夏休み写真日記5日目(8/15)
天気:晴れ 最高気温:39.4度 最低気温:26.1度
夏休み5日目です。いよいよ、この日は1泊2日の短い期間ですが旅行に行くことになりました。旅のテーマはもちろん「青春18切符」です。スタートはまだ夜明け前の朝4時半すぎです。
一番おそれていたのは夏休み期間中ということで、電車の混み具合が全然わからないこと。お盆シーズンになると毎年ニュースになりますが新幹線乗車率が180%だのなんだのと言っていて、普通列車もそれなりに混んじゃうのかな!?ってのがわからないんですよね。
ちなみに目的地は新潟県の越後湯沢です。関越トンネルをくぐってすぐの向こう側です。
青春18切符の権利がまだ3回(人)分残っているので、これをどうにか使いたい!というので移動手段は電車。で、行き先なんですが、直前まで夏休み期間が決定できなかったので、どこも予約をいれることができず、宿の予約は夏休み1日目の土曜日に行っています。
当然、どこもトップシーズンなので宿はいっぱいなんですけど、空いているところで探していたら、越後湯沢に宿を発見。で、その越後湯沢まで普通列車だけで移動する旅が、今、始まったわけです。
青春18切符は3回の権利があるので、行きで2回分を利用。帰りは1回分を使って、あともう一人は普通に切符を購入するという計算です。朝の5時出発で、5本の電車を乗り継ぎ、9時には越後湯沢に到着する予定。
ちなみに、駅経路検索のジョルダンでベータ版のページがオープンしているんですが、このベータ版ページには青春18切符用の検索画面が用意されています。今までは特急、飛行機などのオプションを使わないという設定にして検索していたものが、このジョルダンの青春18切符版で検索すれば、普通列車だけでの移動検索をしてくれます。便利すぎです。
今回の旅はこのジョルダンさんに頼りきりで行ってきました。
全行程が4時間、乗車時間は約3時間半。最長区間が大宮から高崎の約80分区間で、今回は頻繁に電車の乗り継ぎが発生します。
私は子供の頃から自家用車でおでかけするのが当たり前、という生活をしていたので、こういう電車の旅に慣れがなく、かなりうきうき。妻は逆にクルマがなかったので家族旅行というと電車が定番だったそうです。いろいろナビゲートしてくれるのがとても助かります。
それなりにドラマもあって、水上駅では2両編成の上越線に乗り換えるところがあって、ここの駅で到着したとたんに全員階段をダッシュ! 5両編成から2両編成に乗り換えるので、席取り合戦がここでおこるわけです。
全員ダッシュで走るので、私たちも一緒に走って、上越線で席をゲットしましたが、二人でなんか面白くて爆笑してしまいました。
特に混んでいるわけでもなくて、最終的には全員席に座れたんですけど、電車の旅、面白いぞ!!
このあと、関越トンネルの隣の長距離トンネルをくぐっていくことになります。長いトンネルなんですが、ご覧の通り、窓が全部曇ってしまうくらい、トンネル内は涼しいことになっています。
日本には、まだ私が知らないこんな面白いところがあるんですねぇ。
ということで朝の9時に予定通り、越後湯沢の駅に到着。
まずはハイキングを楽しんでみよう!って予定なので、ここでハイキングに必要のない、着替えやホテルで遊ぶための水着などをバックにまとめてコインロッカー預けにしてしまいます。
で、そこからトコトコと歩いて30分。夏場は利用されていない、ガーラ湯沢駅に到着。あまりスキー遊びをしない私も、さすがにガーラ湯沢駅のことは知っていて、駅構内を冒険してきましたが、まさにスキー場と駅が合体しているところなんですね。
かなり感動しました。これなら日帰り新幹線スキーとかできちゃいますよ。
で、そのガーラ湯沢からゴンドラが動いているので、これで山の上まで一気にGO!
