ソニー新型サイバーショット4機種発表!
本日13時にソニーから09年春発売の新型サイバーショット「DSC-T900」「DSC-T90」「DSC-W270」「DSC-W220」が発表になりました。
α、サイバーショットのイメージキャラクター、V6岡田君の新しい姿も登場しました。
今回のモデルチェンジですが、新機能としての目玉はハイビジョン動画撮影ができるようになった点です。1280×720Pというフルハイビジョンサイズではないもののついに640×480ドットのSD画質を超える動画を撮影することができるようになりました。
実機の映像を見ていませんが、フルハイビジョンのしっかりした動画はハンディカムで。PCやプライベートサイズのハイビジョンテレビで楽しむならサイバーショットで!という棲み分けになるのかもしれません。4GBで80分のハイビジョン動画が書き込めるならかなり実用的に使えそうです。
その他、進化点としては顔認識の機能がさらにバージョンアップ。顔を認識して動きがるときはISO感度を上げたりしてシャッタースピードを稼いで、動きブレが出ないように動作するようになったそうです。
また、目つぶり写真なども従来モデルでは警告が出るだけだったんですが、新型モデルでは目つぶり軽減機能が働き目つぶりを検出すると自動的に2枚撮影して目をつぶっていない1枚だけを記録するんだそうです。
従来はピントを合わせるのと、露出、ホワイトバランスを調整するところまでだったんですが、さらに失敗写真が少なくなる工夫をしてきています。スゴイ進化。
ここ半年、08年秋発売のDSC-T700を使わせてもらっていますが、おまかせシーン認識アドバンスで撮影した2枚の写真、どれくらいサイバーショットが頑張って綺麗な写真を撮ってくれているのか違いがわかるんです。使ってみるとこういう機能って満足感ありますよ。
シーンセレクション機能には08年秋モデルから搭載の始まった「料理モード」もそのまま搭載されています。今回のニューモデルでその効果の高さをアピールする場面が多いので、これ、ユーザーさんにはかなり好評のようです。
おまかせシーン認識アドバンスの精度の高さのおかげで、シーンセレクション機能はほとんど使っていなかったんですが、これを見たら、改めて使わなくては!と思えてきました。
各モデルの特徴ですが、今回のフラグシップモデル「DSC-T900」は、T700の後継機種になります。液晶に92.1万画素というかなり解像度の高い液晶を搭載しており写真再生の時にはむちゃくちゃキメの細かい画質を楽しめます。
CCDの画素数は1210万画素にパワーアップ。1010万画素のT700がデジタル一眼α並!とか言っていたのに、T900ではα200を超える画素数になってしまっています。型番が900番台と、ソニー製品的には究極のサイバーショットTシリーズ的な位置づけになっているところもちょっと物欲を醸し出してくれているかも。
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世界最薄モデルだった「DSC-T77」の後継になるのがこのDSC-T90です。ボディの厚さは13.9mmとT77の時と変わりません。外装はややカバーデザインが変更になったくらいのマイナーモデルチェンジ風になっています。
上位機種T900との違いはボディが小振りになっていることと、液晶が23万画素になっていること。価格差が7,000円ありますが、目的によって選ばれると良いと思います。撮影メインで持ち歩くことを優先するならT90。アルバム代わりに写真データを持ち歩いて人に写真を見せてあげるフォトビューワ的な使い方もするならT900です。
【追記】
かつぽんさんからお知らせいただいたのですが、T900では音声がステレオ録音、T90ではモノラル録音になるそうです。仕様を見比べてみるとわかりますが。。。さすがです。(^_^;) なお、重量はT900の方がなぜか4gほど軽量になっています。
ちなみに個人的にはDSC-T90の新色ブルーカラーがすごく気になっています。
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薄型Tシリーズとは趣向の違う、本来のカメラ風デザインが特徴のWシリーズ。昨年発売されて好評だった28mm広角レンズ搭載モデルの後継として「DSC-W270」が登場しました。
特徴はなんと言ってもワイド画角28mmの撮影が可能なこと。これによって望遠側が犠牲になることもなく5倍ズームを搭載しているため非常に守備範囲の広い写真撮影がこれ1台で可能になります。
最新機能はTシリーズに搭載され、やや世代の古い機能になりがちなWシリーズですが、今回のDSC-W270は新おまかせ機能が搭載されるなど、しっかり最新機種に仕立てられています。
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最後に紹介するのが今回出る中でもっとも安いDSC-W220です。24,700円って、昔のエントリーモデルデジカメよりも安いです。
ただ、気をつけないといけないのは、このモデルは今回のモデルチェンジの特徴である720Pのハイビジョン動画に対応していなかったり、新おまかせ機能も非搭載です。従来の世代の古いおまかせ機能だけになります。
それでもCCDはW270と同じく1210万画素です。広角レンズも28mmまでいかないものの30mmとやや広角に振られています。初めて使うデジカメ!っていうのにも便利に使えそうですね。
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あと、最後になりますが、Picture Motion Browserが最新版のVer.4.2になるようです。ハンディカムなどに搭載されていたものが新バージョンになっていたので、ちょっと私も気になっていたんですが、何が今までのモノと違うのか機能比較を見たところ。。。どうやら「ブルーレイディスク作成」という新しい機能がついたようです。
BDのアドオンソフトウェアが必要とのことですが、そうか、ハイビジョン画質の動画がいよいよサイバーショットで撮影できるようになるし、VAIOもほぼ全シリーズでBDドライブ搭載が可能になっているわけですし、そういうバージョンアップになるんですね。ハイビジョン時代到来の2009年のサイバーショット新ラインナップ登場でした。
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