2021年3月28日

【イベントレポート】「SEL35F14GM」で撮るソニーのEVカー『VISION-S Prototype』

本日、1日限りのイベントになりますが、2020年のInternational CESで発表されたソニーの自動車「VISION-S Prototype」の日本初展示が行われました。

新発売の”α1”にSEL35F14GMを装着して行って参りました。イベントのレポートをお届けします。

こんにちは、店員佐藤です。

ヨーロッパで公道走行テストをしているという「VISION-S Prototype」の日本国内初展示が二子玉川ライズで行われるとのことで、雨の中、行って参りました。

東急田園都市線という、普段は載らない路線で二子玉川ライズのイベントスペースもどこにあるのかよくわからないままにいってきたのですが、二子玉川駅で降りると目の前にイベントスペースがあり、ここで展示されていました。

行われていたのは電気自動車の展示イベントで「EV：LIFE 2021 FUTAKO TAMAGAWA」というもの。ソニーだけの展示イベントではありません。

ただ、展示の目玉はソニーの「VISION-S Prototype」というのは間違いなく、イベントの開催時間の10時にはたくさんのマスコミ取材がやってきていたのですが、全部ソニーのVISION-Sの取材に見えます。

人だかりが全然なくならなくて、とても引きでのショットは撮れず、至近距離からの撮影でしか撮れません。

撮らせてもらってきたカットはこちら。

“α1”+SEL35F14GM　F1.4　1/80　ISO100

何事もやってみなくては始まらないという企業スピリットもありゼロからソニーで開発したというVISION-S。EVならソニーのエレクトロニクス技術が活かせるということで挑戦した次世代モビリティになります。

“α1”+SEL35F14GM　F1.4　1/60　ISO100

超カッコイイ！プロトタイプカーになっています。衝突安全性能なども含めて行動で走ることができる設計とデザインで作られているとのこと。

“α1”+SEL35F14GM　F1.4　1/80　ISO100

単なるモックアップではなく、コンセプトを提案するためだけの車ではなかったんですね。ドライブフィールや乗り心地、乗り味という面ではまだまだというところがあるものの、実際に生産可能な設計になっているとのこと。

“α1”+SEL35F14GM　F8.0　1/40　ISO1250

実車を見ると、いずれ、ソニーストアで3年ワイド保証付きで販売される日が来るかも！？（当社独自の推測です）　という完成度に思えました。

なお、会場では試乗などは行ってはおらず、マスコミ対応の際にドアを開けることがある、という程度。一度ドアが開くとみんな殺到して中をのぞく、という状態でした。

とにかく混み合っているので近寄るのも躊躇しそうな所ですが、私もこの中に飛び込んで何カットか撮らせてもらってきました。

超ワイドディスプレイでは様々なコンテンツが表示されています。

先日、発表になった新型スピーカーから始まる「360 REALITY AUDIO」はここにも登場。

「360 REALITY AUDIO」ですが、これはこれで先日、取材させてもらっているので、後日、時間が出来たら記事化してお知らせしたいと思います。

なるほど、車内で「360 REALITY AUDIO」が楽しめる作りなんですね。

日本からは撤退してしまったカーオーディオですが、海外ではまだ商品展開を行っています。日本市場にまた復活してもらいたいところですが、もしかするとソニーのEVカーとして聴けるようになる日が来るのかも。

自動運転ではレベル4を目指して開発しており、今年のうちに日本国内での行動テストができるところまで目指しているとのことです。

ソニーのドローン「Airpeak」も展示されていました。

搭載されているカメラは”α7S3”で搭載レンズは「SEL24F14GM」でした。こちらも日本の空を飛んでいる姿が年内に見られるでしょうか？

そして、子供たちに大人気だったのがaiboたち。イベント用なのか名前も「アイボ」なんだそうです。

なぜVISION-Sの展示で既発売の製品展示があるのかというと、VISION-Sの開発がソニーのロボティックスAIによるものだからです。自動運転とAIロボットは近い関係にあるそうで、そうしたつながりを持った展示になっているわけです。

実際に試乗して、車内での音楽体験などはできませんでしたが、日本初のソニーのEVカー「VISION-S」展示を見られて胸が熱くなる思いでした。

写真は“α1”に装着した「SEL35F14GM」で全て撮影しています。ショールームで試し撮りした時から感じていましたが、このレンズの高解度は抜群です。このシャープな映りと、ボケのグラデーションというか、車体の奥行きに合わせてじわじわっとボケていく様が気持ち良いですね。

本当はもうちょっと絞ったりして撮りたいところですが、ついつい全部絞り開放で撮ってきてしまいました。

いつか、また日本の公道で撮影出来る日がくると良いですね。


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【レビュー】本日発売『SEL35F14GM』開梱＆シェイクダウンレポート


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