史上最強のウォークマン『X1000シリーズ』登場!
本日、11時40分頃よりソニースタイルにて、なんの予告もなく新型ウォークマンの「X1000シリーズ」が発表になりました。事前に情報はなく、私も今、プレスリリース、商品情報を読みながら商品の勉強をさせていただいているんですが、販売店ならではの秘密の資料を先ほど、FAXでもらいました。
それを読みつつ、新型ウォークマンの魅力を簡単に探ってみたいと思います。あ、ちなみに私ですが、受注開始直後にソニースタイルさんへオーダーを入れています。なんせ今回も限定モデル「アイスブラック」がありますからね♪
さて、今回の新型ウォークマンXシリーズですが、超たくさんの「初」がつきます。まずシリーズ名が今まではEシリーズ、Sシリーズ、Aシリーズとなっていたのに、ここでブラビアやBDレコーダーと一緒で最上位シリーズをあらわすXシリーズという冠がついています。もう、このソニーの究極シリーズ「X」がついたことだけで、内容が楽しみ。
ソニーさんからいただいた秘密資料を基に、話を進めて行きたいと思います。
ちなみにソニーさんからの秘密資料の名前なんですが、すごい名前がついています。その名も。。。「売っ手帳」です。販売店向けにミニ冊子がいつも用意されるんですが、わかりやすくまとめられているんですよ。これ。
では、まず第一の特徴なんですけど、ウォークマンと言えば「音」が命。音質にこだわり、ついにウォークマンにデジタルアンプ「S-master」が搭載されました。
デジタルアンプって何がすごいの? もともと、今はアナログではなくデジタル音源でしょう?というところですが、いやいや、やっと、これがウォークマンに搭載された!というすごい出来事なんです。
従来のアナログアンプでは元のデジタルからアナログへの信号変換をした後に信号をアナログで増大。デジタルアンプではデジタルのままで信号を増大しているのでひずみのないクリアな音質になる、というのが一般的な説明。
具体的にどういうメリットがあるかというと、音量を上げた時にアナログアンプではノイズも一緒に音量を上げてしまうんです。デジタルアンプではノイズとは別に音楽信号だけを増幅するのでノイズの音量は一緒にあがりません。そういうクリアな音が楽しめるのが新型ウォークマンのX1000シリーズなんです。
ウォークマンの原点である、良い音を手軽に持ち歩く!ということの究極のサウンドがこれで初めて実現です!
それと表示パネルには有機ELを採用しました。売っ手帳情報によると、NTSC比での色再現性が100%なんだとか。100%の色再現性って。。。VAIOで言うと、VAIO type TTとかVAIO type Zとかの最新のモバイルノートでやっと達成できた色再現能力!
コントラスト、応答速度、視野角なども液晶とは違う有機ELです。映画を見るのも、スポーツを見るのも、たくさんの人数でチョイ見するのも今までとは違った画質が楽しめます。
有機ELの表示装置自体はウォークマンS700シリーズなどで一度採用されたことはありましたが、こうして映像自体をみる目的で使われるウォークマンはX1000シリーズが初!
有機ELテレビ「XEL-1」のちょっと小さな画面でも色再現性が高いことで解像度以上のリアル感を得られるというのも経験済み。この新型ウォークマンX1000シリーズで動画はもちろん、写真を持ち歩いてフォトビューワ風に使ってみたいです!
