富士五湖紅葉の旅 第4話【オルゴールの森編】

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富士五湖で紅葉を探せ!の旅、第4話です。


ここまでガイドブックに従ってチェックポイント1,2をこなし、3を飛ばしてチェックポイント4の「御坂峠」へ行ってきた、というところまでお話をしました。




山中湖や忍野八海では紅葉が見られなかったため、より標高の高いところに行けば紅葉だけでも見られるんじゃないか?もしくは富士山が見えるんじゃないか!?と希望を託して「御坂峠」へ登ったわけですが、やはり富士山は見えないし、もみじの方もまだ紅葉まではあと一歩といった感じ。


「御坂峠」は頼みの綱だったんだけど、ほうとう鍋だけ美味しくいただいて、山を下りることになったのが非常に残念。


残念ですが、天候の回復もあまり今日は期待できないし、これ以上標高の高いところというと富士山くらいしかないわけで、あきらめムードがちょっと漂ってきます。


ただ、今回は1泊2日の泊まりがけ。そうなんです。今日がダメでも明日があるんです。そういう風にするために泊まりでホテルを用意してあるんですよ。


ということならば。。。



α100+単焦点レンズ「SAL28F28」


はい、困ったときのテーマパークです。ホント、今はどこに行ってもテーマパークが用意されており、雨が降ったり槍が降ったりして、予定通りの行動がとれなくても遊ぶところを用意してあるのが日本の観光地の良いところです。


ちょっとお金がかかりますが、行ってみましょうか。この「河口湖 オルゴールの森」とやらへ。なんでも期間限定でスイスフェアを行っているそうですので、入ってみましょう。こういうテーマパークなら写真の撮りどころも沢山あるでしょうしね。


ということで、ここからはガイドブックの予定から脱線していきます。



α100+単焦点レンズ「SAL28F28」


ということで、やってきました。駐車料金無料。入場料は大人一人1,300円です。



α100+ワイドズームレンズ「SAL1118」


入場ゲートをくぐって、中へ入ってみると。。。おお!なんかこれは超ミニチュアのディズニーシーみたいなところです。たった1,300円の入場料にしては、これはよく出来ているかも!



α100+ワイドズームレンズ「SAL1118」


こんな風にコスモスを前景に入れて、超ワイドで撮影してみたりして。。。うん、なんか気分が盛り上がってきました。



α100+ワイドズームレンズ「SAL1118」


こういう作り物で感動するよりは、せっかくの富士五湖なんですから、自然を堪能しないと。。。なんて思うのは思うんですが、こういうテーマパークも楽しめるように出来ていますからねぇ。


中はディズニーリゾートみたいに自由にあちこち行ける仕組みではなくて、なんとなく順路ができているみたいです。


まずは最初の建物に入ってみましょう。



α100+ワイドズームレンズ「SAL1118」


なかはちょっと小さめの体育館みたいな広さ。絢爛豪華なホールになっていて、この一番向こうの壁一面がオルゴールになっているんだそうです。


通常は毎時30分になるとオルゴールを鳴らしてくれるんだそうですが、今日は人も多いみたいで、45分にも臨時演奏をしてくれました。入ってすぐだっただけにラッキーです。



α100+ワイドズームレンズ「SAL85F14Z」


で、このオルゴールなんですが、鉄のピンを弾く普通のオルゴールではなくて、オルガンの音がする、空気を動力にしたオルゴールなんだそうです。


始まったとたん、音量が予想していた3倍くらいの大きさで響き渡ったのにはちょっとびっくりしました。ちょっとしたギミックなどもあり、これはこれで楽しめるものですねぇ。2曲演奏してくれて、そのまま退出。



α100+単焦点レンズ「SAL28F28」


すると今度は噴水ショーがスタート。5分くらいのミニショーなんですが、こうやって順路にぴったり合うと、全然待ち時間無しで次々にショーを楽しめるようになっているんですね。



α100+単焦点レンズ「SAL28F28」


噴水ショーが終わると、次はホルンの演奏会。なんか忙しいなぁ。


こうして生でスイスホルンの演奏を聴くのは初めてなんですが、見かけほど大きな音量が出るものでもないんですね。ただ、これを吹く人たちの表情を見ていると、鳴らすのにものすごい肺活量というか、体力がいる様子がヒシヒシと伝わってきます。


