DSC-RX100の試し撮り(東京ソラマチ編)

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NEX-5N+SEL1855 F4.0 1/60秒 +0.3EV WB:曇天
※撮影したカメラボディは一部カスタマイズしたものになっています。

毎回、こういう新型のカメラが発売になると、ソニーさんが開催してくれるプロカメラマンのトークショーなどを見させてもらい、その後、実機を手にした時には「よし! 今回こそはプロカメラマンみたいにすごい作例を撮ってきてblogに掲載するんだ!」と、意気込んで出かけるんですが、やっぱり腕が追いつかないというか、理屈でわかっていても自分で撮るとなると話は別なんですよね。

今回も「作例」と呼べるような写真は撮れないで帰ってきたんですが、1インチの大型センサーを搭載したサイバーショット「DSC-RX100」を使って、街散歩をしてくるとどんな写真が撮れるのかを紹介したいと思います。

 

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DSC-RX100 F5.0 1/100秒 焦点距離:28mm(35mm換算) WB:昼光色蛍光灯 プログラムオート

本当は銀座で開催された福田健太郎カメラマンのトークショーみたいに、山に持って行って山岳写真というか、自然の写真を撮ることで試してみたかったんですけど、今日はあいにく関東地方は1日雨です。

天気が悪いとやはりテンションも下がるし、どうしようかなぁ。。。と、こういうときこそ屋内で遊べるところに行ってみよう!ということで、昨夜に続いて今日も東京スカイツリーへ行ってくることにしました。

ウチから東京スカイツリーは距離的にはかなり遠いんですが定期券を使うと+190円で行けることが判明。通勤路にある永田町で半蔵門線に乗り換えれば良いだけなので時間はかかるものの、生きやすさは抜群。

展望台への入場券申し込みで3回申し込んで全部はずれてしまい、すっかり意気消沈していたんですが、kozyさんkanchinさんのblogレポートを見て、また盛り上がってきていたので、今日はDSC-RX100の操作習熟も目的なんですが、オープンした東京スカイツリーのふもとに広がる「東京ソラマチ」がどんなところなのか、予備学習無しにいきなり行って、冒険してみることにしました。

サイバーショット「DSC-RX100」をお供にいざ出発!

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DSC-RX100 F4.0 1/15秒 +0.7EV 焦点距離:69mm(35mm換算) 絞り優先

押上駅に到着。「スカイツリー前」なんて書いてありますが、ココは地下です。スカイツリー前駅ではなく、スカイツリー下駅とかにすれば良いのに。

なぁんて思いつつ。上にあがってみましょう。

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DSC-RX100 F2.5 1/30秒 +0.3EV 焦点距離:28mm(35mm換算) 絞り優先

昨日はkanchinさんに車で連れてきてもらったので駐車場からインしましたが、押上駅からだと駅直結の入り口が用意されていて、こんな大きなエスカレーターでスカイツリータウンの中へ入っていきます。

開業が5月22日でしたので、まだ開業から1か月経っていません。新品感がすごい!

やっぱ、こういうところに来るなら「グランド・オープン」の幕がかかっているうちに来ないともったいない気がしてきました。お台場のダイバーシティ東京も、渋谷のヒカリエも早いところ行かないと。

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DSC-RX100 F1.8 1/250秒 焦点距離:28mm(35mm換算) プログラムオート

事前情報ゼロと言いつつもblogレポートを読んでいてスカイツリーの隣に建っているイーストタワーに無料でのぼることが出来て、上からスカイツリーを間近に見ることができる、という話を読んでしまっています。

まずはそのイーストタワーにエレベーターで上がってみます。

1Fに専用エレベーターの列が出来ているので探さなくてもすぐに見つかりました。イーストタワーの31F、30Fがレストラン街になっていてそこへ行くためのエレベーター。もちろん無料で乗ることができます。

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DSC-RX100 F1.8 1/80秒 焦点距離:28mm(35mm換算) プログラムオート

レストラン街のレストランはさすがにどこも高そうなところばかりなんですが、その1角が普通に展望台になっていて、誰でも景色を眺めることができるようになっています。31Fは一番良いスカイツリーサイドがお店になってしまっているんですが、30Fはご覧の通り、ベンチも用意されていて、自由に景色を楽しめます。

