保存版|WF-1000XM6徹底レビュー総まとめ【体内ノイズ・QN3e・価格検証まで完全解説】

第6世代にして、ここまで変わるとは思いませんでした。
WF-1000XM6は、処理速度約3倍のQN3eとマイク8基によってノイズキャンセリングを大幅強化。そして新たに採用された通気構造が“体内ノイズ”という弱点を大きく改善しています。
静けさだけでなく、装着時の違和感までも減らしたのが今回の最大の進化点。44,550円という価格に見合う価値はあるのか。実機レビューの総まとめをお届けします。
こんにちは、店員佐藤です。
プレスリリース時から何度かにわけて紹介してきた完全独立ワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM6」のレビューまとめ記事です。
・監修だけではない、マスタリングエンジニアによる「共創」
・QN3e搭載(処理能力3倍)&マイク4基 → 計8マイクによるノイズキャンセリング
・体内ノイズはなぜ減った?
・ソニー史上最高性能の通話品質向上
・製品の魅力をアプリ進化がさらに高める
・価格設定(買い時検証)
これらの内容で紹介したいと思います。
■“原音再生”ではない?マスタリングエンジニアと共創した完成音の正体
メーカーの商品ページを見ると、最初に目に飛び込んでくるのが『サウンドエンジニアと共創』というキャッチフレーズです。
よくわからないけど、たぶん高名な海外のエンジニアの監修を受けているというのをアピールしているんだろうな、くらいで読み飛ばしてしまいそうなところですが、WF-1000XM6の肝はここかもしれません。
完成した音を評価するだけではなく、開発段階の初期から音楽制作の最終工程を担うマスタリングエンジニアが参加し、チューニングの方向性そのものに関与する。これがソニーの言う“共創”です。
ここで重要なのは、ソニーが目指しているのが「録音された音をそのまま再現する」ことではない点。むしろ“作品としての完成形”──マスタリングで仕上げられた「最終的に届けたい音」を再現する、という考え方です。

エンジニアのためのヘッドホンというとモニターヘッドホンがすぐに頭に思い浮かびます。
モニターヘッドホンは音楽制作の現場で使われる“確認用ツール”です。目的は「ミスがないか」「ノイズが入っていないか」「帯域バランスが崩れていないか」「定位が正しいか」をチェックすることです。
そのため、基本思想は「色付けをしない」「誇張しない」「できるだけフラット」であえて言えば「良く聴こえなくてもいい」場合もあります。厳しく聴こえる方が、問題点が見つかるからです。

一方、WF-1000XM6は制作現場のツールではありません。目指しているのはマスタリングで完成した“作品の姿”を気持ちよく再現すること。エンジニアが作り上げた音に近い音が聞けること、ここが大きな違いになります。
技術的な違いをもう少し分解するとこんな違いになります。
モニターヘッドホン
→ 極力フラット(測定上の正確性重視)
→ 圧縮や歪みを見つけるために、情報をそのまま出す
→ 静かなスタジオで使う前提
スタジオ基準 = “測定的な正しさ”
WF-1000XM6
→ フラットを基準にしつつ、小音量や外環境でも“完成音”が崩れにくいバランスに調整
→ 小音量でもニュアンスが消えないように設計
→ 大音量でも刺さらないように設計
→ 電車、カフェ、屋外などノイズ環境前提
→ ノイズキャンセリング込みで“再生環境を整える”
XM6基準 = “完成音としての正しさ”
という違いになります。たとえるならモニターヘッドホンは「校正用の高精度ルーペ」。WF-1000XM6は「完成した絵を最高の照明で鑑賞するための展示空間」という感じでしょうか? どちらも正しいんですが役割が違うことになります。
モニターヘッドホン的な発想ならエンジニアは“確認側”です。監修でよいわけです。でもXM6の共創は違います。
マスタリングエンジニアは、
・完成音の基準を知っている
・外で崩れるポイントを知っている
・1dBで印象が変わることを知っている
つまり「完成音の守護者」が初期段階から関わることで、“スタジオで完成した音が、外でどう聴こえるべきか”を前提に設計ができる。ここがモニターヘッドホンとの設計の決定的な違いになります。
4名のエンジニアさんも普通の方はお名前もご存じないはずですが、米津玄師『IRIS OUT』や、Mrs. GREEN APPLE、宇多田ヒカル、さらにはスターウォーズのサウンドトラックなどを仕上げた高名なエンジニアさんばかりです。より詳細な情報は上記のブログ記事で紹介していますので、ご興味をお持ちの方は是非ご覧になってみてください。
■音質とノイズキャンセリングは何が変わったのか

