カシオ『PRO TREK』を先環カバーを使ってwena wrist activeに装着!
『wena wrist』ファンクラブ新橋5丁目支部長の店員佐藤です。今回は「カシオのPRO TREKってつけられるのかな~?」という店頭でのお問い合わせに応えるべく、自分のPRO TREK 「PRW-1000TJ」のスマートウォッチ化に挑戦してみました。
付いちゃうんですよ、PRO TREKにもwena wrist activeは!
こんにちは、店員佐藤です。
wena wrist activeのオススメ3ヘッド紹介の次はカシオのPRO TREKです。
この時計も私の思い出の時計です。2006年にソニーさんからデジタル一眼レフ”α100”が発売になり、それをきっかけになぜか富士山に登ることになってカメラの勉強ではなく、なぜか登山の練習を始めたとき、そのときに購入したのがカシオのPRO TREK「PRW-1000TJ」だったんです。
この時代にヒットしていたモデルで、当店のお客様の何人かの方々と「同じモデルだねー」という話をした覚えがあります。私のPRO TREKはその後も山へ行くたびに出動していて今年で12年目に突入しています。
かなり厚ぼったい時計ですが12年間休まずに動き続け、時計合わせも電波で自動で調整、ソーラー発電でメンテナンスも必要なく故障もなく動き続けてくれている私にとってはもっとも信頼性の高い時計です。
これをwena wrist activeに装着出来たらなぁ、と、思うのですがベルトの形が全然違っているのでそれは無理か、と、思っていました。
ですが、wena wristアプリのコンテンツのひとつにユーザーの皆さんが装着した社外製ヘッドの投稿コーナーがあり、そこにPRO TREKを「先環カバー」を使ってwena wrist activeに無加工で装着した、というレポートを発見。
なんと無加工で装着できるなら、それはやってみたい!
「先環カバー」って何!? ということで検索して見るとamazonで販売されているモノをすぐに見つけます。
PRO TREKのモデル毎に用意されていて、どうやらこれがPRO TREKを一般的なナイロンベルトなどに付け替えるときに使う純正パーツだということがわかりました。
どうやって装着するモノなのかが、どうもよくわからないんですが、とりあえず購入。
到着したのは部品パーツの入った6つの袋でした。ついでに時計バンドの交換工具も526円でオーダー。結果的に、この交換工具がないと私のPRO TREKはバラせませんでした。買っておいてよかった。
先環カバーの内容物は上記のものになります。バネ棒4本と先環パーツ、それとカバーになります。カバーの色は純正のものとはちょっと色が違うのですがグレー系統なのでそれほど違和感なしです。
純正のメタルバンドでは独特の形状でそれ以外のバンドは装着できないものとなっていますが、こちらの先環カバーを使うと通常のレザーバンドやナイロンバンドもバネ棒を使って留められるようになります。
wena wrist activeのエンドピースがそのまま使えれば一番よいのですが形状的にそれはちょっと難しそう。先環カバー自体に手を加えてパーツをカットすればどうにかなりそうなのですが、この先環カバーセットが全部で4,000円近くするので実験するのはちょっと惜しい感じです。
それではなく、wena wrist activeのエラストマーバンドについている、バネ棒を通すための穴を利用した方が良さそうという結論になります。エラストマーバンドの真ん中をカットして2分割にして、それでwena wrist activeの本体を装着するわけです。
ということで、時計バンド交換工具を使います。wena wrist activeのエラストマーバンドにも簡易的な交換工具はついていますが、あれだと全然力が入りません。こっちの方が数倍の力を加えることができます。
PRO TREKの純正バンドを外していきます。バンドの一番時計側にある4つのピンを工具で押し込んで外します。
さすが12年も使った時計だけあって、4本のバネ棒のうちの1本が腐食していて、これを力ずくで外す必要がありました。これは工具がなかったら外れなかったと思います。
今回、このバンド外しに一番時間がかかった感じです。
バンドを外した時計本体に先環カバーを装着します。
バンドのベース部は左右にこじりながらちょっとずつ外していき、最後はこちらも力ずくで外しました。
ここを先環カバーセットについてきたパーツに入れ替えます。
写真左が純正のメタルバンドの時のベース部。写真右が新たに購入した先環カバーに付属のベース部です。先端形状が違っています。
ヘッド本体に新しいベルトのベースがつきました。
最初に買って、長さ調整に失敗したエラストマーバンドがあるので、これで上手く装着出来るかどうか実験。
バネ棒の穴がついている部分だけを使います。先環カバーに入れて、うまくバネ棒が入る長さを探し出します。
結果、エラストマーバンドの先端はこれくらい穴にギリギリのところでカットする必要があることが判明。ここまで切らないとバネ棒の穴がベース部のサイドから見えないんです。
これで先環カバーに入れてバネ棒を挿すと、上手く固定できます。
片側にバネ棒の長短2本を使って固定。ここにカバーパーツを上から装着して、バネ棒を押し込んで固定すれば完成です。
バンドがやたら短くなっていますが、これは実験用です。これでうまく行くようであればエラストマーバンドの新品をオーダーして、本番のバンドにwena wrist active本体を付ければOKです。
暫定的にwena wrist activeを超短いエラストマーバンドに装着してみました。やった、これなら強度的にも大丈夫そうです。
wena wrist activeは脈拍センサーを搭載するためダブルバックルにする必要があったのですが、これのおかげでバンドの全長を3段階で調整することが出来るようになっています。
冬期に服の上に時計を装着するときもこれなら、良い感じの長さにバックルだけで調整して服の上に固定できそうです。
ということで、PRO TREK用に使うエラストマーバンドを別途オーダーしました。到着したらバンドを入れ替えて、ちょうど良い長さに詰めて使おうと思います。
使えちゃいましたねー。PRO TREK。これ、本番のバンドを装着したらwenaのサイトに写真を撮って投稿しなくちゃ!
