やっぱり出た!「type S」の06年夏モデル発表!

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先ほど、ソニースタイルさんで「VAIO type S」の06年夏モデルが発表になりました!


一般販売モデルだけ発表になっていて、ソニースタイルのVAIO オーナーメードモデルはどうしちゃったのかな?だったんですが、やっぱり出てきましたねぇ。


06年春モデルオーナーの私としても、とても気になるモデルです!





ということで、まずは、e-Sony Shopの管理画面で専用フライヤーをプリントアウト。これはソニースタイルさんと契約しているe-Sony Shopならではのサービスで、VAIOオーナーメードモデルのチューンナップパーツ単品の価格とかが掲載されている、とてもわかりやすい紙面になっているんです。


当店e-Sony Shop では、これらを元にお客様へVAIOのオーナーメードチューンの説明をさせていただくんですが、なになに。。。


えーと、液晶面のパネルにカーボンを使ったSZ91、プレミアムバージョンを観てみるんですが、ベース価格がずいぶん下がったんですねぇ。春モデルでは199,800円だったものが165,800円と34,000円の値下げになっています。


まぁ、これだけの大幅な価格改定にはきっと何か裏があるわけですが、今回からSZ91でプロセッサーにCeleronが選べるようになったんですね。従来、春モデルベースモデルに搭載されていた「Core Duo T2300」を選択すると+25,000円となっているので、同条件で比較してみると、春モデルから夏モデルになったことで、実質9,000円の値下げになった計算ですね。


同様にノーマルSZモデルのSZ81も春モデル177,800円が夏モデルで149,800円になっており、こちらは28,000円の値下げ。「Core Duo T2300」選択は同様に+25,000円なので、こちらは3,000円の値下げってことですか。


うーん、SZ91の方がお得感がありますねぇ。


なお、プロセッサーは「Celeron M 420(1.60GHz)」と「Core Sole T1300(1.66GHz)」が新たに選択できるようになった形。リーズナブルなラインを狙うと。。。


「Celeron M 420(1.60GHz)」 +0円


「Core Sole T1300(1.66GHz)」 +15,000円


「Core Duo T2300(1.66GHz)」 +25,000円


なんて価格設定になります。「Core Duo」というのは2つの独立した実行部分を備えているCPUで、「Core Solo」というのは実行部分はひとつになるんでしょうね。複数のアプリケーションを同時に使ったときの快適さが違うようです。


で、その「Core Solo」と「Celeron」の差ってどうなの?ってところなんですが、実際に使い比べていないのでなんとも言えないモノの、カタログスペックを見ると。。。



ご覧のとおり、システムバスといい、ベースの周波数クロックがここで変わってしまうのと、プロセッサに内蔵される2次キャッシュの容量が1MB→2MBとかなり変わってきます。


プロセッサーはメモリに直接データを取りに行くのではなく、より高速にアクセスできる2次キャッシュ、1次キャッシュへ繰り返しデータを取りに行くことが多いらしいんですけど、ここの容量が変わってくるんですねぇ。


なので、+15,000円とはなっていますが、CeleronとCore Duoの差ってのは大きいのかも!


あとは気になるバッテリーの持続時間における影響なんですが、すみません。これに関しては情報を見つけることができませんでした。Core Duoと比較してCore Soloの方がバッテリー持続時間が延びる、とかだったら、ちょっと魅力的なんですけどね。


 


他、ハードウェア面では正直大きな変更はないみたいで、春モデルのSZ90オーナーとしてはホッと胸をなで下ろしたりして。。。


オーナーメード項目を細かくみていくと2GBメモリの増設が+70,000円→+60,000円に値下がっていたり、HDDの増設も100GBが+16,000円→+11,000円、80GBが+6,000円→+4,000円に値下がっていたりします。(120GBについては+31,000円だったものが+33,000円と値上がりしていたりして。。。)


ということで、春モデルのSZ90で最後の最後に購入を踏みとどまってしまった方とかはSZ91で「Core Solo」を選択し、メモリを2GBに、HDDを100GBにすると、一番お得度を得られるのかもしれませんね。


★SZ91のオーナーメードシミュレーションはこちらから


 


それと、ハードウェアと同様にとても重要なソフトウェア面もみてみましょう。。。



えーと、ざっと見たところ、私が気づいた点ではSonicStage がVer3.3→Ver.3.4になっている点がありますが、これは無償で配布されているし、5/25にはまた無償配布で「SonicStage CP」が登場するので、これはどうでもよいなと。


問題は「SonicStage Mastering Studio」で、これがVer.2.1→Ver2.2にバージョンアップしているんです。


このVer.2.1→Ver.2.2という超マイナーなバージョンアップに見えるんですが、よく見てみるとかなり違っていて、機能面ではマルチチャンネルの録音とか、5.1chサラウンド加工ができるようになっているみたいなんですよね。


こんなマニアックなVAIOの使い方をする人は限られているとはいえ、ちょっと遊んでみたい機能なんですよねぇ。これ、春モデルユーザーにも無償バージョンアップとかしてくれないかなぁ。。。


 


あとは、これが一番「待ってて良かったぁ」と思える点として「Windows Vista Capable PC」になった点でしょうね。来年初めに登場すると言われている次世代Windowsへ無償バージョンアップにはならないものの、バージョンアップをメーカーがサポートしてくれるようです。Vistaをインストールするにあたり、ハードウェアドライバが必要な場合はVista発売後に順次メーカーさんがドライバを提供してくれるってことを保証してくれているわけです。


私の春モデルでは、もし、万が一Vistaが載らない!ってことが発覚すると最悪、そのまま、Vistaのインストールをすることができないまま、終わってしまう可能性もあるんですが、夏モデルのSZ91、SZ81ならそれはないってことですよね。


半年後にもしかしたら、この点で、夏モデルを買っておいて良かったぁと思えるかもしれませんね。


 


ということで、特に大きなモデルチェンジではなかったモノの、細かく見てみると、お得なポイントも増えているのが、今回の「type S 夏モデル」です。SZノートの当店レビュー記事に関しては、そのまま価格変更だけでお読みいただけると思います。


是非、これらの当店レビュー記事も参考にしていただきつつ、06夏モデルの新「VAIO type S」の購入をご検討ください!!


 


★本日発表!「VAIO type S」新型夏モデルの情報はこちらから


 


☆06.2.21 店員佐藤購入の「type S SZプレミアム」実機レビュー


☆06.1.26 最速!SZノート実機試用とオーナーメード研究


☆06.1.24 緊急速報レポート!新シリーズSZノートの実機映像!


☆06.3.17 type S SZノートでハイビジョン編集に挑戦!

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