新モデルの「WF-1000Xシリーズ」が登場するたびに「もう、これが究極の音質だ! 最高性能のノイズキャンセリングだ!」と思わせてくれて、先代のXM5がもう究極のワイヤレスヘッドホンだと思っていたのですが、そこからまた、さらに進化してきました。
発売日になって、ようやく実機を手にすることができて、あちこちで使わせてもらっていますが、確かにまた進化しています。ノイズキャンセリング性能は25%向上とのことですが、まさにそれを実現してくれているモデルに思えます。
測定器などはないので体感上ではありますが、静粛性はさらにアップしています。
以前、うかがった話ですが「聞こえないと不自然に思える音は聞こえるようにしている」とのことで、実は電車のアナウンスの音はやや声が聞こえやすく設計されていたんだと思うのですが、それも低減されていて電車の中でのノイズキャンセリング性能が二段階くらいアップした感じがします。
また、音質についても低域を中心によりナチュラルな音がなるようになり、オーバーヘッド型のWH-1000XM6に近い音質になったように思えます。(WH-1000XM6もエンジニアとの共創をしたモデルなので方向性が同じです)

音の出口の最終部分にあたるドライバーユニットは専用設計の新しいドライバーユニットが用意されています。
ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造で、柔らかいエッジが沈み込む低音域を、軽量高剛性のドームが伸びのある高音域を再現するそうです。真ん中に穴が開いているように見えるのですが、従来はドライバーユニットと別に配置していた通気孔を一体化することで、イヤホン本体の小型化も実現しています。
音質についてはWF-1000XM5も完成域に達しているモデルと思えましたが、ドライバーユニットと、プロセッサーの進化により、より高音質なモデルになっています。その恩恵もあってか、アプリで操作するイコライザーにも進化があります。

WF-1000XM5では5バンドだったイコライザーが10バンドに増えており、これまで「CLEAR BASS」としてまとめられていた400Hz以下の低域の音が、31~500まで5バンドに増えています。低域の音を細かく調整できるようになっているのは、マスタリングエンジニアとの共創によるものかもしれません。
我々はエンジニアではないですし、そんなに細かく調整ができるわけではありませんがアプリに「ファインド・ユア・イコライザー」という機能が搭載されています。

これは、自分のリファレンスにしている曲を再生しながら自分の好みの音を作り上げていくもの。グラフィックイコライザーの操作なしに、番号だけで好みの音を選んでいくと、イコライザー調整をしてくれるという機能になっています。
ドンシャリ好きの私は今まで高域と低域が持ち上がるだけの設定になっていたものが、WF-1000XM6で行うと、ご覧のとおり、重低音ではなく125Hz、250Hzを持ち上げて500Hzをやや下げた音にするのが好みだった、ということは初めてわかりました。
曲によって傾向は変わりますが、自分の好みの音をこれで調整すると、従来よりも調整幅が広くなっているのがわかるかもしれません。

搭載されるチップは高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3e/統合プロセッサーV2ということで、こちらも進化しています。
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| WF-1000XM6 | WF-1000XM5 | |
| 発売日 | 2026.2.27 | 2023.9.1 |
| ドライバーユニット | 8.4mm ・サウンドエンジニアとの共創 ・専用設計ドライバーユニット |
8.4mm ・ダイナミックドライバーX |
| プロセッサー | ・統合プロセッサーV2 ・高音質ノイズキャンセリング プロセッサーQN3e |
・統合プロセッサーV2 ・高音質ノイズキャンセリング プロセッサーQN2e |
| ノイズ キャンセリング |
・アダプティブNCオプティマイザー ・自然な外音取り込み ・風ノイズ低減構造 |
・外音取り込み ・風ノイズ低減構造 |
| 搭載マイク(片側) | 4個 フィードフォワード 2個 フィードバック 2個 |
3個 フィードフォワード 1個 フィードバック 2個 |
| 通気構造 | 〇 | × |
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新開発のプロセッサーQN3eにより、先行機種比較で約3倍の処理速度が実現。これによりDAC性能(アナログ信号変換技術)が向上し、S/N比が改善、音の解像度のアップにつながっています。
さらに複数マイクの処理が可能になり、WF-1000XM5比で約25%ノイズ低減を可能としています。

