5分でわかるソニーフラッグシップモデル『Signature Series』紹介
こんにちは、店員佐藤です。
先日、IFA2016で発表されていたソニーポータブルオーディオのフラッグシップモデルシリーズ「Signature Series」が日本国内向けに正式発表になりました。
昨日、ソニー本社ビルへお邪魔してきましたが、昔あった「ソニーディーラーコンベンション」の控えめ版みたいな感じで、販売店向けに秋~年末商戦の新製品の導入をしてもらってきました。
大変、光栄なことに本日発表になった「Signature Series」も実機を聞かせてもらってきているのですが、いっぺんにこれらの製品を聞かせてもらっても、どこでどうやって音が良くなっているのかわかりませんでした。(^_-)
試聴に使わせてもらっているヘッドホンが「MDR-Z1R」なので、これの個性が一番引き立っていると思うのですが、サンプルで流している音源もWAVの386kHz/32bitだったり今まで聞いたことがないフォーマットのものなんです。
こうなると、ヘッドホンで聴いているのに、ほぼ原音で聴いている様な感覚になれます。すごい音が聞こえてきます。
☆ソニーデザイン「Signature Series」スペシャルコンテンツはこちらから
さて、製品はウォークマン、ヘッドホン、アンプと、微妙にジャンルが違った製品でひとつのシリーズを作っています。以前「Cocoon」というブランドで横串をさした製品群をラインナップしたことがありましたが、あれともちょっと違っていて、今回のモデルはジャンルは違うモノの目指す方向はひとつ、となっています。
昨年も「バランス接続」をキーワードにポータブルアンプとヘッドホンが歩調を合わせてバランス出力へ移行した感じ。昨年のバランス接続登場時はステレオミニプラグを2本使って、ヘッドホンの左右のプラスマイナスの線を独立させることをしていました。通常はマイナス信号は左右で共通化させて3本のラインでヘッドホンに信号を送るところを、バランス接続では4本のラインを使い、完全に左右の信号を分けていたわけです。
ヘッドホンだけ対応してもアンプだけ対応しても実現できなかったのですが、今年はここにウォークマンも加わります。
その前に、新しい規格が制定されていたので、これで製品のバランス接続化が加速したのかも。
今年の3月に規定されたそうですが、各社、バラバラだったバランス接続の端子を業界で早めに統一しよう、という動きになり、新たに4.4mmの5極ジャックが作られています。通常のステレオミニプラグが3.5mmでやや太めの昔ながらのステレオジャックは6.3mmの直径になっています。その中間くらいでやや太めのステレオミニプラグ、となっています。
バランス接続の場合は4極あればよいところですが、根元のところにもう1極あるのは、アンバランス接続(従来の3極での接続)も出来る様にするためとのこと。L+と、R+を使って、さらに根元のグランドを使うとアンバランス接続ができるようになっています。
将来性を考えて、従来のアンバランス接続の際も変換アダプターを用意すれば新しい端子が使える様になる、ということなのかもしれません。
プラグは太ければ太いほど安定した接続ができる反面、ポータブルオーディオで持ち歩く分には落としたりぶつけたりしてケーブルに負荷がかかったとき、簡単に抜ける仕様の方がよいわけで、そういう意味では4.4mmという新しいプラグはちょうど良いものかもしれません。
新型ウォークマン「NW-WM1Z」と「NW-WM1A」にはこの新しいバランス出力端子と従来のアンバランス接続のステレオミニプラグが搭載されます。
発表になったモデルは「NW-WM1Z」と「NW-WM1A」という2機種のプレミアムモデルです。価格はそれぞれ299,880円と119,880円に設定されています。
最初のNW-ZX1では「ウォークマンで7万円!」と、驚いたものですがZX2の12万円を経て、ついに30万円です。テープで始まったウォークマンが第1世代で、メモリーストレージに変わって圧縮音源を聞くようになったのが第2世代だとすると、こうしてハイレゾ音源を武器に本来の高音質へ向かって行くという今は第3世代に突入したのかもしれません。
従来モデルとの違いを一気に比較したモノがこちらの表になります。参考のため、ポータブルヘッドホンアンプの「PHA-3」も加えてみました。
NW-WM1Z | NW-WM1A | NW-ZX2 | NW-ZX100 | PHA-3 | |
ストア価格 | 299,880円 | 119,880円 | 119,880円 | 66,880円 | 92,500円 |
発売日 | 2016.10.29 | 2016.10.29 | 2015.2.14 | 2015.10.10 | 2014.10.18 |
本体重量 | 455g | 267g | 235g | 145g | 300g |
サイズ (最大寸法) |
124.2x 72.9x 19.9 |
124.2x 72.9x 19.9 |
65.1x 131.2x 18.5 |
54.4x 120.1x 15.4 |
80x 29x 140.5 |
