2011年10月6日

USB 3.0対応のポケットビット Qシリーズ開梱レビュー

まだソニーストアさんからの出荷は始まっていないんですが、販売店ルートで取り寄せてちょっとだけ早く実機を手に入れることができました。

USB 3.0対応のUSBメモリー「ポケットビットQシリーズ」が当店に入荷しましたので、早速、開梱＆スピードチェックをしてみたいと思います。

さて、まずはUSB 3.0という規格の話なんですが、これは昨年あたりから一部PCに搭載が始まり、今年になってVAIOでもほぼ全機種（Eシリーズなど一部を除く）に搭載されている比較的新し規格になります。

USB 2.0は480Mbit/sなのに対してUSB 3.0は5Gbit/sという桁違いの高速転送規格になっているものの、メモリー自体の書き込み速度の制限もあるので、転送規格がそのままUSBメモリーの転送速度にはならないんですが、それでも表記されている120MB/sというのはかなりのスピード。

メモリースティックの最高転送速度が50MB/sなので、それを遙か2倍以上のスピードになります。

ということで、今回も手持ちのメモリーカードを用意して手動計測の転送実験をしてみます。

ベンチマークソフトなどもありますが、普段、ああいうのを使っていない人にとっては数値の意味が体感的にわからないもので、かなりデータがあやふやになりますが、実際に写真を撮ったときのファイルを使ってストップウォッチで転送時間を計測します。

なお、今回から転送実験には当店最速マシンのVAIO SAシリーズを使って計測します。VAIO Z2シリーズの方が第3世代SSDを使っていて速いのでは！？というところですが、第2世代SSDのクアッド搭載をしたSAシリーズの方がスペックは上、みたいですので。(^_^)v

実験は私の撮ってきたαの画像写真をちょうど1GBになるように枚数を調整。約300枚の写真をフォルダにまとめて、それをVAIOからUSBメモリーへ転送したり、逆にコピーしたりして転送時間をストップウォッチで計測。

異常値が出たらそれは無視して、数回転送をして平均値を出しています。（すべて手動計測なのであくまで目安程度です）

計測に使ったのはBAFFALOさんの72MB/sのUSB 3.0対応USBメモリーと、SLICON POWERさんのUSB 3.0対応HDD。あとはメモリースティックPRO-HGの最速50MB/SのHXBと、SDカードのClass 10のもの。

書き込みと読み取りと同じ条件で計測した結果が下記の通りです。