AIBOの“治療”にあたる元エンジニア集団
Yahooニュースにて、またまた当店のリンク紹介をいただきました。ニュースはまたAIBOの修理の件についてです。
リンク紹介いただいたのは2005年の当店のこちらの記事です。
☆当店blog 05.5.22「AIBOのお誕生会ミーティング」
今から10年も前のblog記事になるんですが、当時、お台場にソニースタイルのメディアージュショールームがあり、そこでAIBOのアニバーサリーイベントとしてお誕生会ミーティングというのが開催されていました。
AIBOが事業終了になるのが2006年だったので、もしかするとこのお誕生会ミーティングがメーカーで主催していた最後のパーティーだったのかもしれません。
ニュース記事では、メーカーサポートが終わった後の修理を引き受ける職人さん達の会社について伝えてくれています。
記事の中で「メーカーのロゴを付けて売った物を使ってくれているお客さまがいるんだから、会社も『部品保有期間が過ぎたから無理』とシャットアウトするのではなく、保守窓口は開けておくべきだと思う。もしかしたら汎用(はんよう)品のヒューズ1本、モーター1個の交換で済むかもしれない。成人した自分の子供が起こしたトラブルを『20歳を過ぎたから私は知らない』と、親が責任放棄するのと似ているようにしかみえない」という言葉があり、それはもっともだな、と、思う反面、私がAIBOのサポートの窓口で受けた親切な応対は、担当の方たちができるだけのことをしよう、という強い姿勢も感じています。
最後の修理の際も不具合箇所だけではなく、故障はしていないけど劣化しているパーツまでの交換をするかどうか聞いてくださったり、他の製品では感じられないサービスがあったように思えます。
今、ソニーストアで行っている「ホームネットワークアシストプラン」みたいな定額制のサービスを導入してAIBOビジネスも存続ができたら良かったかもしれませんね。AIBOのニュースを読むたびにちょっと切なくなります。
☆Yahooニュース『製造元に捨てられたロボット犬「AIBO」…“治療”にあたる元エンジニア集団』