新型デジタル一眼カメラ”α5100” ソニーストア購入ガイド
先ほどソニーのデジタル一眼カメラ”α”シリーズに最新モデル”α5100”が発表になりました。
クラス的にはエントリークラスの最新モデルになりますが、2月に登場したばかりの”α6000”で初搭載された全面像面位相差AFを搭載したモデルになります。破壊力満点のAF性能をエントリークラスのモデルに搭載しちゃうなんて、これは思い切ったモデルかも!
従来モデルや”α6000”と性能比較をしつつ、レンズキット別のお得度も比較してみました。
まずは上位機種の”α6000”が発表された時の動画になるんですが、こちらのAF動作の様子をご覧ください。AF-Cに切り替えたときの小さい四角がチラチラ見えるシーンがあると思いますが、これが全面像面位相差AFのAFポイントになります。従来のモデルでは前半にあるみたいに四角枠がピピッと出たときの大きなAF枠でフォーカスを合わせていて「コントラストAF」という前後にややフォーカスをずらして合っているところを探るみたいな動作をしていました。
ソニーのデジタル一眼カメラ「NEX-5R」というモデルから像面位相差AFという、フォーカスがずれている距離を測定する方式のAFを併用するようになり、これが高速化。”α6000”のAFではこれが第3世代のものになって急激にAF性能があがった感があるんですが、それと同じモノが”α5100”にも搭載されました。
☆当店blog 14.6.25「デジタル一眼“α6000”の連写でGO!」
詳しくはα6000の時の記事をご覧いただきたいところなんですが今年になって発売されているソニー”α”のAF性能は今までとは別次元。α5100も使ってみたいなぁ。
そして個人的にはこれも大きな性能アップポイントになると思うんですが画像処理エンジンに2013年秋に登場した最新の「BIONZ X」が搭載。
画像処理能力が従来比で3倍ほどになっており、さらに画質も向上しており初搭載の”α7”以降のカメラにはこのチップがすべて搭載されているんですがBIONZ X搭載のカメラはどれもことごとく高画質化されています。(効果が高いのは”α”ばかりではなくアクションカムなどの小型カメラでも!)
これにより連続撮影枚数も大幅増。
AF性能の向上と合わせて、まさに「運動会デジタル一眼」の最右翼マシンになっていると思います。
仕様表を見比べてざっくりとソニーストアで販売中の現行機種との性能比較をしてみると下記の通りとなります。
α6000 | α5100 | α5000 | NEX-5T | |
センサー画素 | 2430万画素 | 2430万画素 | 2010万画素 | 1610万画素 |
フォーカス検出方式 | ハイブリッドAF 像面位相差179点 |
ハイブリッドAF 像面位相差179点 |
コントラストAF | ハイブリッドAF 像面位相差99点 |
画像処理エンジン | BIONZ X | BIONZ X | BIONZ | BIONZ |
連続撮影枚数 JPEG L FINE |
49枚 | 56枚 | 15枚 | 11枚 |
連続撮影速度 | 11コマ/秒 | 6コマ/秒 | 3.5コマ/秒 | 10コマ/秒 |
ロックオンAF | ○ | ○ | ○ | × |
動画 XAVC S対応 | × | ○ | × | × |
電子ビューファインダ | ○ | × | × | △ オプション対応 |
液晶モニター解像 | 92万ドット | 92万ドット | 46万ドット | 92万ドット |
タッチパネル対応 | × | ○ | × | ○ |
内蔵フラッシュ | GN4 | GN4 | GN6 | △ アクセサリー対応 |
静止画4K出力 | ○ | ○ | ○ | × |
重量(バッテリー込) | 344g | 283g | 269g | 276g |
価格(ボディのみ) | 64,571円 | 54,880円 | × | 38,880円 |
(ズームレンズキット) | 78,857円 | 69,880円 | 47,500円 | 53,500円 |
(Wレンズキット) | 102,667円 | 89,880円 | 66,000円 | 70,880円 |
上位機種の”α6000”と比べても遜色ない内容。電子ビューファインダーを搭載していないものの液晶モニターのタッチパネル対応になっているのは”α5100”の方だけ、というのも注目ポイント。
これで”α6000”との価格差が約1万円というのは良い線をいってる感じがします。
EVFの必要性がたかくなってくるのはやや老眼が来てしまっている方などで若い方でしたらモニター撮影だけでも充分。それよりは直感でAF操作ができるタッチパネルの方が良い!なんて声が聞こえてきそうです。
最大連続撮影が56枚で、”α5100”は最高で秒6コマ連写が可能なので約10秒弱の連続撮影が可能になります。これも運動会撮影だけではなく決定的な瞬間の撮影には大きな武器になるでしょう。
さて、その”α5100”ですがソニーストアではメーカー直販ならではのスペシャル特典付きで販売します。