そしてありそうでなかった、ウォークマンのタッチパネル。これも初です。今までは十字キーなどのボタンを使った操作だったんですが、タッチパネルを採用。さらに、単にタッチパネルになっただけではなく、上面にはボタン類を装備しており両方の操作ができるようになっています。
タッチパネルにはタッチパネルの良さがあって直感的にアイコンなどの操作ができるわけですが、デメリットとしてブラインドタッチというか、本体画面を見ないと操作ができない、ということが起こります。それを穴埋めするのが上面のボタン類。単に曲送りとか再生・停止は本体をさわらなくてもよいわけです。
しかも胸ポケットに入れたままで操作しやすいように上面にボタンを配備してくれるなんて。。。なかなか良いぞ! その名も「ハイブリッドオペレーション」なんて、かっちょいい感じです。
そして、ついにウォークマンにも! というところですが、ワイヤレスLAN機能が搭載されました。ブラウザには「NetFront」 というmyloでも採用されていたブラウザを搭載。これでウォークマン単体でインターネットに接続してコンテンツを楽しむことができるようになってしまいました。
と、言っても動画・音楽ファイルのダウンロードには対応していないとのこと。PCを立ち上げなくてもネットサーフィンできますよ!というノリのものなので過度の期待はしていないんですが。。。どうやらYouTubeのストリーミング再生には対応しているそうです。
YouTubeというのは皆さんご存じの動画共有サイト。すっかりインターネット動画の代名詞みたいになってしまっています。ですが、恥ずかしながら私はこのYouTubeの体験ってあまりないんです。
というのも職場では当然音を出すことがなかなかできないので、YouTube閲覧はできません。自宅に帰ってもリビングで過ごしているのでテレビを見ている家族の傍ら、パソコンで音を出すということができなかったりするんです。自分の部屋がない、という人って、実はこういう動画共有サイトとかって見づらい環境にあるんですよね。
それが、ウォークマンでYouTubeへアクセスすることができるとなると。。。やっと、私もこれでYouTubeデビューができるかも。。。(^^)/
そのほか、ワンセグチューナーを搭載しているのも嬉しいポイント。先日のWBCのときに痛感しまくりましたが、やっぱ、いざというときにはワンセグは必要なんですよ。
そのワンセグ機能もパワーアップ。今度のウォークマンX1000シリーズでは自動的にTVCMを分割してCMスキップすることができるんだそうです。ワンセグ携帯と違ってウォークマンなら電池残量を気にせず楽しめます。しかも有機ELで!
あ、そうだ! 有機ELを使ったワンセグテレビってこれが世界初になるのかな!?
ワンセグだけではなくFMラジオも内蔵しているので。。。これ、放送大学の教材に使えるかなぁ。。。(^^)/
そのほか、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーからの地デジ転送「おでかけ転送」にも対応するのですが、対応するレコーダーはBDZ-A70以降のX95、X100、A750、A950など。
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使用するプロファイルが「Baseline Profile」なので、PSPとは互換がありません。PCからの動画転送なら、おなじみの「Image Converter 3 Ver.3.1」が使えますのでご安心を。
そのほか、お客様から要望の多かった「ドラッグ&ドロップ」での曲ファイル転送にも対応するようになったそうです。動画ファイルのみならず、音楽ファイルの場合、従来モデルでは一度SonicStageに取り込んでそれからの転送をしなければいけなかったんですが、新型ウォークマンX1000シリーズではMUSICフォルダの下に8階層までのフォルダ転送が可能。
ウォークマン内蔵の辞書で感じの曲名、アルバム名、アーティスト名もカナ順に表示ができます。ジャケット写真が付加されている音楽ファイルはジャケット表示も可能。
ドラッグ&ドロップで転送した曲は「SonicStage」からは見えないなどの制限も一部あるんですが、これでウォークマンの使い方は一気に変わりそうです。
さて、発表されたモデルの仕様ですが、今回は初の32GBメモリー内蔵モデルとして「NW-X1060」(49,800円)と16GB内蔵モデルの「NW-X1050」(39,800円)が登場しました。
本体カラーはブラックモデルと。。。