体積 | 180㎤ | 180㎤ | 158㎤ | 101㎤ | 325㎤ |
筐体素材 | 無酸素銅+金メッキ | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム |
リアシャーシ | 金メッキ無酸素銅 バスプレート |
金メッキ無酸素銅 バスプレート |
金メッキ銅板 | ステンレス鋼板 | |
アンプ-ヘッドホン線材 | キンバーケーブル 4芯編み構造 |
無酸素銅ケーブル | 無酸素銅ケーブル | 無酸素銅ケーブル | |
ヘッドホン出力 LCフィルター | 大型高音質抵抗 Fine Sound Register採用 |
高音質メルフ抵抗 | 高音質メルフ抵抗 | ||
ストレージ 容量 |
256GB +microSD |
128GB +microSD |
128GB +microSD |
128GB +microSD |
× |
ディスプレイ | 4.0型 (854×480) |
4.0型 (854×480) |
4.0型 (854×480) |
3.0型 (400×240) |
× |
Wi-Fi | × | × | ○ | × | × |
Bluetooth 対応コーデック |
LDAC、SBC | LDAC、SBC | LDAC、SBC | LDAC、 aptX、SBC |
× |
DSD再生 | DSDnative 11.2MHz対応 |
DSDnative 11.2MHz対応 |
PCM変換 5.6MHz対応 |
PCM変換 5.6MHz対応 |
DSDnative 5.6MHz対応 |
再生時間 FLAC 192kHz/24bit |
約26時間 | 約26時間 | 約33時間 | 約45時間 | 約5時間 |
充電時間 | 約7時間 | 約7時間 | 約4.5時間 | 約5時間 | 約15時間 |
ヘッドホン 実用最大出力 |
アンバランス出力 60mW+60mW バランス出力 250mW+250mW (16Ω) |
アンバランス出力 60mW+60mW バランス出力 250mW+250mW (16Ω) |
15mW+15mW (JEITA16Ω/mW) |
15mW+15mW (JEITA16Ω/mW) |
320mW+320mW (バランス接続,32Ω,1%歪) |
バランス出力 | 4.4mm バランス |
4.4mm バランス |
× | × | 3.5mm ステレオミニ×2 |
ノイズキャンセリング | × | × | × | ○ | × |
対応サンプリング 周波数/ビット数 |
PCM384kHz/32bit DSD(~11.2MHz) |
PCM384kHz/32bit DSD(~11.2MHz) |
PCM192kHz/24bit | PCM192kHz/24bit | PCM384kHz/32bit DSD(~5.6MHz) |
表の上の方から説明していくと、ウォークマンで重量455gってどうなのよ!?というところですが、確かにすごい重さです。なんせ500mlのペットボトルに匹敵するくらいです。ずっしりと来ます。
この「ずっしり」と来る感じですが、これは水の質量よりも重いかどうか、で人間は判断するそうです。なので、今回は体積を割り出してみました。1000㎤が1リットルで1kgです。比較して見ると「PHA-3」って軽いんです。確かに持ってみるとスカスカした感じ。
ウォークマン「NW-WM1Z」と「NW-WM1A」のスペック上の一番大きな違いが、この重量差になってしまうのですが、これは単に重くしているだけではなく、本体の素材にこだわった結果です。
電気信号だけで音声データを出力しているわけで、昔と違って回転部分やモーターなどの電力に影響を与える部分は少ないし振動なんて影響しないでしょう?と、思われがちですが、開発の方々がいろいろ試していった結果、たどり着いたのがこうした素材ということになります。
★ソニー製品情報「WM1Z/WM1A プロジェクトメンバーズ・ボイス」
こちらのプロジェクトメンバーのインタビュー記事ですが、こういう人達なんです。ウォークマンを改造して自分たちだけで良い音を堪能していた人達って。アンプからヘッドホンジャックまでのラインを太い線材に変えてしまって、な、良い音だろ?ってのをやってNW-ZX1を製品化してしまった人達。
その延長線上に登場したのがNW-WM1Zということになるわけで、これは試してみたくなりますよね。
NW-WM1ZとNW-WM1Aの違いだけを抜粋したモノがこちらです。
NW-WM1Z | NW-WM1A | |
ストア価格 | 299,880円 | 119,880円 |
発売日 | 2016.10.29 | 2016.10.29 |
本体重量 | 455g | 267g |
サイズ (最大寸法) |
124.2x 72.9x 19.9 |
124.2x 72.9x 19.9 |
体積 | 180㎤ | 180㎤ |
筐体素材 | 無酸素銅+金メッキ | アルミニウム |
リアシャーシ | 金メッキ無酸素銅 バスプレート |
金メッキ無酸素銅 バスプレート |