まずはボディケースのイニシャル刻印サービスです。カメラ本体にイニシャルを入れてしまうとリセールバリューに影響をしてしまいそうですが、カメラケースの方にイニシャルを入れるのはありかも。
ソニーストアで本体と同時にボディケースを購入すると刻印料無料で2文字までの半角英字を刻印してもらえます。ボディケース単品で購入時にも500円で刻印してくれます。
これは気軽に刻印サービスが利用できそうです。
そして、こちらはソニーストアで”α5100”を購入した場合の特典プレゼント。
銀座ソニービルショールームで開催されるα cafe体験会の様子を収録したDVDをもれなくプレゼントしてくれます。
☆当店blog 14.7.22「デジタル一眼カメラ『α cafe 体験会』参加レポート」
回を重ねるごとに大盛況のα体験会。私も先月、参加させていただいてきましたが難しい話を簡単にしてコツの部分だけを凝縮して教えてくれます。
カメラの体験会というと男性向けの難しい話という印象があるかもしれませんが、ソニーのα体験会は女性比率も高いし老若男女問わずに参加されていますので、そういう偏った話しになる心配もありません。
東京近郊の方しか参加ができないところですが、これは地方の方に嬉しいかも。
さらに、ソニーストアならではの「3年ワイド保証」という動産保険に近いサポート保証も無料でついてきます。「ワイド保証」というのは水没や落下などのユーザーの過失による破損でも無料で修理をしてくれるありがたい保証サービス。盗難や紛失などには対応しませんがカメラボディが手元にあれば、保証が利用できます。
実際にそんな保証とか利用するかな?カメラを壊したことはないし。。。という方も、こういう保険がついているカメラなんだと思うと、カメラを持ち出す機会は増えると思います。「天気が悪くなりそうだし」とか「アウトドアにカメラを持って行くのはちょっと不安」とか言うときも「いざというときにはワイド保証が使えるから!」と、思うと持ち出しやすくなります。
ワイド保証に入っていると、間違いなく撮影機会を増やすことができるはずです。ちょっとしたことかもしれませんが、こんなものもメーカー直販ならではのメリットなんです。
さらにソニーストアだけの限定販売ということで2つのオリジナルレンズキットも用意されています。初めてデジタル一眼カメラを購入される方には「SEL50F18」とか「SEL30M35」とかの型番を見てもなんのことかわかりにくいと思いますが、後から交換用に購入するレンズで人気のある2本をあらかじめ用意して販売するキットになっています。
NEX-5N+SEL50F18 F2.5 1/200秒 ISO100 WB:太陽光 クリエイティブスタイル:風景
☆当店blog 12.8.12「SEL50F18で夏休み後半戦」
☆当店blog 12.3.9「Eマウント単焦点レンズ『SEL50F18』の開梱レポート」
SEL50F18は当店で歴代ナンバーワンの出荷本数を記録する名作レンズ。28,000円という低価格ながら非常に綺麗な「ボケ」を味わえる単焦点レンズになっています。え?レンズってシャープに写った方が良いんじゃないの?というところですが、デジタル一眼カメラでは自分で狙っている被写体をしっかりと写して背景をぼかすことで、より印象的な1枚にする演出をすることができます。
この時に背景のボケに変なクセがなく綺麗にふわっとしている描写ができると、嬉しいモノなんですが、そういう体験ができるレンズなんです。
私もデジタル一眼カメラ”α”を8年前に使い始めたときに一番グッときたのがこの50mmの単焦点レンズでした。標準ズームレンズとセットで購入するならこのレンズは超オススメです。
NEX-5R+SEL35M35 F4.0 1/60秒 ISO160 WB:太陽光 クリエイティブスタイル:風景
「SEL30M35」はマクロレンズ。レンズ前1cmくらいまで寄ることができる接近撮影に強いレンズです。通常のレンズだと30~50cmくらいまでしか近寄っての撮影はできないものなんですが、マクロレンズは極端な寄りができます。
普通は標準ズームレンズの次に望遠ズームレンズを購入してステップアップしていくんですが、イベントごとが特にないという方だと望遠レンズを使ってもあまり「デジタル一眼カメラならではの写り」って楽しめないんです。望遠撮影はコンパクトデジカメでも撮れますからね。
ところがこういう単焦点レンズ、マクロレンズについてはデジタル一眼カメラならではの写りが思い切り楽しめます。SEL50F18はアウトドアで風景、人物を撮影することが多い方向けで、室内や小物の撮影機会が多い方はマクロレンズのSEL30M35を最初に購入するのがお勧め。カメラ撮影が一気に楽しくなると思います。
小さくアイコンで「αフォトライフサポート」というのも見えますが、こちらもお得なソニーストアの会員サービスとなっています。会費は3年で17,000円となっていますが、α本体購入時に加入すると15,000円になって2,000円お得。
