液晶ハイビジョンテレビ『ブラビア』5シリーズ10機種を発表
ソニーからデジタルハイビジョン液晶テレビ「ブラビア」の2014年モデルの新ラインナップが発表になりました。
今回発表になったのはデジタルハイビジョンテレビだけで4K対応テレビの発表はありません。全機種に超解像エンジン「X-Reality PRO」を搭載しているのが特徴。ソニーのテレビは2008年モデルを最後に、当時の映像エンジン「DRC-MF」の搭載を辞めてしまい、高画質路線から低価格路線に舵を切っていたんですが、ついにこうしてまた高画質路線に戻ってきた感があります。
またこのタイミングでのテレビの発表ですので、6月に開幕するワールドカップサッカー狙いでの販売をもろに狙ってきているのも嬉しいところ。今回の大会でソニーさんのスポンサードは終わる見込みですので、これが最後のワールドカップとタッグを組むブラビアということになります。
最上位機種のW920Aは日本向けに特別にラインアップされたモデルだそうで、シリーズ中唯一4倍速パネルを採用していたり、トリルミナスディスプレイを採用したり、サッカーを綺麗に、そしてリアルに見られる最高のハイビジョンテレビ、として用意しているというところでしょうか。
W920Aシリーズを筆頭に、W800B、W700Bシリーズなどが続くのですが、個人的に注目なのはW700B。
32型モデルでフルHDパネルを搭載した久しぶりのモデルになります。これ、PS4と組み合わせるのには最高でしょう。
なんせ、PS3の多くのゲームは720P解像度でグランツーリスモなど一部のソフトでしか1080iでの出力はできませんでした。PS4では1080pでの映像出力が基本。フルハイビジョンディスプレイでゲームをしないとPS4の高性能がもったいない状態。
商品情報ページでもPS4とのタッグをプッシュしていますが、低遅延での表示が可能な「ゲームモード」も搭載しており、まさにPS4仕様のブラビア。32型という画面サイズもパーソナルに使うならちょうど良い感じです。
こちらはブラビア全シリーズ対応になりますが「TV SideView」アプリの対応もそのまま続いており、スマートフォン、タブレットを使ってのリモコン操作、番組情報検索などができます。
その昔、WEGAの時代にも専用端末を用意して手元とダブル画面の提唱をしていたことがありましたが、それが今ではもう普通に出来ちゃいますね。
そして、これもちょっと変わった機能なんですが、壁掛け対応テーブルトップスタンドというのもW800B、W700Bに用意されています。
壁掛けに必要な金具が別売りになっているのではなく同梱されているので、後日、部屋の模様替えで壁掛けをしたくなった、というときも追加でパーツを購入することなく、ボルトだけ打ってしまえば壁掛け利用が可能。
ながーく使うことが多いテレビだからこその嬉しい仕様があったりします。
全機種ダブルチューナー搭載になり、テレビ視聴の裏でUSB接続されたHDDへ番組録画が可能。ブルーレイに焼いたり、ネットワーク利用をするつもりがない「ちょい録り」のためにポータブルタイプのHDDをつないでおくのも良さそうです。
★ソニーストア 32型フルHDブラビア「KDL-32W700B」のご案内はこちらから
これがソニーストアで70,000円+消費税=75,600円での販売になります。ふむふむ、カテゴリーは違いますがヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T3」を買うよりも安く済みます。
FF14とか長時間プレイをされる方なら、こっちの方が良いでしょうね。
ソニーストアでは最上位のワールドカップ記念モデル「W920A」シリーズでキャンペーンを実施。長期保証5年ベーシックが無償でプレゼントされるほか、クレジット分割払い手数料0%のキャンペーンも行われます。分割手数料0%だったら分割払いで買った方がなんかオトクな気がしてしまいますね。
ソニーストアのブラビアの販売ラインナップも新型モデルで一新。
あとは4K対応ブラビアが後日発表されて2014年モデルのラインナップが完成です。
☆ソニープレスリリース『超解像エンジン「X-Reality PRO」を全機種に搭載、液晶テレビ ブラビア 5シリーズ10機種を発売』