今日から9月。政府のキャッスレス還元事業「マイナポイント」の制度がスタートしました。早速、お昼のお弁当をコンビニで買ってきたのですが、すでにポイント還元が始まっていましたよ。

 

こんにちは、店員佐藤です。

先週、最終的な申し込みで「d払い（お買い物時）」を選択した、私の「マイナポイント」ですが、今朝ほどコンビニで普通に買い物をして「d払い」をしたところ、普段よりもたくさんのポイントがついていました。

いつもなら200円で1ポイントなので2ポイントとか3ポイントしかつかないところが、今日は136ポイントです。

おおお！なにかキャンペーンやってたっけ？って、思ったら、そうでした、マイナポイントが始まったんでした。25％還元になっています！

各社から発表された政府の25%、上限5,000円の他に、上乗せ還元内容を見て、もっとも還元額が多かったのがドコモの「d払い」でした。

マイナポイントの決済事業者はひとり1カ所しか指定ができない上、変更はできないので、どこに決めるのかはギリギリまで決めずにいたのですが、どうやら、現在発表になっている情報で確定ですね。決済事業者確定でボーナス1,500円と、+5％上乗せで1,000円がもらえる「d払い」がもっともおとくな事になりそうです。

合計で7,500円相当のポイントがもらえることになります。

 

☆総務省「マイナポイントの予約方法」はこちらから

おさらいですが「マイナポイント」は、政府がマイナンバーカードの普及と景気刺激とキャッスレス決済推進のために行うキャンペーンです。

9月1日から来年の3月31日までに登録したキャッシュレス決済を使うと25%のポイント還元が受けられるもので、20,000円の買い物につき5,000円相当のポイントがもらえます。

還元を受けるためには、まず「マイナンバーカード」を発行してもらいそれを「マイキープラットフォーム」に登録して「マイキーID」というのを発行します。その「マイキーID」に自分が利用するキャッスレスの決済業者を登録し9月1日以降に利用することになります。

ちょっと手間がかかりますが要は「5,000円あげるからマイナンバーカードを発行してください」という施策になります。

「マイナンバーカード」があると、この春にあった「特別定額給付金」が一足早くオンラインで申し込みができたり、また来年の4月以降は健康保険証の代わりに使えるようになるなど少しずつ保有することのメリットが見え始めています。

健康保険証の代わりになるというと、それは持っておかなくては、という気になります。どうせ発行することになるなら5,000円もらえるうちに発行した方がオトクですよね。

決済業者さんたちにしても、ここで登録してもらってたくさん利用してもらえるように勝負をしたいところ。そこで政府が還元する5,000円以外に還元額を上乗せするキャンペーンを発表して「是非、うちの決済サービスを登録してください！」としていたわけです。

システムの都合上、一度、マイキーIDに登録した決済サービスは変更できないので、まさに一発勝負。

当店店頭などで今までご利用いただいていたキャッシュレス決済を中心に主なところでどんなキャンペーンをしているのかまとめると下記のとおりとなります。

d払い	最大2,500円のポイント付与
PayPay	抽選で最大100万円のボーナスを付与
LINE Pay	特典クーポン15枚
au PAY	最大1,000のポイント付与
Suica	1,000円のポイントと抽選プレゼント
イオンカード	最大2,000円のポイント付与
WAON	最大2,000円のポイント付与
楽天Edy	抽選で20,000円を上乗せ
三井住友カード	抽選で100名に10,000ポイント

「抽選」というのがポイントで、これは当選確率次第でお得と考えられる方もいらっしゃるかと思います。ちなみにPayPayは100万円が10名、5万円が150名、5千円が1500名、500円が15万人となっています。どれだけの方がPayPayで登録されるのか人数がわかりませんがニュースによるとPayPayの登録者数はかなり多いみたいなので、ちょっと不利かも！？

PayPayのくじ運がとても悪かった私は当たる気がしません。なので、抽選でのポイント付与は全部除外して考えてしまうんですが、そうすると「d払い」が一番確実に最大のお得になります。

20,000円使って7,500円相当が還元されます。還元率は実に37.5％です。

ドコモではは政府の25%、上限5,000円に加えて+5%で上限1,000円を当初発表していたのですが、7月17日に追加して「マイナポイントd払い選択でdポイント1500ポイント　dカード選択でdポイント500ポイントプレゼントキャンペーン」を発表しています。

ただし、いつものごとく、キャンペーンの告知ページを見るとたくさんの※マークと小さな文字、さらに「dカード選択なら」とか、わけのわからない見出しになっていて、落とし穴がいっぱいありそうな感じになっています。

2つのキャンペーンが重なっていて、さらにいくつかの条件も重なっているので難解なキャンペーンになっているのですが、よく読めば理解はできます。

まずは一番不安になる「dカード選択なら」ですが、これは不安になることはありません。というか「dカード」の選択をしない方がお得な仕組みになっています。

マイナポイントの決済事業者指定の際に、QRコード決済の「d払い」と、クレジットカードの「dカード」は別の事業者登録になっていて、ここで「dカード」を選択してしまうとdポイントの付与は500円分のみとなる、ということになっています。