ここから「アルプの里」まで約1時間半のハイキングコースを楽しみます。越後湯沢のホームページで見つけたハイキングコースで、現地でもハイキングコースとして案内されていましたが、こんなお盆時期のしかも超高気温の日にハイキングをしよう!なんて思う人はあまりいないようで、最後まで、このハイキングコースで人に出会うことはありませんでした。
途中、雨も降ってきてしまい、こんなところで雨宿り。どんなに天気が良くても山歩きの際には、雨対策をしないといけませんね。この日は道具がなにもなかったので、こんな狭いところで雨宿りでした。
そして、コース後半になってくると、突然、険しい山道になってきてしまい、ひーひーと根をあげることに。写真は涼しげな感じに見えるかもしれませんが、標高1000mくらいでは、それほど気温が下がるわけもなく、かなりの暑さ。
そういえば、昨年も南高尾とか言って、こんな暑い日にトレッキングをしたことがあったなぁ。
でも、南高尾と違って、こちらの湯沢の山にはこんな沢があるので、涼がとれるところが助かります。飲むことはできませんが、手を洗ったりして体を冷やすことができます。助かるぅ。。。
ということで、予定通り1時間半でトレッキング終了。ゴールのアルプの里は植物園があったり、ボブスレー、ゴーカートなどが用意されている、ミニパーク。ここでお昼ご飯をいただく予定。
以前はこういう花とか見つけると嬉々として喜んで写真を撮っていたんですが、うーん、結局植物園の花を撮ってもあまり面白くないんですよね。
珍しい花がいっぱいあるんですが、ここで一生懸命花の名前を覚える、勉強の場所という感じ。
アルプの里は入場料無料のパークなんですが、ここまで来るのに往復1500円のロープウェイを使う必要があるので、それが入園料代わりってところなんですかね?
湯沢の町を一望できる素敵な場所で食事をいただいてきました。
レストランは冷房をつけていなくて汗だくだったんですが、こんなに気温があがることなんて滅多にないんでしょうね。
ロープウェイを下ると、そこには郷土資料センターがあり、無料で利用できる足湯があるのでここで一休み。ハイキング後の足湯はすっかり定番になってしまいそうです。こういう暑い時期ではなくて、もうちょっと涼しい時に利用すると、このぽかぽか具合もありがたいんだろうなぁ。
その後、駅まで戻って荷物をピックアップ。その後、無料バスにのってホテルニューオータニNASPAへチェックインです。
実は、今回の旅のポイントはホテルの部屋も重要。実は取れた部屋は普通の部屋ではなくて、デラックスツインなんです。ベッドルームの他にリビングも用意されていて、これで部屋の広さが74㎡。なんとウチのマンションよりも広い部屋になります。(^_^;)
これで、普通のツインルームよりも一人2,000円アップだけ、というので、迷わずデラックスツインにしてみたってわけです。
ホテルでこんなに広い部屋に泊まったことなんて初めてです。おーい!元気かぁ!?とかやって遊んでみました。いつもはホテルの部屋で過ごすというと、ベッドの上でゴロゴロすることになりますが、ソファでゴロゴロできるなんて。。。ここのウチに住みたい。
汗を流すためにプールに行って、お風呂代わりに部屋についている全自動シャワーマシンみたいなので遊んでみたりして。。。冬場、スキー宿として利用したら楽しいだろうなぁ。。。ここ。
で、他にも朝夕バイキング付きコースになっているので、思う存分、ここでバイキングを。。。さすがホテルのバイキング料理は違いますねぇ。焼きタラバとか、寿司、天ぷら、串揚げ、リブステーキなんてのも用意されています。
いろいろ味見してしまいましたが、今思えば、かにだけに全力投球しても良かったなぁ。。。
その後は越後湯沢の花火大会を楽しみました。打ち上げ会場がホテルのすぐ近くだったみたいで、特等席で花火鑑賞できました。こんなに近いところで打ち上げ花火を見たのは生まれて初めてかもしれません。
ちなみに、この花火大会は毎日行われているものではなくて、この日限りのもの。いろいろなスペシャルが重なるホテルライフだったんです。
夏休み日記は6日目に続く。