レッドモデルが登場。本体重量は98gと、3.0型ワイド有機ELディスプレイ内蔵はどれも一緒です。容量の違いで差がつくのは、メモリー容量のみとなっています。
そして、ソニースタイル限定モデルも今回は登場しました。今回のソニースタイル限定モデルは。。。
きてしまいました。。。ソニースタイルオリジナルモデルはあの伝説の「アイスブラック」カラーです。「アイスブラック」モデルはウォークマンにワンセグ機能が初搭載された「NW-A919/BI」以来の登場になります。
NW-A910シリーズのソニースタイル限定モデル、アイスブラックのことはよく覚えています。クロームメッキされたかのようなビッカビカのボディカラーで、発売前は指紋が目立ちそうだ、傷がすぐにつきそうだ、と、いろいろな感想を耳にしていたんですけど、いざ、発売開始になってみたらオーダーされている内容のほとんどが「アイスブラック」モデルだったことを思い出します。
その後、数ヶ月にわたり品薄状態が続いた、今でも忘れられない絶好調モデルだったんですけど、そのアイスブラックカラーがこのタイミングで復活ですよ。
今回はどんな質感になっているんでしょうねぇ。。。
ソニースタイルではおなじみの「メッセージ刻印サービス」も受けられます。無料でメッセージを入れてもらうことができるんですが、これをお願いすると数日なんですけど納期がやや延びるのでご注意を。
現在のところ、メッセージ刻印なしで4月23日お届け目安。刻印ありだと4月下旬お届けになります。
そして、こちらもソニースタイルオリジナル。吉田カバンケースが登場しました。これは企画会議の方のモバイルPCバッグと連動していたケースで、本家が4月17日から受注開始になるんですけど、それよりもちょっと早く先行予約販売しているのと、割引になっています。
企画会議でのモバイルケース(小)が4,980円なんですけど、ウォークマンX1000シリーズと同時購入なら3,480円です。
当然、私も買いました。
あとはこれが完全専用のおまけ。アイスブラックモデルの購入特典で専用アクセサリークロスが付属します。
嬉しいなぁ。。。これでやっとアイスブラックモデルのオーナーになれる気がします!
ソニースタイル限定モデルの販売価格は32GBメモリー内蔵で52,800円と3,000円ほど高めになっていますが、ソニーポイントのプレゼント還元が2,500円(ノーマル32GBモデルは1,900円)と600円分多めになっています。
実質2,400円でスペシャルモデルが手に入るということになります。
15時過ぎに当店経由のオーダー比率の第一報が入ってくる予定なんですが、たぶん、前回同様アイスブラックモデルに集中するんでしょうね。前回は先行予約販売でためにためてドカーンという感じでしたが、今回は何の前触れもなくいきなり発表&受注スタートです。
まだご存じない方も多いでしょうし、このチャンスにオーダーすることをおすすめです!
【緊急のお知らせ】
本日、17時すぎに実機が当店にちょこっとだけやってくることになりました。試してみたい点などリクエストがありましたらコメント欄にどうぞ。時間が1時間しかありませんので全部は無理だと思いますが、可能な限りリクエストにお答えしたいと思います。
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☆ソニー プレスリリース「独
自のデジタルオーディオ技術で原音に近い音楽再生を実現 高音質・高画質技術を結集した“ウォークマン”Xシリーズ登場」
☆ソニー製品情報 ウォークマンXシリーズのご案内はこちらから
【ウォークマンX1000シリーズ 関連記事一覧】
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☆当店blog 09.4.14「史上最強のウォークマン『X1000シリーズ』登場」
☆当店blog 09.4.14「新型ウォークマン『NW-X1000』実機レビューレポート」
☆当店blog 09.4.15「史上最高峰『ウォークマンX1000シリーズ』オーダーレポート」
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☆当店blog 09.4.16「『ウォークマンX1000シリーズ』の動画転送の話」
☆当店blog 09.4.23「本革キャリングケース『CKL-NWX1000』開梱レポート」
☆当店blog 09.4.23「吉田カバン『モバイルケース(小)』店員の声」
☆当店blog 09.4.24「ウォークマンXとビデオレコーディングクレードルの実機検証の話」
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