「d払い」の場合は、7月1日から9月30日の期間に支払い事業者指定をするだけで1500ポイントもらえて、さらに先に発表になっていた+5%上限1000円ポイントももらえる、というわけです。

こちらが今回発表になったキャンペーン「1」の大まかなルールになります。

申し込みの翌々月上旬に3か月有効なポイントがもらえるそうで、8月中に申し込みをすると10月上旬にはポイントがもらえることになります。

これに加えてキャンペーン「2」が9月1日から来年3月31日までのマイナポイント事業の全期間対象で利用できます。

こちらはマイナポイント対象のお買物をする都度、政府の25%に加えて5%がドコモさんからもらえるキャンペーンになります。

ここでもちょっと複雑な仕組みがひとつあります。マイナポイントの事業者登録時にd払いについては二つの方法が選択できるようになっているんです。

 

では、ここからは実際にマイナポイントの申し込みをしてご案内したいと思います。

今回はスマートフォン「Xperia 5」を使って「マイナポイント」アプリを開いて申し込みを始めます。（※マイナンバーカードを発行されていない方はご利用いただけません。マイナポイントをもらうためにはマイナンバーカードの取得は必須です）

すでに「マイキーID」を取得している方は「マイナポイントの申し込み」へ。まだマイキーIDを取得されていない方は「マイナポイントの予約」からID取得をします。

マイナンバーカードのスマートフォンでの読み込みですが、非常に感度が悪く感じられるかと思います。これはSuicaなどの「1秒タッチ」とは違い、サーバーと通信している間中、カードの読み取りが必要になるためでマイナンバーカードは「10秒タッチ」が必要になります。

読み込みが始まったら、そのまま動かさずにずーっと待つようにすれば読み取りができます。

スマートフォンのNFCの読み取り精度の問題ではなく「マイナンバーカードの仕様」によるものなので、読み取り方にはご注意を。

 

マイナポイントの申し込み状況を確認するとまだ「未申込」になっています。7月から受付を開始していましたが、早く申し込んでも特になにも特典がないので、こうしてギリギリまで待っていましたが、結局、d払いを選択することになりました。

もしかすると9月1日以降に、キャンペーンを上乗せする業者さんもいるかもしれませんので、そこまで様子をご覧になる、という方は9月1日以降まで待たれても良いかと思います。

さて、支払方法の選択画面に移るのですがQRコード決済で2種類の「d払い」が表示されます。

「d払い（お買い物時）」は電話料金合算払い、dカード引き落とし、銀行口座引き落としのみが対象で、dカード以外のクレジットカードを利用している場合は対象になりません。事実上ドコモユーザーさんだけが対象になる支払い方法になります。

ドコモ以外のキャリアを利用している方は「d払い（チャージ時）」を選択して、コンビニなどでチャージして利用するようにすると良いと思います。

適当に選択してしまうと、あとから対象になる買い物方法が利用できなくなりますのでご注意ください。

 

なお、ソニーストア・オンラインの支払い方法で利用できる「d払い」も対象になっています。ソニーストアでの製品購入決済時に「d払い」を選択して2万円以上の製品購入をすれば、これだけでマイナポイントの還元上限を一発で達成します。

来年の春までに発表される新製品、なにかしら購入することになるでしょうし、そこで購入して還元を受けてしまいましょう。

ドコモユーザーで、支払方法を「電話料金合算払い」にしている私は「d払い（お買い物時）」を選択して申し込みをします。

申し込みの際は、自分のdアカウントのIDとパスワードの入力が必要とのこと。うわー、ドコモ以外のサイトでドコモのIDとパスワードを入力するのはすごい抵抗があるんですが、これを入力しないと先に進まないので仕方がありません。

電話番号の下4桁も入力してこれで申し込み確認を行います。

セキュリティコードの2～4はなにも入力せずに進めます。

ここで再度、マイナンバーカードのNFC読み取りと、マイナンバーカードのパスワード入力をします。

ということで、これで決済業者の申し込みが終了しました。

申し込み状況を確認すると「申込済」になっています。

あとは9月1日以降にd払いを利用すると20,000円分までが25％還元でそこにドコモの5％還元も上乗せです。10月上旬には別途1,500円のdポイントももらえる予定。

もらえるポイントはどれも期間限定のものになりますのでポイント還元があったらすぐにチェックです。

 

以上、マイナポイントの実践レポートでした。マイナンバーカードを取得済みの方は、是非、今日からご利用になってみてください。まだマイナンバーカードをお持ちでない方は、お早めにどうぞ！

 

☆ドコモ「マイナポイントd払い選択でdポイント1500ポイント　dカード選択でdポイント500ポイントプレゼントキャンペーン」のご案内はこちらから

 

 

 

 

☆総務省「マイナポイントの予約方法」はこちらから

☆総務省「マイキープラットフォーム」はこちらから

※検索エンジンで「マイナポイント」を検索すると変な広告がトップに並ぶところがありますのでご注意ください。

 

☆総務省「マイナポイント」公式ホームページはこちらから

 

☆地方公共団体情報システム機構「マイナンバーカード 総合サイト」はこちらから

 

 

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