入会するとαレンズを5%オフで購入できる会員専用ページにアクセスできるようになります。会費が15,000円と言っても12,000円はαレンズ購入に利用できるクーポンで帰ってきますので実質3,000円。それで5%オフなので3年の間に6万円のレンズを購入すれば元は取れる計算になります。(他にセミナーなどの割引もあります。)
ソニーストアのオリジナルレンズキットで購入&入会すると本体購入時の会費2,000円割引と、最初に購入するαレンズの5%オフも同時に恩恵を受けることができるようになっています。通常だとこの手は使えないので、このキットも実はちょっとお得にできているんです。
”α5,100”の各レンズキットですが、それぞれバラバラに購入したときと比べるとどれくらいお得なのか計算したのが下記の表になります。
ストア価格 | 価格内訳 | お得度 | |
ILCE-5100 ボディのみ |
54,880円 | 54,880円 | 0円 |
ILCE-5100L ズームレンズキット |
69,880円 | 54,880円(ボディ) + 32,190円(SELP1855) |
17,190円 |
ILCE-5100Y Wズームレンズキット |
89,880円 | 69,880円(ILCE-5100L) + 33,600円(SEL55210) |
13,600円 |
ILCE-5100L_TKIT ズーム/単焦点キット |
111,480円 | 69,880円(ILCE-5100L) + 28,000円(SEL50F18) + 17,000円(αフォトライフS) |
1,400円 + 2,000円 |
ILCE-5100L_MKIT ズーム/マクロキット |
107,680円 | 69,880円(ILCE-5100L) + 24,000円(SEL30M35) + 17,000円(αフォトライフS) |
1,200円 + 2,000円 |
わかりにくいかもしれませんが上段のモデルと比べて追加されているレンズ、サービス代をバラで購入したときと比較したときのお得度を計算しています。ILCE-5100Lを購入すると、それだけで17,190円お得になっていて、それを含んでいるセットはどれも17,190円お得になってしまうんですが、それを全部計算するとすごい価格になってしまうので、わかりやすく上段との比較にしてます。(これをやらないとWズームレンズキットとかって30,790円もお得になってしまうんです。)
なにもレンズ資産がないところからスタートするのでしたら単焦点レンズキットか、マクロレンズキットがオススメです。
いまいち違いがわからなくて。。。という方は当店店頭までお越しいただければご案内をいたします。実機の様子はまた後日お伝えしたいと思います。9月5日お届け予定とのことですが、運動会にはこのカメラ威力を発揮するでしょうね。
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α5100”ボディ「ILCE-5100」のご案内はこちらから
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α5100”パワーズームレンズキット「ILCE-5100L」のご案内はこちらから
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α5100”Wズームレンズキット「ILCE-5100Y」のご案内はこちらから
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α5100”ズームレンズ/単焦点キット(αフォトライフサポート付)「ILCE-5100L_TKIT」のご案内はこちらから
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α5100”ズームレンズ/マクロキット(αフォトライフサポート付)「ILCE-5100L_MKIT」のご案内はこちらから
★ソニーストア デジタル一眼カメラ”α5100”スペシャルコンテンツはこちらから
☆ソニー製品情報スペシャルコンテンツ「運動会はαで決まり!」
☆ソニー製品情報サイト「α5100」商品情報ページはこちらから
☆ソニープレスリリース「小型軽量ボディで動きの速い被写体を捉え続けるAF性能を実現 ミラーレス一眼カメラ『α5100』」
☆ソニー銀行『Sony Bank WALLET』のご案内はこちらから
たぁ
2014年8月20日 @ PM 12:30
結局、仕事の都合で7月中の購入が叶いませんでした(ToT)
と言ってるそばから5100。これも魅力的ですね。
またお店に寄りますので相談させてくださいね!
店員佐藤
2014年8月21日 @ AM 1:29
♪たぁさん、こんにちは。
α6000のご購入検討ありがとうございます。
これでまた選択肢がひとつ増えましたね!
ファインダーをあきらめて1万円安くボディを
購入することができるようになります。
ご来店、お待ちしています。