ニューヨークにて超単焦点4Kプロジェクター販売開始
ソニーUSAのプレスリリースによると、昨年日本でも公開されていた「Life Space UX」で展示された超短焦点の4Kプロジェクターがニューヨークで販売開始されたそうです。
4K超短焦点プロジェクターは壁寄せしたローボードにプロジェクター機能が搭載されており、そのまま壁に4K映像が投映できるという製品。米国、欧州での販売が予告されていましたが、ついにそれが始まったようです。
気になる価格は5万ドルとのことです。円安が進む現時点だと日本円で550万円ほどになります。これはしばらく一般庶民の手に渡るまで時間がかかりそう。
ちなみに日本では2016年から8Kの試験放送が始まる予定です。現在の薄型テレビでも80型くらいがテレビディスプレイとしての最大サイズ。NHKの技研で観てきたときは80型以上のディスプレイで8K展示をしていましたし、今後はディスプレイサイズで解像度の主力って決まるのかなぁ、という気がします。40型までがハイビジョンの2K。50~80型が4K。80型を超えるプロジェクターで8Kという流れになると、この「Life Space UX」の超単焦点プロジェクターが威力を発揮するのは8K解像度になってからかも。
4Kブラビアを買ったら、その次には、この超短焦点プロジェクターで8K映像、なぁんて夢を見てしまいます。2020年の東京五輪の頃にはこういうプロジェクターがソニーストアで販売されているかも!?
なお、こちらのプロジェクターですが、日本国内向けについてはまだ正式な発表はなにもありません。
☆ソニーUSAニュースリリース「Sony Electronics Launches 4K Ultra Short Throw Projector in New York Market」
☆当店blog 14.3.21「銀座ソニービルOPUS『Life Space UX Exhibition』イベントレポート」
☆当店blog 14.3.12「4K超短焦点プロジェクターを3月19日から日本初公開」