アンプ-ヘッドホン線材 | キンバーケーブル 4芯編み構造 |
無酸素銅ケーブル |
ヘッドホン出力 LCフィルター | 大型高音質抵抗 Fine Sound Register採用 |
高音質メルフ抵抗 |
ストレージ 容量 |
256GB +microSD |
128GB +microSD |
再生時間 FLAC 192kHz/24bit |
約26時間 | 約26時間 |
充電時間 | 約7時間 | 約7時間 |
ヘッドホン 実用最大出力 |
アンバランス出力 60mW+60mW バランス出力 250mW+250mW (16Ω) |
アンバランス出力 60mW+60mW バランス出力 250mW+250mW (16Ω) |
内蔵メモリーが256GBと128GBの差がある他にもいろいろ手を加えています。ヘッドホン出力のLCフィルターを変えるとどういう効果があるのか、などの個別の違いは我々ユーザーには知るよしもないのですが、開発現場ではひとつひとつの素材をテストしてチューニングしているんでしょうね。
先代のNW-ZX2を比較にくわえて見ると、NW-WM1AはZX2を土台にして開発されたもの、WM1Zはさらに素材に手を加えて究極の音を目指したモデル、となっているようです。
ユーザーインターフェイスはAndroid OSではなくソニーオリジナルUIとなります。タッチパネルでフリップすることにより上下左右に5つの機能を持たせた画面へ移動します。プレイ画面の右下に設定ボタンがあり、ここからプレイリストへ再生中の曲をジャンジャン登録していき、右方向へフリップすると10個のプレイリストにアクセスするという流れで使います。
そう、プレイリスト作りと操作がとてもしやすくなっています。
また下方向にフリップするとイコライザーをはじめとする音響設定の画面に移ります。
ZX2のユーザーさんに聞くと、ほとんどの方がWi-Fiはオフにしているし、音響設定もストレートにそのままで聞いているという方がほとんどでした。
NW-WM1シリーズでも同様に「ソースダイレクト」という機能がついていますが「DCフェーズリニアライザー」というアナログアンプの低域の位相特性を再現するエフェクトなどがあり、これは利用する方が多そう。アナログアンプの特性をわざわざデジタルで再現するのですが、音楽の制作側がアナログアンプの特性を考慮して音楽制作をしていることもあり、それを再現できるようにしているとのこと。
6つのパターンを搭載しているのですが、使ってみると低音感が増す感じになります。ヘッドホンとのバランスを見ながら使ってみるとよいかと思います。
昨日はNW-WM1ZとNW-WM1Aの聞き比べもさせてもらいました。それぞれ試聴機の設定がバラバラなので設定を同じに合わせるのに苦労したのですが、この2機種、確かに音質に違いはあるんです。
ソニーストア店舗での実機展示は9月9日(金)からとなっていますが、銀座のソニーショールームは移転改装のため9月24日(土)からのオープンとなります。
★ソニーストア フラッグシップモデル体験会のご案内はこちらから
「フラッグシップモデル体験会」として製品開発者のトークショーも楽しめるイベントになっています。抽選での参加になりますが、こちらも当選できたら貴重な体験ができそうです。
ウォークマンWM1シリーズ ゴールド NW-WM1Z |
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ストア価格:299,880 円+税 | |
ソニーストア長期保証選択 ・5年ワイド:30,000円+税 ・3年ワイド:15,000円+税 ・5年ベーシック:15,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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発売日:2016年10月29日 | |
ソニーストア購入特典: 送料無料 提携カード決済で3%オフ 3年ベーシック無償 【期間限定】分割払手数料24回払いまで「0%」(~12/28) 【期間限定】買い換え応援!買取金額アップキャンペーン(~12/28) |
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テックスタッフ店頭購入特典: 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
ウォークマンWM1シリーズ ブラック NW-WM1A |
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ストア価格:119,880 円+税 | |
ソニーストア長期保証選択 ・5年ワイド:12,000円+税 ・3年ワイド:6,000円+税 ・5年ベーシック:6,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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発売日:2016年10月29日 | |
