グランツーリスモ5の3D立体視の話
昨日発売のPS3ソフト「グランツーリスモ5」ですが、今日は会社に置いてある3Dブラビア「KDL-46LX900」につないで3Dプレイを試してみました。
そうなんです、自宅に1本、会社にも1本、ソフトウェアを買ってあるんです。
さて、中身は一緒なので開梱レポートは省いて、セッティングレポートも省いて(初期インストールと、50分インストールは会議と外出中にやっておきました。)、今回は普通にインストール作業が終わったところで、オプションから3D対応への切り替えを行います。
オプションからデバイスを呼び出して右の方に行くと3DTVのモード設定があります。
ここを開くと、魅惑の「3DTV」項目で「モードON」が選べます。
視差とか調整項目がいろいろありますが、とりあえずはこのままでプレイをしてみます。
いきなりメニュー画面がすごい事になっていて、おお、これぞ3Dじゃん!って感じなんですが。。。
えーと、肝心のレース画面を見るとどうも3D感がイマイチ。そういえばソニーフェスタのときや、ソニーディーラーコンベンションの時にも、3Dになっているのはわかるんですが、どうも車窓からの映像は立体感が乏しいんですよねぇ。
ということで、ここで視差というのを調整、初期値が3になっているので、これを6まであげるんですが。。。
おっと、ものすごい立体感! に、なるかと思いきや、画面の奥にレース画面が行っただけ。なんかブラビアの3Dモードのシュミレーテッドモードを見ているみたいなんです。
この監督モードとも言える、Bスペックの画面をみてはっきりわかったんですが、どうやら、そういうことみたいですね。
メーターや情報表示についてはブラビアの表面に張り付いて見えるんですけど、レース画面は全体をそのまま奥行きのあるところに持って行っているだけでレース画面自体が3Dになっているわけではないみたいです。
運転席目線にすると、運転席自体は3Dになって浮き出ているし、モード変更してボンネットだけ出る画面があるので、それを試しても、ボンネットだけは浮き出て見えるんですが、あとはどうも平面になっているみたいです。
そうかぁ。。。これで完全に3DでシュミレートするのってPS3を持ってしても無理なのかなぁ。その代わり走行画面がカクカクすることもなく、スムーズに見えるし遅延ももちろんないので、レース自体は快適に楽しめます。
なるほど、これがグランツーリスモ5の3Dモードでしたか。
デモ映像とかでさんざんすごい立体映像を見ていたのですごい期待をしてしまっていましたが、部分部分で楽しむって感じです。
若干、残念感が漂っていますが、それでもBスペックでの監督モードではかなり近未来的な気分を味わえるし、走行画面モードによっては立体感も味わえます。メーターと走行画面が立体的に見えるだけでずいぶん感じ方、視認性が変わります。
先ほどはグランツーリスモの中の3Dモードをいじっていましたが、一度設定をしてしまえば、ブラビア側のリモコンの3Dボタンだけで3Dと2Dの切り替えができます。
2Dと3D、どっちでプレイする?と、言われたら本気モードの時は3D、練習走行や経験値を積むためだけのBスペックの時は2Dって感じでしょうか?
まだ、全部のシーンを3Dで試しているわけではないのでマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」の様に、あちこちにちりばめられている3Dシーンを探し出すのも楽しみの一つになりそうですし。
以上、グランツーリスモ5の3D立体視レポートでした。
発売延期のニュース以来、ずーっと入荷未定になっていたソニーストアのPS3ソフト「グランツーリスモ5」ですが、昨日から受注を再開しています。今なら即納可能。
超大幅に遊びやすくなった「グランツーリスモ5」に是非、挑戦してみてください!
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