているのがわかっていたので2セット取り寄せをしておきました。
1セットで1,980円ですのでなかなかの値段です。
パッケージは両サイドがのり付けされているので、側面にカッターを入れるとキレイに開封できます。ベリベリッと開封しても良いのですが、開いたパッケージの内側に説明が記載されていますのでご注意ください。
本体パッケージもそうですが、こちらのオプションのパッケージもオール紙製になっています。こちらも見どころです。
そして同梱されているイヤーピースは2個だけでした。1セット分が入っているだけです。4個とか6個入っているわけではありません。
本体の使用上の注意と同じことが記載されています。やはりイヤーピースの手入れにはアルコールは使わないように記載があります。
さて、お気づきの方も多いと思いますがノイズアイソレーションイヤーピースの製品版「EP-NI1000M」はブラックカラーのみの販売となっています。プラチナシルバーに合わせたシルバーカラーのイヤーピースは製品としては販売されていなくて、パーツとして取り寄せることになります。
調べてみたところ、シルバーカラーのイヤーピースはパーツとして取り寄せることは可能で、その際は1個990円になります。
大体8割くらいの方はブラックカラーで購入されていて、プラチナシルバーで購入されているのは2割くらいの方だけですので、ほとんどの方は問題にはならないと思いますが、プラチナシルバーにブラックのイヤーピースはやはりちょっと合わないですね。w
装着時は見えないところではあるのですが、どうしてもプラチナシルバーのイヤーピースが欲しい、という方はソニー製品取扱店までどうぞ。
ちなみに現時点では在庫がなく納期未定になっています。
なお、左にブラック、右にシルバーのイヤーピースをつけておくと、より左右の見分けが付きやすくなります。最初に「EP-NI1000M」を予備として買っておいて、こうして左右で違う色のイヤーピースをつけて使い始めるのってアリかも。
形が左右でそれほど違っていないので、私は一見で左右の見分けがつくまでは、このスタイルで使ってみようと思います。
Qi対応ということで、Xperia 1 II用に買ったワイヤレス充電器でのチャージもテスト。
ケースを載せるとランプが赤くなってワイヤレスチャージが始まりました。ケース本体がちょっと温かくなりますが、載せるだけで充電出来るって快感です。これはいいですね。
そして、NFCが非搭載になりワンタッチでスマートフォンとの接続ができないためガッカリ、というところでしたがAndroid OS搭載の「Fast Pair」機能があるので、まだ未設定のスマートフォンの近くでWF-1000XM4をケースから取り出せば、瞬時に接続設定を呼び出してくれます。
レビュー機でテストしていたときはこの画面が出るまで10秒くらい待っていたのですが、Xperia 1 IIでテストしたら1秒かからずに認識しました。なるほど、タイミングの問題みたいです。
これだけで、使用準備完了です。
レビュー以来、久々に360 Reality Audioのデモ楽曲を再生しましたが、いやー、やっぱりすごいですね。「WF-1000XM4」の音。
もはや完全ワイヤレスの音ではありません。帰りの通勤路が楽しみです。
【追記】
WF-1000XM4にいきなり本体ソフトウェアのアップデートが出ています。アップデートには1時間ほどかかるとなっていますが、本当にそうでした。
音楽を聴きながらでもインストールはできるので、一度、バッテリーを満タンにしてからアップデートされることをオススメします。
なお、店頭にはこうして展示台も到着しているんですが、WF-1000XM3の展示用ポップなども一緒に送られてきました。
てっきりWF-1000XM3からWF-1000XM4へモデルチェンジするものと思っていたのですがWF-1000XM3もラインナップとしてしばらく残して併売するのかもしれません。
一聴するだけで違いがありますのでWF-1000XM4の一択になるような気もするんですが、比較展示用って感じですかね?
ということで、当店でもしばらくは比較展示を行うことにしたいと思います。ソニーの左右独立完全ワイヤレスヘッドホンの全ラインナップを今日から展示開始です。
ノンアルコールのウェットティッシュで手入れをするようにしたいと思います。(本来はウェットなもので拭くのもNGなんですが、店頭では衛生面を優先させます。)
ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドホン WF-1000XM4 |
ソニーストア価格: 33,000 円税込 |
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発売日 | 2021年6月25日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:3,300円 3年ワイド/5年ベーシック:2,200円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
ノイズアイソレーション イヤーピース EP-NI1000 |
ソニーストア価格: 1,980 円税込 |
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発売日 | 2021年6月25日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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