地元の埼玉ネタで恐縮ですが、近所の動物園で冬の名物「カピバラ温泉」が行われているというのと、コアラの赤ちゃんが3頭、同時公開が始まったということなので、日曜日に遊びに行ってきました。

なかなかフォトジェニックなので紹介したいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

「埼玉県こども動物自然公園」という動物園に日曜日にお邪魔してきました。名前からして小さな動物園に思われるかもしれませんが、ここはなかなかの広さがあるのと、珍しい小動物が多数います。

さらに今なら。。。

「カピバラ温泉」が3月下旬まで見られるとのこと。日曜日は寒気が来ていてかなり気温が下がっていたのですが、これなら湯気がいっぱい見えるかも！ということでお邪魔してきました。

天候が午後からなら日差しも期待できる予報だったのでお昼は「埼玉県こども動物自然公園」の前にある武蔵野うどん「竹國」さんで食べ放題のうどんをいただき、ゆっくりと入園。

「カピバラ温泉」は14時からのスタートなので早起きしなくても余裕で入れます。

まだ時間にゆとりもあるし「カピバラ温泉」の前にコアラの赤ちゃん3頭を見学です。

昨年秋に多摩動物公園でコアラの赤ちゃん撮影に挑戦していましたが、ここはなんと3匹も同時にいます。すごい状態なんです。

ということで入口から一番遠いエリアにあるコアラ舎まで歩きます。多摩動物公園ほどの広さではありませんが、それに準ずるくらいの広大な広さのある動物園です。「こども動物自然公園」という名前にはなっていますが、全然サイズは子供向けではありません。

到着したのは13時過ぎくらいだったのですが、これがベストタイミングでした。

コアラは1日寝て過ごす動物なので、起きているところを見られるのはラッキーなんですよね。13時頃、ちょうど起きてくれていて動く赤ちゃんコアラが見られました。どの子もみんなお母さんと一緒に過ごしています。

あ、こっちの親子はダウンしてしまっていました。すごい格好で寝ていますが、少しずつ頭の位置を変えながら寝ていました。

多摩動物公園ほど広さはなく比較的狭い空間で寝てくれていて、しかもガラス窓から距離のないところにいてくれるので間近に見られます。

この画角だとなんと3組の親子コアラがいっぺんに見えています。一目で6頭のコアラをチェックできます。

この子は一人で過ごしていましたが顔立ちは一番可愛いかな。このあと、全員、睡眠に入ってしまい、1時間ほどしてからチェックしにきましたがピクリとも動いていない姿が確認できました。

 

そして移動したのがカピバラゾーンです。14時から温泉が始まるとのことでしたが、その前から全員温泉に入っています。

14時前から湯船にお湯を貯めはじめるのですが、足下にちょっとお湯が張っている段階で全員集合状態です。

一番大きなカピバラがおばあちゃんで、普段は温泉には入らないそうなんですがこの日は寒さが厳しいのか珍しく湯船に入ってきているそうです。

ここに8頭のカピバラが集合しているのですが、これが全員メスなんだとか。昨年生まれたばかりの5つ子ちゃんの他はおばあちゃん、お母さん達なんだそうです。

オスがいないのは隔離されているからで、一緒にしておくとドンドン子供が増えてしまうため別居させられているとのこと。

こちらが隔離されているオスのカピバラです。

湯気の向こうに見えているような感じですが実はこれは手前に柵があり、それを前ボケに使って湯気の向こうのカピバラ風にしています。

SEL100F28GMという柔らかいボケが簡単に作れるレンズなのでできる芸当です。

ということで、こちらの湯船の方は実は女湯になっているわけです。「カピバラ温泉」のタオルが見えますが、一人500円払うとこのカピバラ温泉エリアの中に入れてもらえて人間用の足湯に浸かって記念写真を撮ってもらえる、というコースが用意されています。お土産にこのカピバラ温泉のタオルももらえるとか。

毎日、先着12名様のみのイベントだそうです。このタオルだけ欲しかったなー。

こちらの桶にもお湯が注がれていて、こちらが満杯になると大きな湯船の中から子供たちが出てきて、桶の温泉に浸かるんだそうです。湯加減を見ている子がいたかと思うと。。。

こうして先着2匹様が打たせ湯に打たれながらの温泉三昧が楽しめます。

14時以降、この状態が閉園まで続くみたいで、場所取りとかの競争もなく間近でカピバラ温泉フォトが楽しめます。

かなりの近さなので100mmほどの単焦点レンズで充分撮影ができます。柔らかいボケが演出できるSTFレンズを使うと、背景になにがあっても強制的にボカしてくれるので、まさにこういうゴミゴミしたところでは持って来いのレンズかも。

カピバラ温泉フォトが楽しめてラッキーでした。

 

その後は広い園内をグルッと一周歩いて散策を楽しんできました。こちらはコバトンロードという、シカやトナカイがいるゾーンを歩ける遊歩道。サファリゾーンを歩いて渡ることができるような演出があります。

「ハウチュー」という昨年オープンした小動物園では、日本でここだけでしか展示がされていない「ハダカデバネズミ」が見られます。ネズミの子供みたいな体のサイズですが、これが20年以上もの長寿な動物なんだとか。

ガンになることもなく、この健康の秘密を解き明かすことで人間の健康に役立てられないかという研究対象になるような稀少生物です。

これも「SEL100F28GM」で撮影をしています。レンズにマクロスイッチがあり、近接撮影をするときはリングをマクロ側に回すことで小さい生き物の撮影にも対応できます。

そして、こちらは前回来たときに大ファンになってしまったカナダヤマアラシです。こんなに野性的な姿なのに木を降りるときは上向きになって足の方向から降りることしか出来ない、可愛らしい動作をする動物です。

一緒に来た妻に紹介したところ、気に入ってくれて閉園までずーっと見ていました。

シメは絶対にヤマアラシがオススメです。

最後にお土産屋さんをのぞいて、帰ってきました。動物園で閉園時間までいたのは初めて。

望遠レンズがなくても楽しめる、接近戦が楽しめる動物園でした。

 

「埼玉県こども動物自然公園」は埼玉県の真ん中近くに位置する動物園なので県外からお越しになるにはちょっと遠いのですが、冬場はとても空いていてひと味違った動物撮影が楽しめる場所だと思います。

まだお越しになったことがない方に是非ご来園いただきたい動物園です。（月曜定休なのでご注意ください）

☆埼玉県こども動物自然公園のご案内はこちらから

 

今回撮影に使ったのは”α7R4”と、G Masterレンズ「SEL100F28GM」そして広角撮影用の予備に「SEL35F18」を使っていますが、ほとんど100mm STFレンズで撮影させてもらってきました。

コアラの赤ちゃんも、カピバラ温泉もふわっとキレイに撮影できて大満足。

AマウントのSTFレンズはマニュアルフォーカスでしか使えませんでしたがα7R4だと動物瞳AFが使えるので撮影が超楽ちん。

先週からソニーではG Masterレンズのプレミアムキャンペーンが開始されています。α7R3、α7R4やα9、α9IIという上位モデルをお持ちの方なら期間中にG Masterレンズを購入すると1万円のキャッシュバックが受けられます。

大人気のSTFレンズですが、こちらのレンズをまだお持ちでない方は、大チャンスかも。

 

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