『CP+2016』2日目を見学して来ました
こんにちは、店員よねっちです。
2月25日に開幕した写真カメラショー「CP+2016」の2日目を見学して来ました。ソニーブースについては店員佐藤が既にレポート済ですので、今回は他のブースの様子も少しレポートしてみたいと思います。
とはいいつつも、やはり一番最初に足を向けてしまうのはやっぱりソニーブース。ただでさえ込み合うモデルさん撮影コーナーですが26日も大盛況となっていました。
スペシャルセミナーが行われるスペースにはかなり大きなモニターが設置されているのですが、大画面で見るα7R IIの高解像度には目を瞠るものがあります。
3D映像ではないのに3Dに見えるほどの立体感を感じることが出来ます。
12時から行われた高城剛氏のセミナーは用意された椅子に座りきれないほどの人気ぶり。
セミナーを終えた後は会場をぐるっと見て回ることに。各企業趣向を凝らしたブースが会場いっぱいに展開されています。
サイトロンジャパンのブースでは日本初上陸となる0.1倍から2倍の範囲で撮影できる60mm F2.8マクロレンズや、110度の超広角ワイドな画角で撮影できる15mmF4マクロレンズが展示されていました。
光ってしまって少し見にくいのですが、作例としてこんな写真も置かれていました。15mmF4マクロレンズで撮影しているようですがアリがこんな大迫力で撮影できるなんて凄いですね!
15mmF4マクロはシフト機能が搭載されていて±6mmの上下移動が可能になっていると教えて頂きました。シフト機能を使うことで建物があおったような構図にならず、輪郭が垂直になるように自然に写すことが出来ます。
カメラだけでなくこんな面白い製品も。なんでも着る防虫ウェアということで、帝人フロンティアとあの殺虫剤でも有名なアース製薬が共同開発し、繊維に虫を寄せ付けない特殊な加工をした素材「SCORON」を使っているそうです。
帽子やアームカバーなど様々な種類がありましたたが、写真の服は触ってみたところ薄くてメッシュ素材の様になっていたので、夏場でもちょっと羽織ったりなんてことが出来そう。森の撮影とか虫を気にせず出来るのはいいですね。
そしてこちらはPhase Oneの中判デジタルカメラで画素数が1億もあるという超高画素カメラ。1億画素CMOSフルフレームセンサーはソニーとの協業による新設計になっています。
一億画素にも驚きなのですがその価格にも驚きます。なんと680万!どんな写真が撮れるのか私には想像もつかないです。
CP+2016で初公開となるものとしては、SDカードの規格策定を行なうSDアソシエーションが、新しいスピードクラス規格の「ビデオスピードクラス」を発表しています。
次世代の大容量メモリーと高精細高画質映像記録撮影に対応し、従来のスピードクラス・UHSスピードクラス領域をカバーするとなっています。スピードクラスの表示は「V30」や「V60」のように記載され、V60~V90は8Kにも対応します。
目を惹く展示物としてはこちら。よく見ると表面がちょっとざらついているのが分かると思うのですが、なんとこれ、和紙に印刷されているんです。
写真も和紙に印刷されているとまた違った印象がしますね。まるで精密な絵のようで、素敵です。ちなみにこの掛け軸は私の前に外国の方が熱心に撮影されてました。
写真を掛け軸にするというのはやはり日本ならではということで、こんな展示方法もいいなと思います。
キャンペーンなどでお世話になっているドコモさんでは「フォトコレクションプラス」というサービスの紹介をされていました。
なんでも月額280円で毎月1冊フォトブックを作ってくれるサービスだそう。フォトブックは145mm×145mmで厚みは3mm。写真は21枚掲載できるとのこと。
こんなサービスあったんですね。280円で1冊ってリーズナブルですし、あまり宣伝していないのがもったいないような。ドコモユーザーさんは携帯電話にたまっている画像をフォトブックにしてみてはいかがでしょう?
なかには中国の企業の方もいらっしゃいました。フルサイズイメージセンサーのミラーレス一眼専用として世界初となるF値0.95の超大口径レンズが置いてあり、また、参考展示として置かれていた135mm F1.4レンズのボディにはなんとソニーのカメラが使われています。
写真では分かりにくいと思いますが、ボケも非常にきれいです。価格もリーズナブルでしたので、気になる方はCP+2016で是非お試しください。
展示の中にはドローンなんかも。操縦を実演していてこちらも賑わっていました。当店にもカメラ機能がついたミニヘリコプターがありますが操縦って難しいんですよね。さらっと操縦しているのが凄いです。
ズラっとドローンが並んでいるのもなかなか圧巻です。
会場にはカメラ博物館もありました。
カメラの初期のものから年代順におかれており、時代による移り変わりが分かるようになっています。
↑このカメラは無銘湿板カメラと言うようです。黄色の布の覆いの中には棚のような物が付いており、おそらくここで現像とかを行うんでしょうね。
ここら辺は1930年~1980年ごろのカメラ。 このころからすでに形は今のデジカメのようになっていますが、こういう形のフィルムは始めてみます。
ソニー”α”の元祖ともいえるミノルタα7000も置いてありました。とにかくいろいろなカメラがあるので見ごたえがあります。
26日(金)から行われている催しとしては「CP+中古カメラフェア」があります。
大阪や福岡、新潟など様々な地域のカメラ屋さんが出店していました。
レンズやカメラボディが所狭しと並んでいます。これは思わぬ掘り出し物なんかもあるかもしれませんね。
よく探すとMINOLTA AF 85mm F1.4 G(D)リミテッドという700本限定のレンズも! 価格が45万円もします。G Masterレンズよりも高いんですね。
中古品だけでなくアウトレット商品もあります。こういったポーチなんかは何個かあってもいいですね。他にも三脚やフィルターなどたくさんのアウトレット商品がありました。CP+の会場とは別フロアになっているのですが、会場を見終わったらぜひお立ち寄りを。
こういったカメラの展示会には初めて参加したのですが、セミナーや体験コーナーが多くのブースで行われており、とても勉強になりました。次はもっと知識を付けて参加したいと思います。いろいろ教えていただきありがとうございました。
CP+2016は明日27日、日曜日まで開催されていますので、ご興味のある方は是非この機会にご参加下さい。
☆”α”製品情報「CP+2016 ソニーブース出展のご案内」