2010年8月3日

スマートフォンユーザー注目のBDプレーヤー『BDP-S370』発表

ソニーさんから新型のブルーレイディスクプレーヤー「BDP-S370」が発表になりました。

iPhoneやXperiaをお使いの方には、この製品、ちょっと注目箇所があります。

日本では「ブルーレイ」というとレコーダーが主役でプレーヤーはあまりシェアが高くありません。文化の違いなんでしょうけど、欧米では映画ソフトなどを買ってきてソフトを再生しながら見るというのが普通。日本ではデジタル放送の番組を録画して楽しむというのが主流になっているそうです。

日本では上記の2機種のラインナップになっていて、ホームシアターユーザー向けの上位機種ESシリーズとお手軽モデルのS300シリーズがあります。今回はBDP-S370がモデルチェンジしました。この時期に発売されるんだから3D対応になっているのかと思いきや、まだこのモデルは3D再生はできません。

ウリはボディの厚さがわずか36mmとのことで、ラックの隙間にも入れられてしまうというのがメリット。PS3でもこうはいきません。

BDソフトの再生というとPS3がライバルになるわけですが、こうしたプレーヤーを使うことのメリットの一つが起動の早さ。OSの読み込みなどもありませんので、これはテレビの起動とほぼ同時に使えそうですね。

SonicStageなどのCDリッピングソフトでおなじみのGracenoteですが、こちらが今度はBD、DVDにも対応しているそうでディスクをセットするとディスクの情報をWEB経由で引っ張ってきて、情報表示をすることができるようになったそうです。

そして、これがまた新しいんですが。。。

スマートフォン連携機能として、Xperia、iPhoneに専用のアプリをインストールすることでスマートフォンをリモコン代わりに使えてしまう、という機能が用意されています。

先ほどのGracenoteの情報表示をスマートフォンで見ることもできるし、再生停止などの操作も可能。ちなみにそうしたリモコン操作は赤外線ではなくて無線LANを利用してWEB経由で行うそうです。

なるほど、AV機器がLANにつながっていると、今後はそういうこともできるようになっていくのか。今回はXperiaとBDプレーヤーの接続になりますが、これからはBDレコーダーとの接続とかもできるようになっちゃいそうです。

製品は9月17日発売予定。ソニースタイルでは近日発売のComing soonになっています。価格は24,800円とPS3よりも安く設定されているんですが、さすがにこれはすごいなぁ。。。