【追記】
オーダーしていた本番用のエラストマーバンドが自宅に到着したのでバンド調整をしてみました。
これで、エラストマーバンドを購入したのは3本目です。
バンドは早速3つに分けて切ります。真ん中のエンドピースを装着する部分はもったいないのですがもう使いません。左右のホールが開いている部分だけを使用。PRO TREKの先環カバー用にギリギリのところを切ります。
あとは実際に装着して長さをみながら一コマ(6mm)ずつ切って自分の腕の太さに合わせていきます。
結果、詰められたのは2コマ分なので12mmほどしかゆとりがなかったことになります。私の腕はそんな太くはなく細めなので、腕の太い人だとこの方法での装着が難しいかもしれません。
エンドピースの付け替えみたいに簡単にバンド交換をできるわけではないのですが、wena wrist active本体を付け替えることで普段はタグホイヤーの軽量スポーツモデル、山に行くときだけPRO TREKという使い方ができます。
アクティブモードで連続動作するのはたった8時間だけですが、これでGPSログを記録できるスマートウォッチに大変身です。
シリコンバンドの感触もしっとりしていてなかなか良い感じです。メタルバンドだとたまに皮膚をはさんでしまう感じがあったので、装着感はwena wrist activeを使った方が良い感じだと思います。(写真はwena wrist activeを装着していない状態です。裏からみるとこんな感じで普通のバンドとして装着しています。)
12年前に買った思い出の登山用腕時計が、これでまた大活躍してくれそうです。PRO TREK + wena wrist activeを装着して、この夏はどこの山に登ろうかな。
スマートウォッチ wena wrist active |
ソニーストア価格: 29,880円+税 |
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発売日 | 2018年3月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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テックスタッフ 店頭入特典 |
開店4周年記念品プレゼント |
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☆当店blog 2018.4.7「『wena wrist』のおサイフリンク設定サービスをはじめました 」
☆当店blog 2018.4.4「『wena wrist active』開梱&セッティングレポート 」
☆当店blog 2018.3.8「wena wrist active ショールーム展示レポート」
☆当店blog 2018.2.28「wena wrist activeがソニーストアにて受注開始しました!」
☆当店blog 2017.12.7「スマートウォッチ『wena wrist』に質感と高級感にこだわった「wena wrist pro」など新商品が登場!」
■wena wristのヘッド部分はこちらから購入できます
スマートウォッチ wena wrist head |
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☆当店blog 2018.5.4「wena wrist activeに合うヘッドはこれだ!」
■ご自身で用意した時計ヘッドを装着する際に使います。本体には22mmのものが付属します
wena wrist active用エンドピース WA-EP |
ソニーストア価格: 3,500円+税 |
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発売日 | 2018年3月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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■本体に付属するバンドと同じモノです。長さ調節はハサミで切っての調整になるので失敗したとき、劣化交換したいときに購入します
wena wrist active用 エラストマーバンド WA-B01 |
ソニーストア価格: 2,000円+税 |
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発売日 | 2018年3月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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☆当店blog 2018.4.20「『wena wrist active』のエラストマーバンド調整の話 」
■本体に付属します。職場と自宅用など2カ所で充電環境を用意するときなどに利用します
wena wrist active用 充電コネクター WA-CC01 |
ソニーストア価格: 2,000円+税~ |
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☆当店blog 2017.12.7「スマートウォッチ『wena wrist』に質感と高級感にこだわった「wena wrist pro」など新商品が登場!」
☆当店blog 2017.8.25「wena wristにbeamsとのコラボモデル第二弾 “beams Black” が登場!」
☆当店blog 2017.7.3「『wena wrist』に電子マネー機能内蔵のレザーバンドが新登場」
☆当店blog 2017.6.21「『wena wrist』に女性向けの新モデル『wena wrist Three Hands Square』登場」
☆当店blog 2016.10.27「バンド部に機能が入った腕時計「wena wrist」や次世代の電子工作ツール「MESH」がソニーストアでも販売開始」