ヨーロッパにてEマウントハンディカム『NEX-VG10E』が発表

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ソニーヨーロッパのプレスリリースにて、デジタル一眼NEXシリーズで採用している「Eマウント」に対応したハンディカム「NEX-VG10E」が発表になりました。

 

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日本のサイトでもNEXシリーズの発表の際にプレスリリースでEマウントを使ったレンズ交換式のビデオカメラの開発を告知していました。発売時期もなにもまったく明らかになっていませんでしたが、こちらのプレスリリースによると、2010年10月の発売を予定しているそうで、この時点でプレスリリースをするということは、ほぼ間違いなく日本にも秋には発売されることになりそうです。

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Eマウントレンズには現在3種類のレンズが発表になっています。うち16mm単焦点と18-55mmズームレンズはデジタル一眼のNEXシリーズと一緒に販売になっていて9月に18-200mmの高倍率ズームレンズの発売が予定されています。

その18-200mmレンズがEマウントハンディカム「NEX-VG10E」の標準レンズ扱いになるようです。

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18-200mmレンズには「手ぶれ補正アクティブ」が搭載されているとのことでしたが、そうか、これはデジタル一眼NEXのためのものではなくて、ハンディカムNEXのための機能だったのか。NEX-VG10Eに装着すると切り換えでノーマル手ぶれ補正とアクティブの切り替えができることになるんでしょう。

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光学センサーはAPS-Cサイズの巨大なイメージャーを採用。従来のハンディカムと比べると19倍の面積になるそうで、これで撮影できる本格的な動画がどんなものになるのか興味津々。

なお、仕様表のところからイメージセンサーの項目を読むと。。。

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Image Sensor : APS-C type (23.4×15.6mm) Exmor APS HD CMOS sensor with RGB primary colour filters; 25P scanning

とあります。

デジタル一眼NEXシリーズも記録はAVCHDの60iながらイメージャーの読み出しは30Pとなっており、結果的に撮影した動画は30P相当のものになっていました。ヨーロッパでは50iでの撮影をするようで、それに合わせて25Pでのイメージャーの読み出しをするようです。

これでフィルムライクな動画撮影になりそうです。

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スタミナ性能については「NP-FV100」を使っての連続撮影で330分となっています。ということはバッテリーはハンディカムで現在採用されているV型を使うことになります。

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そして、なによりも圧巻なのはこのカールツァイスレンズを装着している図。マウントアダプターを介して、これは85mmのプラナーでしょうね。こんな撮影もできますよ、が、いきなり出てきてしまっています。

日本ではどのタイミングで発表になるんでしょう? 今のところ、まったく当店には情報は入ってきていません。m(_ _)m

 

☆ソニーヨーロッパ「“Camcorder Redefined” Sony unveils world’s first consumer interchangeable lens HD camcorder Handycam NEX-VG10E captures cinematic Full HD movie and stereo sound with great depth」

 

【追記】

ソニーオーストラリアの動画だそうです。なんとなく実機の感じがつかめてきそうです。

 

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