従来は片耳に3個で計6個だったマイクを、今回は片側に4個で計8個に増やしています。
増えたのはフィードフォワードマイクという外のノイズを収音するマイクです。(他にフィードバックマイクが2個搭載されていて、そちらはイヤホン内部にあるマイクになります。

写真左が「WH-1000XM6」で写真右は「WH-1000XM5」になります。
本体デザインをみるとよくわかりますがイヤホン本体に特徴的なマイクが2個搭載されているので、これで外観からでも違いがわかります。
マイク部はパンチ穴構造になっていますが、これは風切り音を低減するための工夫です。以前の機種では網目になっているメッシュ構造だったモデルもありましたが、現在のソニーのノイズキャンセリング搭載機ではすべて、パンチ穴になっています。
■体内ノイズはなぜ減った?
新開発のプロセッサーQN3eの搭載によりノイズキャンセリング性能が25%向上したこととつながるのですが、WF-1000XM6では新しい機構として「通気構造」を採用しています。
これは耳の中との通気量を増やすことで密閉感を減らすためなのですが、これを行うことで外音ノイズが耳に入ってきてしまう弊害もあります。ですが、そこをノイズキャンセリング性能のアップで補う、ということをしています。
何のために通気構造を採用したのかというと「体内ノイズ」の低減をするためです。

★ソニー広報 | note「ノイキャンにこだわるソニーの完全ワイヤレスは「体内ノイズ」も減ったらしい」
いつも新鮮な切り口でソニー製品を紹介してくれているソニー広報部さんのnoteで最初に紹介されていました。
耳をしっかり塞ぐ密閉型イヤホンは外の騒音を抑えられますが、その代わり足音や噛んだときの音などが「体内ノイズ」として強調されやすいという問題があります。そこでWF-1000XM6では新しい通気構造を採用し、イヤホン内部の通気量を増やすことでこうした体内ノイズが低減され、装着時の不快感が減る設計になっています。そのうえで、アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能を大幅に向上させることで、通気を増やしても外部ノイズは強力に打ち消し、快適なリスニング環境を両立している、という内容です。さらに、アダプティブNCオプティマイザーにより装着状態や耳形に合わせて最適化する仕組みも紹介されています。
記事の最後には実際に歩いてドシドシという音が小さく感じる。お菓子を食べた時の咀嚼音のこもり感が気にならない。というわかりやすい感想を伝えてくれていて、これは、自分でも試してみたい!と、誰しもが思う記事になっていると思います。

ここで「体内ノイズ」と呼ばれているのが鼓膜とイヤホンの間の空間で反響してしまう音です。
オープンイヤーヘッドホンでは鼓膜から耳の穴までの間が開放されているので、反響は起こりませんが、密閉性の高いイヤホンの場合は鼓膜とイヤホンの間の空間で音が反響してしまい、それが大きく聞こえてしまうことがあり、それを「体内ノイズ」と呼ばれています。
歩いたり、走ったりしたときに足から伝わる衝撃音が大きく聞こえたり、食べ物を食べた時に咀嚼音が大きく聞こえるのはこれが原因と考えられています。
これが「WF-1000XM6」の通気孔です。内部構造までは見られませんが、内部の空間と連動し、耳内の圧力変化を逃がす構造と説明されています。

グミを食べてみると、咀嚼音の差がわかりやすいみたいなので試してみましたが、確かにかなり咀嚼音の響きは軽減されます。WF-1000XM5など密閉度の高いイヤホンの場合、イヤホンを装着した方が咀嚼音が大きく聞こえてしまう、それが普通だったのですがWF-1000XM6では、かなり軽減されます。
あごの動きが「ゴリゴリ」と聞こえていたものが「コリコリ」くらいになり20%くらいの音量に軽減された感じがします。(個人的な感想です。)
咀嚼音よりも徒歩時、走行時の衝撃音の軽減の方が威力は大きくて、ジョギングをしているときはほぼ衝撃音は聞こえなくなり、地面とシューズが接地しているときの摩擦音が聞こえてくるほど。
この効果は絶大で、一度、味わってしまうともうWF-1000XM5には戻れないほどの間隔があります。
こうしたジョギング使いにはオープンイヤーヘッドホンでないといけない、と思い込んでいましたが、WF-1000XM6なら、それもいけるかもしれません。使い分けをしなくてもこれ1台ですべてのシーンでの利用ができそうです。
なお、まだ実機の利用を始めて1週間経っていないところで長期間の使用をしていないのですが、耳の中の蒸れとか不快感についての軽減は未知数です。
通気孔があるので、通気性もあがっているように思えるのですが、圧力を逃がす構造であり、通気性の向上を目的としたものではないと考えられます。(個人的には変わっていないように思えました)
■ソニー史上最高という通話品質はどこまで進化した?