ソニーストア購入特典: 送料無料 提携カード決済で3%オフ 3年ベーシック無償 【期間限定】分割払手数料24回払いまで「0%」(~12/28) 【期間限定】買い換え応援!買取金額アップキャンペーン |
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テックスタッフ店頭購入特典: 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
★ソニー製品情報「WM1Z/WM1A プロフェッショナル・ボイス」
☆当店blog 16.9.14「新型ウォークマン『WM1』シリーズ展示機レビューレポート」
ウォークマンWM1Z用のケースや液晶保護フィルムなどのアクセサリーも登場しているのですが、こちらのリモートコマンダーというのはまさかの展開です。w
リモートコマンダー RMT-NWS20 |
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ストア価格:4,880 円+税 | |
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発売日:2016年10月29日 | |
ソニーストア購入特典: 送料無料 提携カード決済で3%オフ 3年ベーシック無償 |
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テックスタッフ店頭購入特典: 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
さすがウォークマン本体が大きくなってきているので、ウォークマンはカバンの中に入れっぱなしでワイヤレスリモコンで操作をするということになるようです。通信はBluetoothで行うそうですが、なんとも、今までの常識を覆すウォークマンになっていますね。
空気感の表現を追求したという、12年ぶりのソニーのヘッドホン・フラッグシップモデルが「MDR-Z1R」です。
12年前のフラッグシップモデルというのがQUALIAブランドの「QUALIA 010」でその再生周波数帯域は5-120,000Hzを記録していました。当時の価格は262,500円です。
☆ソニープレスリリース「人の可聴帯域を越える高音域も余すことなく再現。 「音質」と「装着感」を徹底的に追求した“QUALIA”ステレオヘッドホン 発売」
このモデルのさらに15年前に「MDR-R10」というケヤキをつかった木製ハウジングのヘッドホンがあるそうなんですが、なるほど、本当に10年に一度出てくるようなヘッドホンなんですね。
平均的な人間の耳の大きさ65mmよりも大きな世界最大級の70mm径ドライバーを搭載。これにより平面波に近い波面を再現し、ヘッドホンなのにスピーカーの聞こえ方に近い自然な響きを体感できるようにしているそうです。
特徴的なフィボナッチパターングリルですが、フィボナッチと聞くとすぐに思い出すのが映画「ダ・ヴィンチ・コード」です。こういうところでもなにかソニーらしいつながりを感じてしまいます。
音響レジスターというハウジングにパルプを採用しているのも変わっている点。ハウジングではなくフィルターのように全面を覆っており、これにより密閉型ヘッドホンとなりますが不要な共鳴を無くして聴感上のS/N比を向上しているとなっています。
インタビュー映像の中では日本の障子の文化から来ていて、これで静けさを感じられるものになっているとか。
ケーブルは2本付属。通常のステレオミニプラグのヘッドホンケーブルの他、新しい4.4mmのバランス標準プラグも同梱。
ネジ式のロックリングなど、ヘッドホン側の仕様はMDR-Z7と同じ様です。
ヘッドホンケーブル ゴールド MUC-B20SB1 |
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ストア価格:25,880 円+税 | |
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発売日:2016年10月29日 | |
ソニーストア購入特典: 送料無料 提携カード決済で3%オフ 3年ベーシック無償 |
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テックスタッフ店頭購入特典: 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
8芯編み構造を採用したキンバーケーブルも4.4mmのバランス標準プラグのものが新発売になります。MDR-Z7ユーザーさんもこのケーブルとウォークマンNW-WM1Zを組み合わせれば、新型ウォークマンでのバランス接続が可能になります。
このヘッドホンがまさに10年に一度のモデルだとすると、今年はウォークマン、ヘッドホンの当たり年ってことになりそうです。製品開発中はNW-WM1ZとMDR-Z1Rを組み合わせての音質調整などもしているでしょうし、うわ、すごいですね、合わせて50万円近いセットになってしまうとは!
