24-600mm大口径高倍率ズームレンズ搭載!世界最速AFデジタルカメラ「DSC-RX10M4」完全レビュー!
サイバーショット「DSC-RX10M4」に関する当店の記事をまとめたページになります。機能や実機の様子、実際に「DSC-RX10M4」で撮影した店員による作例などをご覧いただけます。
4.『DSC-RX10M4』を残価設定クレジットでお得に購入するには?
■「DSC-RX10M4」の機能まとめ
- 位相差検出方式AF搭載、有効約2010万画素メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサー
- 世界最速0.03秒の高速AFを実現した高速・高精度な「ファストハイブリットAF」
- 315点像面位相差AFセンサーによる広いAFカバー範囲
- 「高密度AF追従テクノロジー」による高精度・高追随性能
- 追随性能がさらにアップした、進化した「瞳AF」
- AF・AE追随 最高約24コマ/秒で最大249枚の高速連写性能
- 最高1/32000秒、高速で動く被写体がゆがみにくい「アンチディストーションシャッター」
- 24-600mm、ツァイス バリオ・ゾナーT* F2.4-4.0の大口径高倍率ズームレンズ
- 約3cmまで被写体に近づける優れたマクロ撮影
- 最大4.5段の補正効果を実現した光学式手ブレ補正
- 進化した高速画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)
- 高感度撮影時のノイズを低減する「マルチショットNR(ノイズリダクション)」
- 直感的な操作が可能なタッチフォーカス機能
- 画素加算のないプロ仕様の4K動画撮影
- 影可能時間が増加した、進化したスーパースローモーション
■ポイントとなる機能
RX10M4は”α6500″や”α6300″で搭載している「高密度AF追随テクノロジー」をサイバーショットとして初搭載。世界最速の0.03秒の高速AFを実現しています。RX10M3が0.09秒、RX100M5が0.05秒でしたので、RX10M3よりも3倍速い!と言えます。
そして、撮像エリアの約65%をカバーする範囲に315点の像面位相差AFセンサーを配置することで、超望遠撮影においても高速で動く被写体の決定的瞬間を逃さず撮影できます。
RX100M5の時にも思ったのですが、こうした高速AFが威力を発揮するのは望遠撮影の時です。”α9″+SEL100400GMをかり出して世界最速AFでのカワセミ撮影に挑戦させてもらっていますが、DSC-RX10M4を持ち出せばそのサイズはさらに0.4倍ほどにダウンサイジングできます。
また、画像処理エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)はさらに進化しており、従来比約1.8倍の高速処理性能を実現しています。フロントエンドLSIと組み合わせることでAF・AE追随 最高約24コマ/秒の高速連写が可能になりました。
さらに、表示システムの高速化により、撮影中の電子ビューファインダーの表示タイムラグが大幅に低減しています。
レンズにはツァイス バリオ・ゾナーT* 24-600mm F2.4-4.0の大口径高倍率ズームレンズを搭載。
レンズ交換式カメラであれば通常3本以上の大口径交換レンズが必要なところ、広角の風景写真から、スポーツや野鳥などの超望遠撮影まで、幅広いシーンを1台のカメラ対応できるのは良いですね。一番のポイントとも言えます。
レンズ構成はED非球面レンズ2枚、スーパーEDガラス1枚を含むEDガラス計8枚をとなっており、望遠レンズで目立ちやすい色収差を良好に補正し、ズーム全域で高コントラストでシャープな画質を実現。
さらに、ソニー独自の高度非球面AAレンズなどを採用した新開発の光学設計により、高い描写性能と大口径レンズの小型化を両立しているほか、逆光下での画質低下の原因となるゴーストやフレアを最小限に抑えるT*コーティングも施し、忠実な色再現と優れた描写を可能にしています。
ワイド端で約3cm(撮影倍率0.42倍)、テレ端で約72cm(撮影倍率0.49倍)まで被写体に近づけるのでマクロ的な撮影から無限遠まで、モード切り替えなしでピントを合わせられます。
また、600mmという超望遠域でありながら、最大4.5段の光学式手ブレ補正を搭載しているので、ブレやすい望遠側での撮影や、光量の少ない場所での手持ち撮影時に高い手ブレ軽減効果を発揮します。
動画撮影は4Kに対応。像面位相差AFセンサーの搭載により、ピントにシビアな4K動画撮影時でも、高精度・高追随なフォーカシングが行えます。
最高960fps(40倍)のスーパースローモーションも進化し、撮影時間も撮影時間優先で最長約7秒、画質優先で最長約4秒に増加。プロキシー記録にも新たに対応することで、スーパースローモーション動画のスマートフォンへの転送も可能になりました。