さて、こちらも非常に気になるところです。WF-1000XM6はソニー史上最高通話品質を実現したとなっています。
『片側2個のマイクによる「ビームフォーミング」と骨伝導センサーによる正確な装着者の声の収音。それを「AIノイズリダクション」により装着者の声を抽出することで、ソニー史上最高通話品質(*)を実現しました。』* 2025年12月1日。完全ワイヤレスモデルにおいて。ソニー調べ
とのことですが、この2個のマイク+骨伝導センサー+AIノイズリダクションは、先に発売された「LinkBuds Clip」と同じ仕様です。WF-1000XM6ではさらにビームフォーミングにより2つのマイクを使って指向性を発揮させているとなっています。
マイク性能は自分で実感することができず、通話先の相手に聞こえやすい声で届いているかどうかになります。客観的に、その性能を知ることはできないのですが、ビデオ会議などで音声が聞こえにくいケースは多々あり、そういうときって、その人の話だけ頭に入ってきにくかったりするんですよね。
自分ではわかりませんが、通話相手に自分の言葉を届けるのに、非常に意味のある性能だと思います。
そこでヘッドセットの音声を録音するアプリを見つけてきましたので、自分の声を比較収録を試してみました。
静かな部屋でのマイクテストは、特になんのノイズもない店内で試しており、こちらでは比較した他のヘッドセットとの音質に違いは感じられないかもしれません。
「騒がしいオフィス」というのはワイヤレススピーカーを使って近くでノイズを発生させた上で収録しています。モデルによってかなり差が出ます。
| 静かな部屋でのマイクテスト | ||
| 0:57 | WF-1000XM6 | ★★★★★ |
| 1:23 | WF-1000XM5 | ★★★★ |
| 1:48 | WH-1000XM6 | ★★★★★ |
| 2:13 | LinkBuds Fit | ★★★★ |
| 2:37 | LinkBuds Clip | ★★★★★ |
| 騒がしいオフィス環境想定でのテスト | ||
| 3:37 | WF-1000XM6 | ★★★★★ |
| 4:11 | WF-1000XM5 | ★★★ |
| 4:47 | WH-1000XM6 | ★★★★ |
| 5:19 | LinkBuds Fit | ★★★ |
| 5:52 | LinkBuds Clip | ★★★★ |
.
是非、お使いのヘッドホンで聴き比べていただきたいのですが、騒音のあるシーンでは声にノイズがまとわりついた感じがします。ノイズ自体は聞こえないようにシャットアウトしてくれるものの、伝えなくてはいけない自分の声にノイズが混ざってしまう、というのがほとんどなのですが、WF-1000XM6だけは、かなり軽減されています。
同様にLinkBuds ClipもWH-1000XM6も優秀で、声色もWF-1000XM6とWH-1000XM6、LinkBuds Clipはナチュラルな音声に聞こえます。
ソニー史上、最高音質のマイク性能は伊達ではありません。
なお、こうした通話だけではなく、AIを使った音声入力などでも差が出ることがあり、LinkBuds Clipを使ってジョギング中に音声認識をさせるとLinkBuds Clipはご認識が減ります。
マイク性能を重視される方にも「WF-1000XM6」をお使いになることはかなり、アドバンテージになると思います。
■アプリの進化がWF-1000XM6の魅力をさらに高める

ソニーのワイヤレスヘッドホンでは「Sound Connect」という専用アプリを使って、各種機能を利用します。イコライザーの調整はもとより、ノイズキャンセリングと外音取り込みの自動切り替えや、タッチセンサーの機能割り当てなども行えます。