これを1日7回、毎時15分に演奏されるそうで、考えただけでもぐったりしてきそうです。


で、あとは最後のおみやげ屋さんコーナー。。。って、あれ、もう終わり!? これで全部見て回ってしまったようです。あっという間でした。


あとはパーク内にたくさんの花が咲いていますので、ここでちょっとまたまた試し撮りです。


 



「SAL28F28」絞り値F2.8 シャッタースピード1/320秒 焦点距離28mm


またまた28mm単焦点の「SAL28F28」なんですが、もうとにかく常時装着しているのがこのレンズなので、今回、単焦点28mmレンズの写真が一番多いかも。。。


被写体にしっかり寄るとこういう写真も撮影できます。もうちょっと周りの風景とかを入れられると良い感じになりそうなんですが、そういうことを撮影時にもっと思いつくようになりたいですねぇ。



単焦点レンズ(28mm F2.8)「SAL28F28」販売価格29,400円


 



「SAL135F28」絞り値F4.5 シャッタースピード1/250秒 焦点距離135mm


そして、花と言えばSTFレンズ! STFレンズを使って花を撮ってみたかったんですよ!! 被写体の前に花を入れてカラーフィルターがかかっているみたいな写真を撮りたくて。。。


って、それをやりすぎて、全部色が変わっちゃったり、単にゴミがついているのか?みたいな写真ばかりになってしまって、成功例がちょっと少なめでした。(T_T)



「SAL135F28」絞り値F4.5 シャッタースピード1/250秒 焦点距離135mm


こちらはバラ園にあったバラ。なんて品種かはわかりません。他にもSTFレンズを使って妻のポートレートとかもたくさん撮ってきたんですが、顔出しNGということで、それらの作例は当店スタジオにお越しになった方だけに、お見せしたいと思います。


このSTFレンズも思う存分、ここで使うことができたので、なんとなく絞りとボケの感じがつかめてきました。一度こうして大量に写真を撮ってこないと、やはりイメージがつかめないのがよくわかりました。今回。


ボカしすぎてもわけわからなくなるし、この絵画調のにじみは本当に写真を作るって感じで楽しいですね。


ちなみにこの時間ですでに日が暮れかかり始めていて、どれも暗い写真になってしまっているので、ちょっとだけコントラストなど手を加えています。ご了承くださいませ。



STFレンズ(135mm F2.8 [T4.5] STF)「SAL135F28」販売価格147,000円


 



「SAL85F14Z」絞り値F1.4 シャッタースピード1/1000秒 焦点距離85mm


これはカールツァイス Plannerです。この浮き出るような立体感は格別というか、一度味わってしまうと、もう手放せない感じですね。


 



「SAL85F14Z」絞り値F1.4 シャッタースピード1/1000秒 焦点距離85mm


もうやみつきです。135mmのSonnarとか、来年3月発売予定のVario-Sonnarも是非試してみたいんですけど、そんな機会、どこかで作れないかなぁ。。。



Planner T* 単焦点レンズ(Planar T* 85mm F1.4 ZA)「SAL85F14Z」販売価格170,100円


 



α100+単焦点レンズ「SAL28F28」


さて、そんなわけで後半はすっかり富士山も紅葉もあきらめてきてしまった紅葉狩りの旅になってしまっています。


今回はホテルライフも満喫しよう!ってことになっているので、オルゴールの森を出たら、すぐにホテルへチェックイン。



α100+単焦点レンズ「SAL28F28」


ホテル選びの今回のポイントは夕食、朝食がバイキングになっているってことと、それと、もうひとつがこの全室レークビューというところでした。


窓の目の前には河口湖と、それと真正面に富士山が見えるというところが魅力だったんですが。。。あ、なんかうっすらと富士山が見えてきましたよ!



α100+単焦点レンズ「SAL28F28」


もう、日が暮れる直前なんですが、今頃になって富士山の全景が見えてきました。どうせ晴れるならもうちょっと早く晴れてくれればなぁ。。。


と、思いつつ、まずは夕飯。そしてライトアップされた「紅葉回廊」に出かけるのでした。


 


第5話「紅葉回廊編」に続く。


 



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