ですが、今まではこんな選択が出来なかったわけで、まさにソニーオーディオのドリームセットになりそうです。
ステレオヘッドホン MDR-Z1R |
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ストア価格:199,880 円+税 | |
ソニーストア長期保証選択 ・5年ワイド:20,000円+税 ・3年ワイド:10,000円+税 ・5年ベーシック:10000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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発売日:2016年10月29日 | |
ソニーストア購入特典: 送料無料 提携決済で3%オフ 3年ベーシック無償 ヘッドホンと同時購入でヘッドホンスタンドが2,000円お得 【期間限定】分割払手数料24回払いまで「0%」(~12/28) 【期間限定】買い換え応援!買取金額アップキャンペーン(~12/28) |
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テックスタッフ店頭購入特典: 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
ソニー初の据え置き型ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」です。型番が今までのポータブルアンプの「PHA-」ではなく、ピュアオーディオの「TA-」型番になっている、今までとは流れの違うモデルになります。
背面にあるUSB-B端子からの入力により最大でDSD 22.4MHz、PCM 768kHz/32bitのハイレゾ音源再生に対応。ハイレゾ普及期にはどこまで人間の耳に聞こえるのか?という話題で盛り上がりましたが、結局、人間の耳には聞こえないそういう音も空気感、雰囲気を演出するのに利用できることがわかり、こうしたスペックはますます上がっていってしまうんでしょうね。768kHzというと私の可聴域の限界である14kHzからすると遙か50倍以上の周波数になるんですが(^_^;)、これでどんな違いが感じられるんでしょうね。
フロントに並んだたくさんの端子類はソニーのオーディオ機器の出力ができる全端子が用意されています。ステレオミニ×2端子を使ったPHA-3方式のバランス出力や、新しい4.4mmバランス標準プラグ、さらにはアンバランスの6.3mmステレオプラグ、3.5mmステレオミニなど全ての端子が用意されています。
XLR4端子は業務用機材で使われる端子です。他にもXLR3を2端子使うモノなどバランス接続の端子は乱立気味だったのですが、このヘッドホンアンプがあれば、とりあえずソニー関連のものは全部カバーできることにあります。
ウォークマン用の専用端子も用意され、電源供給をしながらの再生ができるそうです。ハイレゾオーディオ対応ウォークマン専用クレードルとして「BCR-NWH10」などがありますが、そこまで大げさにならず、コンパクトに接続できるのは良いですね。
ウォークマン用のデジタルケーブルは付属します。
10月29日発売でソニーストアでは本日より先行予約販売を開始しています。こちらも明日からソニーストア大阪、名古屋、福岡天神にて展示がスタート。銀座ソニービルショールーム/ソニーストア銀座では9月24日からの展示となります。
DAC内蔵ヘッドホンアンプ TA-ZH1ES |
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ストア価格:250,000 円+税 | |
ソニーストア長期保証選択 ・5年ワイド:25,000円+税 ・3年ワイド:13,000円+税 ・5年ベーシック:13,000円+税 ・3年ベーシック:無償 |
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発売日:2016年10月29日 | |
ソニーストア購入特典: 送料無料 提携カード決済で3%オフ 3年ベーシック無償 |
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テックスタッフ店頭購入特典: 10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 |
★ソニー製品情報「オーディオ評論家・角田郁雄が開発者に訊く」
☆当店blog 16.9.15「何でもDSDハイレゾ! ヘッドホンアンプ『TA-ZH1ES』展示レポート」
☆ソニープレスリリース『ソニーの技術とノウハウを結集した、フラッグシップモデル“Signature Series(シグネチャーシリーズ)”ステレオヘッドホン、ウォークマン、ヘッドホンアンプを発売』
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