NV-U2レポート その5 マーク作成・後編
ソニーのポータブルナビ「NV-U2」のオービスマップ化作戦、第5話です。前回はPSPのスポット情報をそのまま持ち出してオービス情報を表示させちゃおう!なんて甘い考えでいたんですが、それがどうもうまく行かないみたい。でも、NV-U2側にはマーク登録機能という、強力なオービスおしらせ機能?が搭載されているみたいだぞ!って話まで進めていました。
今回はその後の作戦をまとめつつ、NV-U2のPCとの連携機能を試してみたいと思います。
第1話の開梱編で「取説を読み込む1週間でした!」なんて話をしてて、その時にどうもPCとの連携については全然説明がないんだなぁ、なんて話をしていましたが、はい、あったんです。添付の説明書以外の取扱説明書が。どこにあったのかというと。。。
はい、ソニードライブのNV-U2製品ページのダウンロードコーナーです。ここにPCアプリケーションのご案内ということで、PCとの接続ソフト、それに取扱説明書のPCアプリ編のpdfファイルが用意されています。
PCアプリケーションをダウンロードした後に、この取説ダウンロードの案内が出てきて、これを読むことでようやくPCとポータブルナビ「NV-U2」のPC操作で何ができるのかがわかります。(^_^;)
PCアプリのソフトウェア、取説のダウンロードは特にユーザー登録なども必要なく、誰でもダウンロードができますので「NV-U2」の購入を検討されている方はこちらのページもちょっと覗いておくと良いかも。
このソフトウェアのインストールをしなくても、我が家のVAIO type L (Windows Vista)では認識ができました。2GBメモリ内蔵となっていましたが、実際に認識できるのは約1.78GB。そのウチ1.14GBがすでに使用されており、空きは650MBになっています。
まだ提供されていませんが、後日、地図データが更新されたときは地図データをダウンロードして入れ替えることとかもできるみたいですね。
さて、サイト上の指示に従って、ポータブルナビ「NV-U2」用のPCソフトウェアをインストールしてみましょう。ソフトの名前は「nav-u ツール」となっています。
これが初期画面。左には大きなアイコンが並びますが「地図の更新」「アップグレード」は今のところ利用はできません。ソニーさんから、有償、無償に関わらず、プログラム提供があったときに利用する機能ということになります。
で、現段階で利用できるのは一番上の「マーク」というボタン。いきなりですが、PCに接続しているポータブルナビ「NV-U2」に入力したマークデータが一覧でドバッと出ています。やった!気持ち良いですね、これ。
一括編集は無理なんですが、ひとつひとつのマークを呼び出して、その内容を書き換えることができます。
一応、ポータブルナビ「NV-U2」にもマーク入力画面は用意されていて、ご覧の通り、名称、読みなどを入力することはできることはできるんですが。。。
非常に根気を必要とされます。(^_^;) タッチパネルになっているため、ほとんど直感的に操作ができることはできるんですが、文字入力をこのタッチパネルで行おうとすると、かなり時間がかかるし、大変すぎです。
これらの文字情報はすべてPC側で編集するつもりでいた方がよいでしょうね。
走行途中にマークを打つことはできるので、時間でわかるように順番を記憶しておくとか最低限のマークアイコンくらいを現地で入力しておいて、細かいマーク情報は自宅へ帰ってから行う、ということにするのが正しい使い方のようです。
オービスデータばかりではなく、私も実家の場所とか友人の場所、よくいくショッピングセンターなどを入力しておいたんですが、入力したのは場所とアイコンだけ。それ以外のデータはPC上でジャンジャン編集していきます。
ポータブルナビ「NV-U2」で打ち込んだマークのみの情報はこの通り、地名がそのままマーク名称になり、グループもとりあえず未設定グループに入ります。
これをオービスグループに入れてあげたり、名称を「オービス」に変更することも可能。
サウンド設定も可能で、再生開始、ようするにオービスのどれくらい前でサウンド再生をさせるかも、こうして一覧表から変更が可能です。ただ、NV-U2本体ではサウンドの種類(6つあります)を選択することなどができるんですが、それがPC上のアプリではできず、またマーク編集もできません。
ちょっと不便というか、NV-U2本体で入力しなければいけない情報もあることがこれでわかるので、やはり、NV-U2上である程度のマーク情報作成作業が必要になるようです。
なお、PC上で編集しているのはあくまでも、ポータブルナビ「NV-U2」本体からコピーしたデータの内容です。編集作業が終わったら、これを最後にNV-U2に書き戻す作業が必要になります。データ転送を行えば、これでPCでの編集作業がNV-U2に反映されます。
こうして編集したマークのデータですが、一括してPC側にバックアップを取ることもできます。NV-U2本体のデータの削除もPC側から行えるので、旅行ごとにこうしたマークデータを出し入れすることもできます。650MBも空き容量があるので、マークデータのおかげでメモリ容量がなくなった、ということはあまりないでしょうけど、今回のオービスデータなどは全部合計すると600カ所くらいのデータになるので、地図に表示されると、他のマークが見えなくなると言うか煩雑になる
可能性もあります。
そこでPCを待避場所にして、運用することもできるわけですね。
よし、これで、大体のNV-U2の運用方法が見えてきました。
まずは、PetaMapからダウンロードしたオービス全データを手動でNV-U2のマーク登録をすることになる事態に変わりはないんですが、今週の通勤時間を利用して、ちょっとずつ、マーク登録作業を進めることにします。(T_T) 次回はこの通勤途中に編集したオービスデータを使って実際にオービス探しをしてみて、使い勝手などを試してみたいと思います。
しかし、PetaMapのスポット情報を一括してマーク情報に変更するツールとかがあればいいのになぁ。。。でもこのあたりの話って徹底していて、一度ガイドになった情報って自分で書き換えが可能な形にはならないんですよ。このあたりは、プロデュースしている人が一人とか少人数で、それがプロジェクト全体にスジが通っている、という証拠ですね。よくできています。PSP「みん地図2」もスポットビューワも。
でも、今回、こうして位置情報がコピーできるというのはNV-U2だけの特権になるみたい。ちょっと進化した感じが嬉しかったりもします。
が、このときはまだ、この後にくる衝撃の事実をまだ私は知らないのでした。明日は急展開。こ、こんなことできたのか!?編が始まります。
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☆当店blog 07.10.10「パーソナルナビ『NV-U2』発表&ミニレビュー」
☆当店blog 08.1.30 レビューその0 「ナブユー買いました」
☆当店blog 08.2.3 レビューその1 「開梱編」
☆当店blog 08.2.3 レビューその2 「装備編」
☆当店blog 08.2.4 レビューその3 「基本操作編」
☆当店blog 08.2.5 レビューその4 「マーク登録作成・前編」