WF-1000XM5からの進化ポイントも数多くあるのですが、中でも「自動外音取り込み」という、外音取り込みの音量を自動で調整してくれる機能が付いたのは大きいと思います。
従来は外音取り込み量を自分でシーン別に設定して使うしかなかったのですが、騒音の大きさに合わせて音量をセーブしてくれるようになりました。外の音が良く聞こえるようにと外音取り込み量を大きくすると、騒音全体も大きくなってしまうのですが、大きな騒音は低減して、聞きたい音は大きめにして取り込んでくれるようになります。
試してみると新橋の駅構内を歩いているときが一番威力を発揮してくれて、電車の中ではアナウンスを聞き取りやすく、電車から降りると電車の走行音などを小さめにして聞かせてくれるようになりました。超絶、快適さがアップします。

「リスニングモード」という、音楽の聞こえる距離を離してくれる新機能も搭載されました。耳の近くでなっている音楽が、広い空間でなっているように聞こえるエフェクトで、その名の通りですが、読書をしたり仕事をしているときに集中力が必要になった際に音楽をBGMにすることができます。
マイルーム、リビング、カフェと3段階の距離にすることができます。音楽をそれなりに聞きたいときはマイルーム、広い空間で、どこかで音楽が鳴っている、ようにするときはカフェ、という使い分けができます。

VAIOやXperiaの様に「いたわり充電」をすることもできるようになりました。
いたわり充電をオンにすると、ヘッドホンの充電が80%に抑えられ、バッテリーの耐久消耗を抑えることができます。通勤などの短時間利用を繰り返す際は効き目がありそうです。出張などで長時間の使用が予定されているときは機能をオフにすることで100%充電ができるようになります。(ケースはいずれも100%充電になります)
ノイズキャンセリングオンで約8時間のスタミナ性能となっているのでいたわり充電時は6時間半弱の利用となる計算です。

オートパワーセーブはバッテリー残量が20%になった際にイコライザーやDSEE Extremeなどの音質調整機能を止めて、バッテリー残量が減るのを防ぐ機能です。
電源管理もここまで来たか!という感じがします。
他にも多数のアップデート項目があるのですが、ここですべてを紹介すると、かなりボリュームのある記事になってしまうので、ご興味ある方は上記のリンクにてご覧ください。

注意点としては「Sound Connect」が前回のアップデートで対応するOSがAndroid 11以上になっている点です。
ウォークマン40周年記念モデルの「NW-A100」シリーズがAndroid 9止まりになっていますので、ウォークマンA100やZX500シリーズが「Sound Connect」非対応になります。
Bluetooth接続は可能なので、ワイヤレスヘッドホンとしては使えますが、最新アプリの高機能は利用ができませんのでご注意ください。(アプリの最新バージョンを入れないとWF-1000XM6やLinkBuds Clip、そしてこれ以降に発売されるモデルは認識しません)
■製品版WF-1000XM6のパッケージ内容チェック

WF-1000XM6のパッケージはサステナブルなプラスチックフリー仕様になっています。
Original Blended Materialと呼ばれる再生紙を利用したパッケージになった最初のソニー製品が「WF-1000XM4」でした。1000Xシリーズはこうした面でも最先端を行くソニーの代表的な製品として扱われています。

付属するイヤーピースは独自開発の「ノイズアイソレーションイヤーピース」を採用しています。WF-1000XM5のものと同じで、音導管の出口にはメッシュが装備されていてイヤホンへの耳垢の侵入を防ぐ構造になっています。
本体に装着されているMサイズ以外に、SSサイズ、Sサイズ、Lサイズが付属し4種類のイヤーピースから自分のサイズに合わせて使うことができます。
いつもはMサイズを使っているけど、本当にこれが自分に最適なサイズなのか、というのは、わりと迷うところ。もしかしたらLサイズの方が自分には合うんじゃないか?というのを客観的に調べる方法があります。

ソニーの専用アプリ「Sound Connect」にはイヤーピースの装着状態をテストする機能が搭載されています。
「すべてのサイズを比較する」というオプションがあるので、これを使うとサイズごとに密閉度を計測して、どれが自分に一番マッチするのかを調べてもらうことができます。

私も試してみました。全サイズを比較するとSSサイズからLサイズまで4回の測定が必要になるのですが、画面の指示に従って、順番にテストをしていきます。
最後にLサイズを試すと、それまででもっとも最適なイヤーピースを表示してくれる、という流れになっています。
初めてWF-1000XM6を手にして使い始める際は良い機会なので、全イヤーピースのサイズで試してみるとよいかも。

