NEX-5のVer.4ファームウェアアップグレードレポート
本日、13時にソニーさんからNEX-5、NEX-3のファームウェアアップグレードが公開されました。NEX-5の最新バージョンがVer.3でしたが、今日からはVer.4が利用できます。
今週末に発売されるNEX-C3に搭載されるピクチャーエフェクト機能がNEX-5でも利用ができる! というところなんですが、その違いなども見てみたいと思います。
さて、まずはNEX-5本体のバージョンアップをします。今日の時点では全員が該当すると思いますが、Ver.4へのバージョンアップなので、まずはバージョンアップする対象機種になっているかどうかの確認案内から。
設定画面から呼び出して見てみると、私のNEX-5もVer.3でアップグレード対象になっています。では作業を始めます。
サポートページで案内に従うと、Windows、Mac OSで行き先が分岐されます。
で、その後にWindows用のページへ行くことで、NEX-5用、NEX-3用に振り分けられると。
その下にはpdfファイルの用意もありますので、ここで最新バージョンVer.4の説明を読んでおきます。
追加される機能としては「ピクチャーエフェクト」機能と「ピーキングレベル」の2点です。予告されていたとおりです。
ピクチャーエフェクトについては、pdfファイルの説明を見る限り、NEX-C3と同じ種類のものが収録されているように見えます。
ピーキングレベルについても私がさわらせてもらったNEX-C3と同じ。
内容を確認しつつ、ではアップデートをはじめます。
ダウンロードしたアップデートファイルをダブルクリックすると、画面に指示が出ますので、これに従って作業をしていきます。
ファームウェアのアップデートは失敗するとカメラを修理に出さないといけなくなる可能性がありますので、これは慎重におこないましょう。手順はちゃんと指示が出ますので、しっかりと文章を読めば問題はありません。
こうしてNEX本体の方にも手順の表示があるので、指示にさえ従ってもらえれば大丈夫なんですが。。。これを読まないでなんとなくノリでファームウェアのバージョンアップをすると、まず、間違いなく失敗すると思いますのでご注意を。
流れとしてはまずUSB接続して、接続されたNEX-5がバージョンアップをできるかどうか判断。その後、一度PCと接続をはずして(USBケーブルはつないだまま)、NEX-5本体をリセット。
その後、アップデートファイルをPCからNEXに流し込む、という感じです。
これがアップデートしている最中のPCの画面です。これは結構時間がかかります。私のクアッドコアプロセッサー搭載のVAIO Fでも3分以上かかりました。
アップデートプログラムがすべて転送できると、これで作業は終わりです。
早速電源を入れてオートモードにしてみるんですが。。。ああ、そうかぁ、もう、この画面を見ただけでわかってしまいました。どうやらNEX-C3とNEX-5のオートモードの操作は違います。
NEX-C3ではじめてみた「マイフォトスタイル」はNEX-5には搭載されません。効果を重ねて使うことができるのはNEX-C3だけです。
うーん、そうか。あのすごい機能をNEX-5でも利用できるようになると思って楽しみにしていたのに、これは残念。(>_<) 美肌効果とか使えるのはNEX-C3だけなんですねぇ。
で、ピクチャーエフェクトをどこで使うかというと、撮影モードの中で切り替えると言うことになります。エフェクトをかけるというよりは、エフェクトモードに固定しての撮影になると。
ま、それでもこれは無料で実現できる新機能だし、あって困るものではありません。
ありがたく使わせていただくんですが。。。先にNEX-C3のあの快適操作メニューを体験してしまっているだけに、日本でも私だけちょっと残念な気分になっているかも。(^_^;)
それとピーキング表示。これはマニュアルフォーカスのレンズを装着したときに威力を発揮します。マウントアダプターを使ってAマウントのレンズを使うとき、それとオールドレンズを使用するときに、経験値が浅くてもこれで正確なピント合わせができるようになるんです。
ピーキングの強弱3段階、表示の選べる3色もNEX-C3と同じです。DMFでも利用ができるし、これはNEX-C3とまったく同じ動作に見えます。ラッキー♪
これから積極的にマニュアルフォーカスのレンズを使っていこうという気にさせてくれます。
そして、若干期待をしていたソフトキーのカスタム機能なんですけど、これは残念ながらNEX-5は変化はありませんでした。
ボタンの左右、センターボタンの5個のカスタムキー(NEX-5は3個)は搭載されていませんでした。これもNEX-C3の魅力のひとつだったんですけど、残念。
そして最後に、これはNEX-C3の時に実験を忘れていたんですが、RAWモードでの撮影をすると、ピクチャーエフェクトのかかったデータと元のRAWファイルが記録されるのか実験をしていませんでした。
pdfファイルを読むと上記のことが書かれていたので、これはもしや、JPEG+RAWで撮ると、都合良く2枚の写真データが手に入るのでは?と、試してみたんですが。。。 p>
撮影モードをピクチャーエフェクトにすると、画像サイズは自動的にJPEGのファインモードになるようです。ピクチャーエフェクトを使うとJPEGのデータしか残りません。うーん、オートHDRみたいな作りになっていてくれると良いのになぁ。
そして、これが最後の違い。NEX-5の電源を切ると、液晶モニターにαのロゴが出て、それで電源をシャットアウトします。
NEX-C3を使っていて、これもかっちょいー!と、思っていた演出なので、これがNEX-5にも搭載されたのはかなり嬉しいですよ。
以上、NEX-5のファームウェアアップグレードについてのレポートでした。この後、α55のファームウェアアップグレードも試してみたいと思います。
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