プレスリリースで読む『DSC-WX1』店員の声
本日、13時に新型サイバーショット「DSC-WX1」が発表になりました。なんと裏面照射CMOS搭載という、この春に登場したハンディカムXR520Vで登場した「暗さに2倍強い」という新しいセンサーがもう、サイバーショットに搭載されてしまいました。
カメラにとって一番大事な光センサーが変更される、ものすごく大きなモデルチェンジになっています。ということで、プレスリリースを読んでDSC-WX1のことをちょっと研究してみました。
まだ、このモデルに関しては担当セールスさんから特に情報も入ってきていませんので、私もプレスリリースと製品情報を読んだだけになります。ただ、このExmor-Rという新開発の高速、高感度CMOSセンサーがサイバーショットに搭載されたのはかなりのニュースになること間違いなし。
これはイメージ映像で、明らかに右の写真はフラッシュを使っていますから、こんな効果があるとはとても思えないんですけど(^_^;)ハンディカムでのExmor-Rの威力はものすごいものがあります。
実際にハンディカムで撮影した映像で比較してみると。。。
TG1とCX520Vによる色の出方をご覧ください。
TG1とXR500Vによる解像度の違いをご覧ください。
裏面照射によりノイズが少なくなるという説明をしていますが、それどころの差ではなく、解像感も違ってくるし、色ののり方も全然変わってきます。ハンディカムでは絶大な効果を発揮する裏面照射CMOSのExmor-Rなんですが、これが静止画撮影のサイバーショットに搭載されるとどうなっちゃうんでしょうね!?
実機の映りがこれほど気になるモデルは今までになかったかもしれません。
それと高速CMOSということで、この春に発売されたDSC-HX1譲りの秒10コマ撮影が可能。高速連写が出来ることにより、いろんな機能を搭載したDSC-HX1でしたが、中でも一番普通に使われるのはこの手持ち夜景モードではないでしょうか?
暗所での撮影時に高速連写を行い、それを合成してノイズを取り除くという技術。ノイズを従来の1/2にするとのことですが、これに高感度Exmor-Rを使えばこちらも2倍ノイズに強いわけで、従来のCCD撮影よりも4倍もノイズが少なくなるのか!? という期待度。
それと、今まではDSC-HX1の専売特許だったスイングパノラマ撮影。横にカメラを振りながら高速連写し、あとで映像を自動でつなぎ合わせてパノラマ写真にする、という機能ですが、これもこの小型サイバーショットに搭載されるのか。。。DSC-HX1にはまだ超高倍率ズームレンズが搭載されますが、ボディの小さなDSC-WX1でこれができるのも楽しいに違いありません。
そして、広角ズームレンズですが、カールツァイスではなく、今回からソニーのGレンズにブランドが変更されました。どういう違いがあるのかは、また今度聞いてみますが、それよりも広角の画角がついに24mmになりました。
従来はDSC-W170が実現した28mmまでだったので、さらに広角に。
ちなみに35mm換算で24mmっていうのはどれくらいの画角になるかというと。。。αについている標準ズームレンズが18-70mmレンズですね。(現在は18-55mm) オプションのレンズでカールツァイスのバリオゾナーで16-80mmとか、α700の16-105mmとかわずかに広角が強くなっているレンズがありますが、このAPS-Cで16mmというのが35mm換算で24mm画角になります。
18mmから16mmにわずか2mm違うだけで世界が変わったαの画角。これがサイバーショットで楽しめるようになるわけです。
ここまで広い画角になるなら、これはかなり良いですねぇ。「DSC-WX1」。当店の次期主力サイバーショットに決まりかな?
ちなみに、利用するバッテリーはGバッテリーになります。たくさんのユーザーさんがいるサイバーショットTシリーズはDバッテリーを使っているので互換性がありません。ご注意を。
それと、マリンパックも新たにMPK-WEBというものが新発売になり、現時点ではこれが対応製品になるだけ。マリンパックも使い回しはききません。新たに用意することになります。
ソニースタイルでは販売価格39,800円でソニーポイント3000ポイント付きです。まだ受注開始にはなっていませんが、発売日は9月4日予定です。
いつ受注開始になってもおかしくありませんよ。
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