なお、このノイズアイソレーションイヤーピースですが寿命があります。購入した最初は柔らかくふわふわしているんですが、使っていくうちに表面がだんだん固くなり、カチカチになっていきます。
ノイズアイソレーションイヤーピースは水分に弱く、水を吸うと少しずつ固まっていってしまうんです。
私もWF-1000XM5を使っている際は半年くらいでイヤーピースを買い換えて使っていました。今使っているのは4個目です。
WF-1000XM6も同じイヤーピースを使っています。購入当初の感覚を覚えておき、弾力がなくなってきたらパーツとして購入して交換していくと、いつまでも快適に使えると思います。

WF-1000XM6付属のイヤーピースは専用設計になっていてイヤーピース側にゴミ侵入防止のためのメッシュがついています。イヤホン側の音導管にはメッシュはついていませんので、メッシュなしのイヤーピースを使うとゴミがイヤホン本体に侵入してしまうリスクがあります。
遮音性も高く、ノイズキャンセリング性能を高めるのに役立つパーツとなっていますので半年くらいで純正品を買い替えて使われるのがお勧めです。(早い方だと3か月くらいで交換されるそうです)
イヤーピースはソニーストアで単品で購入可能です。ブラックだけではなくプラチナシルバーもスモーキーピンクも選べます。ボディカラーに合わせて購入するとよいかと思います。
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| イヤーピース ZZ-WFXM5EP |
ソニーストア価格: 990 円税込 |
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| 発売日 | メーカー商品情報ページこちら | |||
| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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| テックスタッフ 店頭購入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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Type A端子からUSB Type-Cに給電するケーブルが同梱でついてきます。長さは全長で20cmちょっと。コードの根元同士で測定すると15cm程度になります。

ノートPCの脇でちょこっと充電できるこういうケーブルってあると便利ですよね。
■WF-1000XM6の2色のカラーバリエーション

ボディカラーはブラックとプラチナシルバーの2色展開となっています。現時点では圧倒的にブラックに人気が集中していて約8割くらいの方がブラックを選択されています。

ブラックの方が、お持ちのデバイスなどと色を合わせやすいというのが大きなメリットで、こうしたデバイスでは大体ブラックが一番人気になることが多いようです。

身の回りにシルバー、ホワイトのデバイスが多く、それらと色を合わせるならプラチナシルバーというところでしょうか。
完全ワイヤレスイヤホンとして使う場合はブラックよりもほこりやごみなどの付着が目立ちにくいというのもメリットなんですが、使っているうちに使用感が出てきやすいというデメリットもあるようです。

写真ではわかりにくいのですが、新品のWF-1000XM6と2年半使ってきたWF-1000XM5の比較です。WF-1000XM5にはシリコンケースを装着して使っていたのですが、シリコンとケースの間に汚れが入り込んでしまうみたいで、やはり使用感がそこそこ出てしまっています。
個人的にはプラチナシルバーがお気に入りなんですけど、店頭でお買い上げくださるお客様もほとんどがブラックです。好みの問題ですので優劣はありません。
■WF-1000XM6は今買うべきか?価格推移から考察
「WF-1000XM6」は少し待てば安くなるんじゃないか?というのもごもっともな考えです。そこでいつくらいに安くなるものなのか調べてみました。WF-1000XM5の時のキャンペーンなどの販促情報を調査してみました。
■WF-1000XM5 キャンペーン一覧(2023年~販売中)