操作性の面ではタッチパネル液晶を搭載し、タッチフォーカスやタッチパッド機能を利用できるのも”α6500″と同様です。サイバーショットRXシリーズでタッチパネルを搭載するのはこのモデルが初となります。
■「DSC-RX10M4」開梱レポート
「RX10M4」はソニーストア価格189,880円(税別)という、かなり高額なサイバーショットになりますが、このサイズで24~600mmという超高倍率ズームを搭載。さらに1インチセンサーに像面位相差AFを内蔵した「AFに強い」超望遠ズームカメラとなっています。
こちらが同梱品です。ストラップには「RX10」の文字が刻まれています。バッテリーはα7シリーズと共通のNP-FW50で、充電はマイクロUSBケーブルを使った本体内充電が可能。ACアダプターも付属しています。
レンズキャップとレンズフードを装着してもこのコンパクトさ。
と、言ってもRX10M4単体の写真を見てもサイズ感がわからないと思いますので、となりにα6500+SEL1670Zを装着したカメラを置いてみると。。。
APS-Cセンサー内蔵のα6500と比較するとボディは一回り厚い感じになります。カメラのスタイルはAマウントの”α”ボディに近いデザインですね。
こちらは100-400mmズームレンズを装着した”α9″と比較したところです。α9をAPS-Cサイズでクロップして撮影すると600mm相当になるわけですが、同じ画角でも持ち運びはこれだけの差があります。RX10M4のコンパクトさは凄いですね!
ワイド端も24mmから使えるので、レンズが小さくできるというメリットだけではなく、レンズ交換をしなくてよい=センサーにゴミが付着する可能性を下げられる、というメリットもあります。
山深いところにハイキングするときは荷物軽くできるほかに、広角から望遠までレンズ交換無しで使えるので、シャッターチャンスを逃しにくい、センサーにゴミが入らない、という3つのメリットを同時に得られるわけです。
レンズキャップはRX1シリーズと共通のシンプルデザインのものになりますが、RX1と違って金属製では無く樹脂製です。
こちらがワイド端の35mmくらいの一番小さくなっているところ。24mmだとややレンズがせり出ていて、そこからちょっとだけズームをかけた時が一番レンズが短くなります。
こちらがテレ端の600mm相当の時のレンズの長さになります。レンズ部分の長さをみると2倍以上になっています。
ビデオカメラの世界では「何倍ズームレンズ」という表現をしますが、それはワイド端とテレ端を比較したときに焦点距離がどれくらいの倍率になっているのかを表現するビデオカメラ独特の表現になります。
コンデジも昔は「3倍ズーム」とか「5倍ズーム」とかいう表現をしていたことがありますが、それにならうと「DSC-RX10M4」は「25倍ズーム」という言い方ができます。
背面液晶はチルトします。しかも、この液晶パネルはタッチ液晶になっていてタッチフォーカス、タッチパッド機能を使うことが出来ます。
バッテリーは”α6500″や”α7″と同じNP-FW50が採用されています。これは”α”をお持ちの方と撮影に行った際もバッテリーが共有できるので、便利かもしれませんね。
メモリーカードスロットはUHS-I対応のSDXCカードが利用できます。バッテリーとメモリーカードを入れた総重量は1095gになります。
メニュー構成は”α99 II”、”α6500″、”α9″と共通のUIになっています。ここで初めて気がついたんですが、PlayMemories Camera Appsのメニューがありません。残念ながら、RX10M4はカメラアプリ非対応機種なんですね。
GPS機能も搭載されていませんが、代わりにスマートフォンとの位置情報連動設定が付いています。
“α9″や”α6500″でこの機能を利用してますが、一度つながると、あとは短時間でスマートフォンと接続をしてくれます。GPSよりも短時間に位置を特定してくれるので、スマートフォンで位置情報を常時取っている人なら、こちらの方が便利に使えると思います。
モニター画面越しになりますが、ワイド端ではレンズ前3cmからのマクロ撮影が可能。凄く寄れるレンズです。
テレ端でも72cmまで寄ることができます。600mm望遠マクロは山に入ると威力抜群。木道から少し離れている花でも簡単に寄ることができます。
そしてRX10M4最大の武器である高速AFと秒24コマ連写・・・ですが、あれれ? 連写の設定はできるものの、高速AFを試すためのコンティニュアスAFの設定ができません。
メニューを探しても見つけられなかったのですが、なんとボディ側にスイッチがありました。
