microSDXCの高音質モデル『SR-64HXA』開梱レビューレポート

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こんにちは、店員佐藤です。

今年の3月に発売になって話題になっていたハイレゾ対応ウォークマン向けのmicroSDXCカード「SR-64HXA」を購入しました。発売からちょっと時間が経ってしまいましたが、NW-ZX100やNW-A20シリーズの発売前に、どうしてもこれの効果を自分の耳でじっくりと検証してみたくて取り寄せています。

メモリーカードだけで本当に音が変わるのか? 高音質モデルのmicroSDXCカード「SR-64HXA」の開梱レポートをお届けします。

 

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※ 本カードにデータを高音質なものに変換する機能はありません。また、いかなるオーディオ再生機器においても、音質向上効果を実現または実感できることを保証するものではありません。検証に使用した機器:ウォークマンNW-ZX2およびNW-A10シリーズ

という注意書きもあるとおり、特に高音質にするための機能が搭載されているわけでもなく、メーカー側でも音質向上効果を実感する保証もないという製品。

単に電気信号を読み出すだけのパーツですし、デジタル化された信号で音質に影響があるのか?というと、理系の方ほど疑問を持たれると思います。理論的にはここで音質が変わることは無いんじゃないの?とも思えるんですが、ハイレゾオーディオのコンポでも電源のつなぎ方、スピーカーコードの向きを変えるだけでも音質が変わるのを目の当たりにしています。

電気的にはメモリースロットの読み取りもアンプ出力部分もつながっているわけで、こういうメモリーカードの読み取り部分のパーツを変えるだけでも音質が変わりそうな気もします。

理屈で音質への影響がどうこういうよりも、やっぱり実際に聞いてみないとなんとも言えないでしょう! ということで取り寄せてみました。

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通常のSDカードであれば容量、速度が保証されれば部材を変更して製品として販売を続ける場合もあるそうですが、このプレミアムサウンドモデルの「SR-64HXA」では実際に耳で音質の影響を吟味し、使用する部品、材料を管理して設計仕様を維持しているとのこと。

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規格が違うものではないのでメモリースティックProとメモリースティックのときみたいに端子形状が違う、ということもありません。規格としてはmicroSDXCカードのClass 10のスペックを維持したものとなっています。

転送速度が速い方が音質的には有利、とかいうこともなく、あくまでも電気的なノイズの低減などの効果があるパーツを選んだというカード。

今回は32GBの高速転送対応SDHCカードとSR-64HXAに同じハイレゾ楽曲のオーディオデータを書き込んで聞き比べをしてみます。

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こういう、微妙な音質の違いなどを聞き比べるときはある程度、高音質を楽しめる機材で比較しないと違いがわかりにくいというのを経験しています。動作検証にも使ったというNW-ZX2を使って比較試聴をします。

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ちなみにNW-ZX2のメモリーカードスロットを開くとそこにmicroSDXCカードスロットがあり、カードを挿したり、曲の再生を始めるとアクセスランプが超高速に点滅をして、データの読み取りをおこなっていることがわかります。

曲を再生して10秒ほど経つとアクセスランプが消えるので、おそらく電気的なノイズの低減というと、この部分で効果がありそう。曲の聴き始めは集中して音楽を聴くし影響が出やすそうな部分とも思えます。

あと、このアクセスランプの点滅ですが、ものすごい高速で人間の見た目には点滅しているのか点灯し続けているのかもわからないくらい。これ、アクセスの仕方とか違ってたりするのかな?

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ということでサイバーショット「DSC-RX100M4」を用意して、これにマクロフィルターを装着。サイバーショットRX100M4に新搭載されたスローモーション撮影で960fpsにてアクセスランプの撮影をしてみました。

意外にも高音質モデルの「SR-64HXA」の方がアクセス回数が少ないようです。高速転送、高速アクセスがそのまま高音質につながるわけではないと聞いていますが、本当にそうみたいですね。1回のアクセスで同じデータ量の読み出しをしているならSR-64HXAの方が転送が遅いことになるんですが、電気信号的にはこの方がよいんでしょう。

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ということで、NW-ZX2にXBA-Z5を使って試聴してみます。

普段、Xperia Z3 Tablet Compactでハイレゾ音源を聞いているもので、NW-ZX2の音を聞く、それだけで音質に圧倒されます。ZX2はやっぱりすごいなぁ。

カードを差し替えながら、同じ楽曲を続けて聞き比べるんですが、ふむふむ、確かに違いがあるように思えます。ただ、絶対的な自信がもてなくて、何度も聞き比べをしてしまい、ブラインドテストをしたときに聞き分けができるかはわかりませんが、確かに違って聞こえます。

SR-64HXAで聞いた方が音がまろやかな感じがします。

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XBA-Z5を使ってわからないなら、PHA-3+MDR-Z7で聞いてみるしかないでしょう。ヘッドホンケーブルの違いなども、こうした高音質機材だけで組まないと違いは大きくわからないのと同じ様に、こういうパーツの違いは最高機材を使った方がわかりやすいんです。

聞き比べてみると、やっぱりプレミアム・サウンドカードの方が0.5ランクくらい上に聞こえるんですよね。

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最終的にはNW-ZX2にMDR-Z7を直接つないで聞き比べるんですが、このセットが一番違いがわかりやすいかな。

カメラと一緒でオーディオも製品と一緒にユーザーの耳を成長させていくのを楽しむ製品群です。このクラスのオーディオ機材をお持ちの方でしたら違いは聞き比べておわかりになるんじゃないですかね?

と、ここで店員ヨネちゃんにも体験させてあげて30分くらい聞き比べをしていたんですが、返ってきた返事は「音質、かなり違ってますよ。SR-64HXAの方が響きがよく聞こえる感じがします。自分でカードをシャッフルしてセルフブラインドテストをしたけど、違いを聞き比べることができました。」とのこと。

さすが若い子はこういうのの聞き比べができちゃうんだなぁ。私ももう少し、このパターンでいろんな曲を聞き比べてみよっと。

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間もなく発売になるNW-ZX100やA20シリーズもmicroSDカードを使ったメモリー増設ができます。

より高音質に楽しみたい、という方は、当店店頭で比較試聴してみて違いを体感してみてはいかがでしょう? 試聴したい楽曲がありましたら店頭までお持ちください。その場でデータ転送をして比較試聴ができるようにいたします。

 

 

DSC00001.jpg microSDXCメモリーカード
高音質モデル

SR-64HXA
ストア価格18,500+税
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発売日:2015年3月5日
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NW-ZX100.jpg ウォークマンZXシリーズ
[メモリータイプ]

NW-ZX100
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☆当店blog 15.9.11「新型ウォークマン『NW-ZX100』ショールーム展示レポート」

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☆ソニー商品情報スペシャルコンテンツ「ゾクゾクハイレゾ」はこちらから

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MDR-NW750N.jpg ノイズキャンセリング機能搭載
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