今日のメルマガは「DT1」レビューです。

LINEで送る
Pocket


先ほど、当店メルマガ「Colortec e-Sony Shop News」を配信しました。記事の中で、メーカーの動作保証対象外になりますが、type Tでの録画テストをしていますので、そこだけちょっと補足エントリーです。




デジタルチューナー「DT1」はLAN機能を搭載したデジタルチューナー。テレビに接続すると普通の外付けデジタルチューナーとして使えるんですが、これをホームネットワークにつなぐことで、VAIOからアクセスしてデジタル放送をVAIOに録画できてしまう、という製品。(詳しい説明はメルマガにて。。。)



対応スペックについてはこちらのページ(アクティベーションキーのご案内)で、簡単にご案内されています。Core 2 Duoとか搭載しているtype S とか、type C、type L 19型なら問題なく使えるわけですが、ここでちょっとやんちゃな実験をしたくなってしまうんですよね。



そう、モバイルといえば「VAIO type T」です。これにハイビジョン映像が取り込めて、それを持ち歩けるとなったら、最高じゃないですか!? ただ、type Tはメーカーさんの必要条件を満たしていない、Core Solo 超低電圧版というプロセッサー。これで果たして動かすことができるんでしょうか?


ってことで、テスト、テスト。(※ これはメーカーさんのサポート対象外のテストになります。これらの結果については、当店もメーカーも動作保証をするものではありません。)


 



ソフトウェアのインストール自体はうまくいきます。DT1にパソコンからアクセスするためには付属の「VAIO Digital TV」を利用することになります。DT1に付属するソフトは1台のPCにのみインストールが可能で、2台目以降はアクティベーションキーを1,980円で購入することになります。



で、難しい話はメルマガでご覧いただくとして、複数台のネットワークでDT1を使うことが可能。最大20台までDT1に登録をすることができるんだそうです。



それと、PC側の設定としてテレビ放送視聴時の画質、録画時の画質を選択することが可能。メーカーさんの動作保証が最高画質の「DRモード(1920×1080ドット)」での動作を指していて、HRモード(1440×1080ドット)なら、VAIO type Tでも動作してくれたりしたらいいなぁ。。。というのが、今回のテストの趣旨だったりします。


で、結果なんですが。。。



まずはWindows XPを搭載した06年夏モデルの「VGN-TX92PS」です。Core Solo U1400(1.20GHz)に1GBメモリというスペック。


このモデルの場合、テレビ放送の視聴時はDRモード、HRモードともにコマ落ちが発生します。ちょっと我慢しても視聴できるって感じではないみたいですね。SRモード(720×480ドット)以下にすると視聴もほぼ問題がない感じ。


が、これを一旦、HDDに録画して、それを再生してみると。。。。およよ、ほぼコマ落ちもなく、DRモードでもHRモードでも再生ができてしまいますよ。しかも1366×768ドットのディスプレイ解像度でもしっかりハイビジョンとわかる画質。いつも見ているDVDとは段違いの高画質が楽しめます。


やった! これはちょっと使えるかも!(※繰り返しになりますが、当店で動作を保証するモノではありません。)


 



続いて、Vista搭載の「VGN-TX93S」です。こちらも実は中身はTX92PSと同じ仕様にしてあって、Core Solo U1400(1.20GHz)に1GBメモリという仕様になっています。


で、同じように使ってみるのですが。。。


うーん、こっちのVistaマシンだと、かなり厳しいですねぇ。コマ落ちだけではなく、音声も途切れますし、テレビ放送視聴ではSRモードまで落としてもコマ落ちが発生します。録画した番組の再生でも処理が追いついていないようで、XPマシンほどスムーズに再生ができません。



VistaマシンにはガジェットにCPUメーターが用意されており、それを見るとずーっと100%のまま。再生画質を見ていると、あともうちょいなのに!!って感じではあるので、Core Solo U1500のメモリ2GBマシンとかにすると、もしかすると再生時は普通に見られるものなのかも。。。


 


で、実はまだ問題もあって、一見普通に再生ができるように見えたXP搭載の「VGN-TX92PS」なんですが、録画時間が短かったりします。1時間番組を録画しているのに、録画できているのは30分だけだったり、10分くらいのニュースを録画しているのに3分しか録画ができていなかったり。。。



タスクバーに常駐している「VAIO Digital TV」のアイコンをクリックすると「録画履歴」というのが呼び出せるので、それで履歴を見てみると、なるほど、なにかしらのエラーが起こって録画が途切れてしまっていたりするみたいです。


で、これの原因は心当たりが実はあったりして、うちのお店って、ワイヤレスLAN機器だらけになっていて、3月に入った頃からワイヤレスLANが途切れることがあったりするんです。対策をちゃんと考えないといけないんですが、WEBを使う分にはとくに問題がないので、そのまま使っていたんですが、要は通信環境に問題があるだけなのかも。。。



ということで、今度は有線LANでVGN-TX92PSを接続。これなら通信が不安定になっての録画不良は起きないはず。この状態で昨日は帰って「1リットルの涙 特別編」を録画させておいたわけですが。。。



うーん、今度はHDD容量がいっぱいになってしまって、全部が録画できていませんでした。(^_^;)


そう、デフォルトだとCドライブに録画してしまうので、すぐにいっぱいになってしまうんですよ。XPマシンだと。ただ、放送開始から2時間くらいのところまで録れていて、その間に一度だけ途切れてしまっているみたい。番組冒頭部分の録画が4.7GBとかになって、そこで一度途切れて、すぐに録画を再開しているんですが、もしかして、これはファイルサイズの問題なんでしょうか?


録画された番組はHRモードで記録されており、この映像を再生すると、またハイビジョン画質での再生が可能。!(※何度も繰り返しますが、当店で動作を保証するモノではありません。) うーん、なんか惜しいなぁ。。。もうちょっとでtype Tで、ハイビジョン映像が持ち出せるんですよね。


なんとか、これ、実現できないモノか、今後も挑戦してみたいと思います。


 



ちなみに、必要スペックを満たしている、Core 2 Duoプロセッサー搭載のtype C、type L 19型では問題なく動作しています。type Tで使えないかと、type Tのテストばっかりしていたもので、Core 2 Duoのこの余裕のある動きというか、さくさく感もたまりません。


特に1680×1050ドットのアナログチューナー搭載VAIO type L 19型では、クリアブラック液晶ピュアカラーの恩恵もあって、もうむちゃくちゃ高画質なハイビジョン映像がバリッと楽しめてしまいます。これを一度見てしまうと、やっぱ、欲しくなっちゃいますよねぇ。デジタルチューナー「DT1」!!


 



LAN対応の外付けデジタルチューナー「DT1」のご案内はこちらから


 

LINEで送る
Pocket