一応説明しておくと「S」はシングルAFのSです。一度ピッとAFを合わせるとあとはフォーカスが固定されます。「A」はオートのAでカメラが自分でAF-SとAF-Cを勝手に判断して切り替えてくれます。「C」はコンティニュアスAFのCで、常時AFを追い続けてくれます。
「DMF」は一度AFでフォーカスが合ったあとにフォーカスリングを使って自分の任意のポイントにフォーカスをずらせるモード。「MF」は自分でフォーカスを合わせるためのマニュアルモードです。
これをカメラボディのダイヤルで変更して使います。
秒24コマの高速連写は”α9″以上の連写枚数になります。特にカタログには「ブラックアウトフリー」とは記載がありませんが、このRX10M4もブラックアウトフリーです。連写時に画面は黒くなりません。シャッターも電子シャッターで無音なのですが、電子音を「シャッター」にしておくと音でシャッターが切れていることを教えてくれます。
完全にオフにすることもできるのですが、それをすると完全にビデオカメラで撮影している様な状態になり、ひたすら撮影残枚数のカウンターが減っていくだけ、という状況になります。
これで撮影テストをした様子を動画で収めてきました。実機の動作の様子はこちらでご覧頂けます。
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AF-Cの動作ですがかなり早くなっています。フォーカスエリアはワイドにしたままで使っていますが、感覚的にここに合わせたいと思うと大抵はそこをつかんでくれます。
RX100M5と同様の位相差AFですが、より賢くなっているというか、そもそもこういう望遠ズームレンズでこそ真価を発揮する感じ。24-600mmのズームレンズにこの世界最速AFは鬼に金棒状態です。連写撮影もバッファがたっぷりで約10秒の連写ができます。
サイバーショットの電動ズームはズームリングと機械的に連動しているのではなく、電子的に動いているのでミラーレス一眼”α”ユーザーはの中には動作が遅く感じられる人もいると思うのですが、このモデルについて言えば、あまりそれはありません。
割としっかりと追従してきます。こちらも動画に収めているので最後の方のシーンでご確認ください。ズームリングでの操作以外にシャッターボタンのところにあるズームレバーでも操作ができます。これが山では便利で、片手での操作ができたりします。
■『DSC-RX10M4』を残価設定クレジットでお得に購入するには?
まず「残価設定クレジット」というのはどういうものなのかご案内したいと思います。
残価設定クレジットというのは、2年後にカメラを手放すことを前提に組む分割クレジット払いです。2年後にカメラを返却することになるのですが、その際の買取額が設定されており、それをあらかじめ差し引いた額で24回の分割払を行います。
25回目に残価分を支払うとカメラを返却しなくてもよくなります。気に入っているようであればそれを支払って自分のものにしてもよし、残価分を支払うことを前提にして25ヶ月目までに残価分を貯金しておき、そのときに新型のサイバーショットなどが出ていてそっちに乗り換えたければ、その残価分を新しいカメラの支払いに回して新型モデルに乗り換える、なんて計算をすることもできます。
レンズはずーっと使う方が多いので、正直、当店店頭では残価設定クレジットを組まれる方は多くないのですが、”α”ボディは割といらっしゃいます。
ソニーストアの残価設定クレジットのページを見ると、おおよそどのくらいの価格設定になるのかが掲載されています。「DSC-RX10M4」については残価設定が71,000円になっていて、残額を24回で払うと月々5,500円という設定になります。
但し、この価格は割引きもなにもない定価で購入した場合の支払い額。
実際にはソニーストアならではの長期保証「3年ワイド保証」や、My Sony IDをお持ちの方でしたらAV商品10%割引きクーポンなどを使って、よりお得に購入されると思います。メンバーさんによっては2,500円くらいのお買い物券というのもお持ちの方がいらっしゃるかも。
と、いうことで3年ワイド保証と10%オフクーポン、2,500円分のお買い物券を持っている状態でカートに入れて実際に残価設定クレジット画面に進んだものがこちらになります。
購入総額は182,063円(税込)になっていて、このうちの37.4%が残価率になっているそうです。残価率はおそらく最高レベルなんじゃないでしょうか。
これを25回の分割払いで組みます。(24回分割+残価額の1回分)
こちらが、そのお支払額になります。なにも割引きなしだったときは月々5,500円でしたが、5,000円を大きく割り込んで4,600円になりました。なるほど、毎月1回飲みに行くのをセーブすれば、史上最強サイバーショットを手に入れられます。
コンパクトボディで600mmの超望遠ズームレンズが使えて、AFは世界最速0.03秒AFという鬼に金棒カメラが飲み会1回!
