今度はFEPが無料!『Google日本語入力』
今はFEP(フロントエンドプロセッサー)とは呼ばないそうですが、日本語入力ソフトに無料で使える「Google日本語入力」ベータ版が登場しました。
先日のマイクロソフトの「セキュリティ・エッセンシャル」もそうですが、ソフトウェアの無料化がドンドン進んでしまって、一体大丈夫なんですか?という話はとりあえず、置いておいて、早速インストールして試してみました。
Googleサイトからソフトをダウンロードすると数秒でインストーラーがダウンロードできます。それをダブルクリックしてインストールスタート、そこからプログラム本体をダウンロードしながらインストールするんですが。。。
どうやら私が仕事に使っているWindows Vista 64ビット搭載のVAIO type Zではエラーが出てしまうようです。2回やって同じエラーが出たので、もしかしたら セキュリティソフトが原因なのかな?
ということで、Windows 7搭載の新型VAIO Xと、VAIO Tにインストールを試してみます。ここでも64ビットOSのTシリーズにはインストールできないのですがVAIO Xにはインストールが成功。どうやら64ビットOS非対応のソフトみたいです。新型VAIOを使っている方にはちょっと残念。
【追記】
09.12.18 ふと試してみたら64ビットOSの新型VAIO Zにもインストールができました。いつのまにか64ビット対応になったようです。
設定項目をみてみると、ふむふむ、普通にATOKやMSIMEと同じような設定項目になっています。キー設定のところをクリックするとMS-IME、ATOK設定が可能。自分が慣れているスタイルで入力ができます。
ここはもちろんATOKに私も設定しています。
そして、このエントリーもGoogle日本語入力を使って書いているんですが、見た目はMS-IME風。変換精度はATOK風という感じ。「VAIO」という単語を「ヴァイオ」から変換できるように何度か入力してみたんですが、こういうケースでは学習機能は働かないようです。Ctrl+F7キーで単語登録しようとしても受け付けてくれなくて、タスクバーで右クリックをして単語登録で手動で入れてやっと変換が可能になりました。
これではちょっと使いにくいんですが、単語登録なんてめったにやらないし、結局これも慣れなのかなぁ。MS-IMEよりは賢い変換をしてくれるので、これで利用するマシン全部にATOKを買う必要がなくなります。利用頻度の高いマシンにこれをインストールしてあげればOK。
できれば64ビット対応ソフトが早めに出てくれればなぁ。
【追記】
その後、ちょっと試してみたところスペースキーをドンドン押していくと英字候補も出てくることを発見。ふむふむ、こうやって使い方を覚えていくと、普通に使える様になりそうです。