・2023年9月1日 発売 ソニーストア価格:41,800円(税込)
・2023年7月25日 +1年延長保証キャンペーン
・2023年11月1日 ★冬の音ロトキャンペーン
・2024年3月1日 ★春ロトキャンペーン
・2024年5月30日 ■1000XM4/XM3下取りキャンペーン(5,000円/1,000円)
・2024年5月30日 ★夏の感謝祭ロトキャンペーン
・2024年6月13日 PEANUTS Collection コラボモデル発売
・2024年9月13日 Disney Collection 刻印モデル発売
・2024年9月20日 「ぼっち・ざ・ろっく!」コラボモデル発売
・2024年10月4日 スモーキーピンク 追加販売
・2024年11月1日 ★冬の音ロトキャンペーン 対象製品
・2024年12月13日 ミッキー&フレンズ コラボモデル発売
・2025年2月28日 ★春の音ロトキャンペーン
・2025年5月30日 ■現金 or PayPay 5,000円分プレゼントキャンペーン
・2025年5月30日 位置情報ゲームを楽しもう!キャンペーン
・2025年7月10日 39,600円(税込)にプライスダウン
・2025年9月25日 36,300円(税込)にプライスダウン
・2026年2月26日 35,750円(税込)にプライスダウン(最終値下げ)
「WF-1000XM5」は先日、最終値下げの発表がありました。これで在庫販売のみとなり終売になっていきます。
振り返ってみると、いくつか気づくことがあります。まず、シーズンごとに行われていた「音ロト」キャンペーンなんですけど、2025年春のキャンペーンを最後に、直近1年では行われていません。その代わりに5,000円の定額キャッシュバックキャンペーンが2回行われています。
またコラボモデルについても実は2024年12月を最後に企画されていません。メッセージ刻印サービスもウォークマンで行われていましたが2月27日にサービスが終了しました。もしかするとコラボモデルについても今後は企画がないかもしれません。あったとしても発売から半年は企画されることは少ないようです。
価格についてはWF-1000XM5を見るとモデル末期に入るまで2年かかり、それまで値下げはありませんでした。また、もれなくキャッシュバックのキャンペーンも発売から1年半にわたり行われていません。
フラッグシップモデルだけあって、なかなか価格が下がらないようです。
半年ほど待てば、下取りキャンペーンが行われるかもしれませんが、考えてみてください。WF-1000XM6は44,550円(税込)という価格設定になっています。3年間使うとして1年で14,850円相当。半年で7,425円になるんです。
半年待って5,000円のキャッシュバックをもらうよりも、発売日から使った方がお得に思えませんか!?
「WF-1000XM6」はお得になるのを待つよりも、今、買った方がお得なモデルと思えます。
より詳しい考察は↑こちらでご覧いただけます。
■ソニーストアでは送料無料、3年保証で販売しています
ソニーストアでは通常1年のメーカー保証を3年に延長するサービスを付帯して販売しています。これだけでもかなりお得。
さらにヘッドホンケアプランワイド(年払い3,300円/初年度1,650円)に加入することができます。これはソニーの対象ヘッドホン/イヤホン向けに用意されている延長保証・物損対応付きの有償保証サービスで、高価格帯モデル(例:『WF-1000XM6』『WH-1000XM6』など)を安心して使いたい方に向けたプランです。
通常のメーカー保証ではカバーされない落下・水濡れ・破損などの偶発的な事故もサポート対象に含まれ、1年に1回までなら無償修理が受けられる“ワイド”な保証内容が特長です。
さらに片方のイヤホンを紛失しても定額料金(『WF-1000XM6』の場合7,150円)で修理してもらえます。保証を利用しない場合の修理料金目安は20,900円ですのでかなりメリットも大きいと思います。ぜひソニーストアでの購入もご検討ください。
My Sony IDをお持ちの方には初年度半額のクーポンもプレゼントされていますので、クーポンをお持ちの方は、最初の1年だけでも加入しておくのがお勧めです。なんせ4万円を超えるヘッドホンですので、購入直後に壊したり、なくしたらショックが大きいですからね。
WF-1000XM6を購入するなら3年保証がついてくるソニーストアでの購入がおすすめです。
2月27日発売 先行予約開始
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| ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドホン WF-1000XM6 |
ソニーストア価格: 44,550 円税込 |
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| 発売日 | 2026年2月27日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| 延長保証 | ヘッドホンケアプランワイド:初年度1,650円 ヘッドホンケアプランベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 送料無料 |
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| テックスタッフ 店頭購入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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保存版|WF-1000XM6徹底レビュー総まとめ【体内ノイズ・QN3e・価格検証まで完全解説】
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【実機レビュー】WF-1000XM6開梱レポート|体内ノイズ低減&史上最高通話品質を徹底検証
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【今週末は17時までの短縮営業】CP+2026モードで営業中!WF-1000XM6展示スタート
パシフィコ横浜で「CP+2026」を開催中の週末営業です。今週はすみませんが17時までの短縮営業での開店となります。 今週末は当店も「CP+2026」モードで営業いたします。
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