しかもサイバーショットの良いところは”α”と違って、未来の自分がレンズを買い足す心配がないところ。残価設定で購入すれば、向こう2年間はレンズ購入を節約できるかもしれません。
■店員が実際に撮影した「DSC-RX10M4」作例
DSC-RX10M4 F4.0 1/250 ISO100 焦点距離599mm(35mm判換算)
DSC-RX10M4 F4.0 1/250 ISO100 焦点距離599mm(35mm判換算)
☆当店blog 2018.5.20「SEL100400GMで撮るシマリスの赤ちゃん 第3弾」
☆当店blog 2018.10.24「サイバーショット『DSC-RX10M4』で撮るレッサーパンダの赤ちゃん in 埼玉県こども動物公園」
DSC-RX10M4 F4.0 1/640 ISO100 焦点距離380mm
DSC-RX10M4 F4.0 1/250 ISO160 焦点距離600mm
☆当店blog 2018.5.17「”α7III”で撮る『シマリスとあじさい』 」
■カメラ購入前に!ソニーストアおすすめサービス
ソニーストアでサイバーショットを購入してみようか?という方に、ソニーストアで購入することのメリットをご案内したいと思います。
ソニーストアではMy Sony IDを新規登録すると、すぐに使える10%OFFクーポンがプレゼントされます。さらにMy Sony IDをお持ちの方には年2回ソニーストアの割引率クーポンをプレゼント。ぜひMy Sony IDをご登録下さい。
さらにソニーストアではメーカー直販ならではのかなり強力な保証サービスを付けて購入する事ができます。
まず通常のメーカー保証は1年ですが、ソニーストアでは「3年ベーシック保証」というメーカー保証が最初から3年に延長されたものが付いてきます。
そしてそこから有料でソニーストアの保証をさらにアップグレードすることが可能。
5年ベーシックは通常1年のメーカー保証を5年にするものなんですが、魅力なのはこちらではなく、3年ワイド保証と5年ワイド保証になります。ワイド保証は落下破損や水没などの事故の際も全額保証をしてくれる動産保険の様な保証サービスです。
たとえば撮影時に誤って手を滑らせて落下させ、外傷が出来てしまった場合はメーカー保証もベーシック保証も効きませんが、ワイド保証ならそれが無料で直してもらえます。免責金額などの設定もありません。無料で修理してもらえます。
盗難や、日本海溝に水没させてしまうなど、本体がなくなってしまった場合は補償されませんが、これが魅力でソニーストアでソニー製品を購入される方はかなり多くいらっしゃいます。
こうしたワイド保険が3年で本体価格の5%、5年で本体価格の10%で用意されています。是非、こちらに入って購入していただきたいところ。カメラ本体もそうですが高額なレンズもワイド保証に入れて購入できるのがソニーストア最大の魅力なんです。
初めてソニーストアをご利用になる方は保証のアップグレード料金を払ってワイド保障にすることになりますが、実は当店店頭で購入いただくと、3年ワイド保証を半額にするクーポンがプレゼントできます。
店頭クーポンは残念ながらレンズが対象外になりますが、レンズと一緒にカメラボディを購入したいという方は店頭にお越しになるとよりお得にすることが出来ます。
■テックスタッフ店頭購入特典
また、東京、新橋にある当店テックスタッフでは、店頭にてソニー製品のご購入相談を頂いた方へ様々な特典をご用意しております。特典内容は上記リンクからご覧いただけます。
時期によって特典内容も変わってきますので、ぜひお得にお買い求め下さいませ!
デジタルスチルカメラ DSC-RX10M4 |
ソニーストア価格: 189,880 円+税 |
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発売日 | 2017年10月6日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:19,000円 3年ワイド/5年ベーシック:10,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回分割払手数料0%キャンペーン 残価設定クレジット 分割払手数料0%キャンペーン |
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当店店頭 購入特典 |
10%オフクーポン(併用不可)プレゼント中 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |