今までウォークマンをスポーツに使ったり、スポーツ用のヘッドホンなどの製品がありましたが、これは初めてのスタイルになると思います。パーソナルトレーナーとも言えそうなスポーツデバイス「Smart B-Trainer」が発表＆先行予約販売開始になりました。

 

これもCESで発表になってから登場を待っていました。ランニング時のログ計測と、心拍数を測定してトレーニングのサポートをしてくれる「ウォークマン」みたいなものになります。

外観デザインや機能面ではウォークマンWシリーズのノウハウを利用していますが、そこに心拍計とGPSを内蔵。今までスマートフォンを持っていってトレーニングしていたことが、スポーツデバイス「Smart B-Trainer」だけで可能。

特に心拍数の測定って大変なんです。心拍数をはかるのに胸にバンドを巻いて、それを無線で測定してトレーニングに役立てる、というものは今までもあったんですが、これ、耳に入れるイヤーチップ越しに測定するんですよね？　心拍数をはかるのがすごく楽。この機能だけで元が取れそうな価格設定になっています。（高いんですよ、心拍計）

さらにNHKなどのマラソン番組でおなじみの金哲彦氏が監修したトレーニングメニューの利用をすることが可能。マラソンやジョギングをしたことがない人向けのメニューがズラッと並んでいます。

30分→60分走れるようになりたい。。。わかります。私も最初の目標は60分休まずに走ることでした。一度走れてしまうとあとはわけないんですが、そこまでが大変でした。

その後の10キロレースを90分で走りたい、ハーフマラソンを3時間以内で走りたい、というのもマラソン、ジョギングする人にとっては最低の目安くらいかも。走ったことがない人からはすごく遠い記録に思えるかもしれませんが「ゆっくり走る方法」を身につければこれらの目標は到達できます。

我々は小学校の頃から「速く走る走り方」しか教わっていなくて、長距離をゆっくり走る方法って知らないだけなんです。歩いているような息づかいで走ることってできるんです。

こういうトレーニングメニューを見ると、なんか実現できそうな気がしてきます。

さらにアシックスのスマートフォンアプリと連携ができるんですね。トレーニングのログが残ると、こういうのもモチベーションが上がります。

私はナイキのアプリを使っているんですが、アシックスのアプリも使ってみなくちゃ。

 

本体はすでにソニーストアで販売開始になっており、購入特典としてトレーニング向けの楽曲ファイルをプレインストールしてお届けすることができるとのこと。

MP3、WMA、ATRAC、リニアPCM、AACの楽曲を自分で入れることもできるそうなので、Media Goがあれば普通にウォークマンと同様の転送ができそう。

こうしたフィットネスミュージックはレンタルCDでも出ていますので、そういうのも利用をしても良いし、楽曲転送が面倒に思える方はプレインストール曲を選んでも良いかも。アルバムをひとつ選んでインストールしてもらうことができますが、+2,000円となるそうですのでご注意を。

スポーツデバイスという新しいジャンルの商品になりますが、ソニーストアでは通常のAV商品として扱われます。割引率クーポンの利用も可能です。

私もコレを買ってキロ8分→6分で走るのに挑戦してみます！

 

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☆ソニープレスリリース「ランニングログの記録、心拍数と連動した音楽再生や音声によるパーソナルトレーニングを実現“Smart B-Trainer”（スマートビートレーナー）発売」