2015年4月24日

So-net PLAY SIM到着　山手線で回線速度チェック！

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好評連載中のソニーストアのスマートフォン「Xperia J1 Compact」の開梱＆回線接続設定レビューですが、今回はいよいよ総仕上げです。So-net PLAY SIMがついにやってきました。

「Xperia J1 Compact」の設定の最終段階のレポートです。

これまでの流れですが、最初はスマートフォン端末の性能比較からはじまり、月額料金が破壊的に安くなることを考察。

先に本体だけ到着するので、まずはそれを今まで使っていたドコモSIMで利用する方法を試して、そして一番面倒に思えたドコモからのMNP、SIMのアクティベートの申し込みがあっけなく終了した、というところまでをレポートしてきました。

4月20日（月）に到着して21日（火）に申し込み。3日～1週間ほどかかるとされていたSIMの返送ですが23日（木）には到着していました。昨夜自宅にSo-netからPLAY SIMが到着していたので、昨夜の様子から話を続けます。

So-net PLAY SIMは宅急便にて到着。薄いぺらぺらのパッケージでやってきました。

中を開けるとPLAY SIMの台紙に、ドコモSIMが入っており、この中にスマートフォンの設定に必要なAPN設定情報などの記載もあります。

これを元にスマートフォンに面倒な設定をするのかと思いきや、SIMカードを挿したらアクセスポイントの変更をするだけで接続できてしまいました。

私の場合、数日が待てなくてドコモの「mopera U」サービスを利用してしまったためAPN変更をしていたんですが、それをしなければカードを挿しただけで使える様になっていたのかもしれません。

「PLAY SIM 音声通話機能付き　ご利用マニュアル」というのも別途入っておりそちらにも設定方法についての案内は掲載されてます。

送られてきたマイクロSIMをXperia J1 Compactに挿入。

これで月額1,580円の通話機能付きデータ通信サービスが利用できるようになりました。電話番号もここ8年くらい使ってきた私のドコモ時代からの電話番号がMNPでそのまま利用できます。

電話番号の変更は自分は良いんですけど、知り合いの方に迷惑というか、周知するのが大変ですからね。

今まで使ってきたドコモの携帯電話たち。もう今はスマートフォンではないFOMAのiモード携帯電話は機種がほとんどありません。以前の私は100円携帯でソニーエリクソンモデルが出たらすぐに買っていた感じで、手元には4台のモデルが残っています。これをローテーションで使っていました。

人に見せるたびに「懐かしい～」とか、言われていたんですが、私にとっては現役で使っている携帯電話なので全然懐かしいことはなかったんですが、これで私も懐かしー気持ちになれるかも。

さて、そういうわけで現在手元には2台のスマートフォンがあることになります。新しく購入してMNPで電話番号もついたXperia J1 Compactと、今まで使っていたデータ通信専用のドコモ回線のXperia Aです。Xperia Aは6月になってから解約しないと違約金が発生してしまうためあと1ヶ月、必要はないのですが回線を生かしておくことになります。

で、あれば、今のうちになにかできることはないかと考えたときに。。。あ、そうだ、So-net PALY SIMの回線速度とか比較測定してみましょうか。

今朝の通勤時にやってみたんですが、回線スピードの測定アプリを使って、So-net PLAY SIMのXperia J1 Compactと、NTTドコモのXperia AでPINの反応速度と、ダウンロードスピード、アップロードスピードを測定。

私は通勤で山手線の外回りを使って池袋から新橋まで乗ってくるんですが、主要駅に泊まったときに順次、この2台の回線速度を計測してみました。異常値が出たときは測定し直しをしているんですが、そういうときも異常値はそのままなので、その時間の条件ではそういう差が出ているんだなと、納得。

結果を比較するとこんな感じです。

PIN反応速度は信号を送ったときに返事が返ってくるまでの時間を計測したモノ。グラフの数値が低いほど成績が良いことになります。新橋駅でドコモ回線がやたら遅かった事を除くとSo-net PLAY SIMも、ドコモ回線も大差はありませんでした。

大きなデータではなく、ホームページを見たいるときに次のページへ移るときのタイムラグがこういうところに出るんだと思いますが、反応速度に大きな差はなしです。

平均値をみるとSo-net PLAY SIMが36.8ms、ドコモ回線が38.4msとなっているので、なんとSo-net PLAY SIMの方がわずかながら優秀、とい
う結果になっています。

ダウンロード速度の差はこちら。これは数値が大きい方が優秀。見ての通り、山手線の中での計測ではなんとSo-net PLAY SIMが圧勝。全ての駅においてSo-net PLAY SIMの方がダウンロード速度が速かったことになります。

ただ、ドコモSIMはうちのお店の中ですごい高速ダウンロードをしていて、ここで挽回しまくってしまい、結果、平均値はSo-net PLAY SIMが12.6Mbps、ドコモSIMが12.2Mbpsと僅差になってしまいました。

いやぁ、速いですね。So-net PLAY SIM。

アップロード速度は逆にドコモSIMの圧勝でした。So-net PLAY SIMが平均5.7MbpsでドコモSIMは7.5Mbpsという結果に。

それでも致命的な差ではありませんね。

もちろん、こういうのって時間帯によっても変化すると思います。今日測定したのは朝の10時前後ですでに通勤ラッシュは終わった時間でもあったので、ギュウギュウ詰めの満員電車の中ではまた状況が違ってくるでしょうし、テレビの話によるとお昼休みになってみんなが一斉にスマートフォンを使い始める時間が格安SIMには厳しい時間という話でもありました。

あと1ヶ月以上、ドコモの契約期間がありますので、通勤や外出時に2台持ちで測定しまくってみたいと思います。So-net PALY SIMにとって都合の悪い数値が出ても、必ずまたレポートします。（っていうか、本来、こんなに速度が速いはずないですもんね！？）

【追記】

朝の時点で測定したダウンロード速度、アップロード速度は上記のとおりでしたが、この日の帰りに測定してみたところ、かなりの差がでました。

こちらがその結果です。測定は22時頃の山手線だったんですがSo-net PLAY SIMは全域にわたってダウンロードスピードは1Mbps以下でした。それでもPINの反応速度に違いはないのでテキストベースの通信であればあまり違いが感じられなかったというのも事実です。詳しくはまた後日レポートします。

通話機能のついた回線をこうしてキャリア以外の通信サービスで利用するのが私もこれが初めてだったので、契約とか間違いなくできるかと不安でしたが、やってみたら全然簡単。間違えるところもなかったし、なによりもMNPの手続きでドコモの窓口に行かなくてはいけないと思っていて、それが一番面倒に思えていたのに、それがオンラインで一発で完了したのがラッキーでした。

メインの電話回線の方はもうこれでなにも手続きすることもなく、これからは毎月1,580円だけで通話機能とデータ通信ができるスマートフォンを使い続けることができます。

毎月の通信費が思い切り安くなったので、Xperia J1 Compactが手に入ったことよりもそれが一番嬉しかったりして♪　通信費を節約してでも月額6,500円かかっていたものが、再来月からは1,580円＋あんしん保証500円で済みます。月額4,500円浮くので年間では54,000円。端末本体の料金も1年でペイできます。