ウォークマンの歴史的モデル『NW-ZX1』登場
ウォークマンの歴史に間違いなく残る1台が発表になりました。
本体価格74,800円のハイレゾ音源再生対応のスーパーモデル「NW-ZX1」が発表になりました。74,800円ってすごいですよね。ついにサイバーショットRX1の流れがウォークマンにもやってきたのかもしれません。
さて、本日発表になった新型ウォークマンのラインナップですが、今回はフルモデルチェンジで上からZX1、F880、S780、E080、M505、WH300、W270Sシリーズが一度に登場&発売になっています。
発売日はほとんどのモデルが10月19日で、ZX1とM505の2機種のみ12月5日発売となります。それぞれのモデルの特徴をこれから1シリーズずつ紹介していきたいんですが、まずはZX1シリーズから。
すでに海外では参考出品で紹介されていましたが、登場したのは音質に妥協を一切していない超高音質モデルです。
プラットフォームはAndroid OS 4.1を採用しておりWi-Fi、Bluetooth、NFCなどは過不足なく搭載するものの、FMラジオやデジタルノイズキャンセリング機能などは非搭載。内蔵メモリーはウォークマンシリーズ最大になる128GBメモリーとなっています。
フリーのコーデックであるFLAC対応は昨年から始まっていますが、今年は192kHz/24bitのハイレゾ音源にも対応(ZX1、F880のみ)。さらにApple Lossless、AIFF(Appleが開発したフォーマット)にも対応しています。(AIFFはウォークマンS780、E080シリーズは非対応)
ハイレゾオーディオはこの秋からソニー製品で一挙にラインナップがそろい始めた製品群。音楽CDの44.1kHz/16bitフォーマットを超えた情報量がある音源を鳴らせる製品にこのロゴがついています。
CDを基準にすると96kHz/24bitで約3倍、192kHz/24bitで約6倍の情報量になると言われています。ついに音の世界にもハイビジョンクラスのフォーマットチェンジがやってきた感じ。
ちなみにスーパーオーディオCDで採用されているDSDフォーマットだと約64倍。こちらはもう4Kの世界かも。
さらにハイレゾ音源ではないMP3でもPCM音源でもDSEE HXにより音質をアップ。12月中旬頃から利用ができるようになるそうです。
こちらはソニーさんのプレスリリースです。ウォークマンZX1とF880シリーズが同列に扱われていますが、クラスとしてはまさにサイバーショットRX1とRX100みたいな関係なのかも。
そしてこちらは今世代の特徴になるんですが、あらたにMac OSに対応、簡単転送アプリも用意されるそうです。
もうひとつ大きなニュースは転送用アプリとして「Media Go」が採用されるということ。従来のx-アプリでも利用はできるそうですが、今後、x-アプリの新規開発は行われないようで、徐々にMedia Goへ移っていくイメージですね。
オーディオ基板をアルミ削り出しによる高剛性モノコックボディに精密に組みつけ、音質に影響を与える電気的なノイズなどの不要な外乱に対して強い構造にしているとのこと。
内部のコンデンサー、電源部、そしてコード類にも高品位なパーツを用いており、究極のウォークマンとして作られています。
誰がどう考えてもこういう路線でここまでやったモデルはありません。今までの「ウォークマン史上最高音質」をさらに突き詰めてしまった結果、というように見えます。
ヘッドホンも付属せず、別途用意してください、というモデルになっており、確かにこのクラスのオーディオ製品にそれなりのヘッドホンをつけてしまうと、そこで無駄に高額になってしまいそう。
ハイレゾ対応のヘッドホンを別途用意することになります。ウォークマン本体が74,800円でさらにヘッドホンに3万円前後プラスというイメージですね。
ソニーストアではZX1専用のオリジナルケースを用意するそうです。ソメスサドルというのはソニーストアのコラボレーションでは初めて登場。ケースの価格が25,000円でさらにデザインもなにもまだわかっていないというのではちょっとオーダーがしにくいですね。
ソニーストアでは現在のところオーダーは受け付けてはいません。後日、準備ができ次第ZX1購入者あてにメールでお知らせをするそうですので、ちょっと猶予があります。今日のところは安心してZX1本体のみをオーダーができあmす。
もう少し実機の様子をお伝えできればよいのですが、なんせ、これは私もまだ実機を目にしていませんので、わかるのはWEB上に公開されているデータのみとなります。
明日より銀座ソニービルショールームにて展示がはじまるそうですので、気になる方は銀座でチェックをどうぞ!
★ソニーストア ウォークマンZXシリーズ「NW-ZX1」のご案内はこちらから
★ソニーストア ウォークマンZXシリーズ スペシャルコンテンツページはこちらから
☆ソニープレスリリース「ウォークマン史上初 CDの音質を超えるハイレゾリューション・オーディオ音源に対応した『NW-ZX1』、『NW-F880シリーズ』を発売」
☆ソニー商品情報サイト ウォークマンZXシリーズ商品ページはこちらから
☆スペシャルコンテンツ「WALKMAN FIRST GUIDE」はこちらから
☆当店ホームページ『Sony Bank WALLET』のご案内はこちらから
K
2013年9月25日 @ PM 9:42
おじゃまします
最近オーディオ関連の展示会を見に行くと、Hi-Fi機器のデモのときにiPadとかを音楽プレーヤーとして使用しているのをよく見ますが、こちらもそういう用途がメインになりそうかな?とも思えます。
何はともあれ、実機を見て聴いてみたいですね^^♪。
店員佐藤
2013年9月26日 @ PM 5:57
♪Kさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
考えてみるとスマートフォンとかも本体価格は
7~8万円くらいはしているので、音に特化した
通信機能のついていないスマートフォンとして
みたら74,800円はそれほど高くはないかも
しれません。
是非、ご検討くださいませ♪