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DSC-RX100 F5.6 1/100秒 焦点距離:85mm(35mm換算) ピクチャーエフェクト:ミニチュア

下を見下ろすと。。。当然、こういう景色だとミニチュアモードにして写真を撮りたくなります。

サイバーショット「DSC-RX100」にもピクチャーエフェクトが用意されていて、こうしてミニチュアモードにできます。ミニチュアモードはフォーカスが合うゾーンを別途指定して撮影するんですが、RX100のそれには、ゾーン指定をオートにすることができて、フレキシブルスポットAFにしておくと、スポットAFの場所を自動的にゾーン指定してくれます。

なるほど、これは便利♪ ミニチュアモードファンの私としてはいきなり素敵な機能発見ができました。

素敵な機能といえば、スカイツリーの写真ですけど、これはどんなレンズを持ち込んでも全景は撮れないくらいの迫力ある景色になっています。

ここは当然、サイバーショットの機能に搭載されている「スイングパノラマ」の出番でしょう。

いきますよ、縦方向スイングにして、ワイドサイズにして撮影したのがこちら!

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DSC-RX100 F2.2 1/500秒 焦点距離:28mm(35mm換算) スイングパノラマ上方向 ワイド

スイングパノラマってサイバーショットモデルの方が撮りやすくて、NEXや“α”だとなんか撮影が難しかったりしませんか? サイバーショットだとラフにスイングしてもパノラマ撮影は何となくうまく行くんですが、デジタル一眼カメラだとややシビアなんですよね。

この機能の開発に手ぶれ補正機能の助けがずいぶんある、という話を聞いたことがあるので手ぶれ補正機能の効きが重要なんだろうな、と、勝手に予測していたんですが、このRX100のスイング撮影のシビアさはどちらかというとサイバーショット寄り。

何回かスイングしているんですが、途中で止まってしまったりする撮影失敗がなく、ラフにスイングしてもうまく最後まで撮れるみたいです。

操作性はNEXそのものなんですが、こういうところはサイバーショットっぽくなっています。なんか良いところ取りしたモデルになっている感じがすごくします。

 

※当初、DSC-HX9VとDSC-RX100の比較撮影画像を掲載し
ていましたが、設定ミスによりDSC-HX9VのISO感度がISO 3200に固定されていました。誤解を招く作例掲載になっているため画像を削除しています。お詫びして訂正いたします。

 

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DSC-RX100 F3.2 1/50秒 焦点距離:47mm(35mm換算) -0.7EV プログラムオート

ということで、イーストタワー見学は終了。エレベーターは2基あるんですが、お昼時で混んでいるのかと思いきや、それほど長い待ち列もできていません。ここは結構、穴場の見学場所かも。

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DSC-RX100 F1.8 1/40秒 焦点距離:28mm(35mm換算) プログラムオート

さて、続いてはどこに行けばよいのでしょう。なんせ、なにも下調べをしていません。ビルの中をみて気分次第で向かっていこうと思っていたんですけど、自分がどこにいるのかもわかりません。

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DSC-RX100 F4.0 1/100秒 焦点距離:28mm(35mm換算) プログラムオート

一応、ここで案内板を見ると、スカイツリータウン全体は4F建ての建物になっていて、区画いっぱいにそこを歩けると。あとは上の方に部分的に延びているということみたいです。

よし、今は押上駅のあるイーストタワーの下にいるわけです。とうきょうスカイツリー駅のある西側に向かってまずは1Fを移動してみましょう。

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DSC-RX100 F4.0 1/80秒 焦点距離:68mm(35mm換算) プログラムオート

いきなり1Fからタワーの足下に向かうアーケード風のところを抜けていくんですが、ここがすごい人出。両脇には個性的なお土産屋さんがいっぱい。

東京タワーとはこのあたりの演出が全然違います。昭和を感じさせるものはまったくなにもなく、洗練された最新のショッピングセンター風。

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DSC-RX100 F1.8 1/160秒 焦点距離:28mm(35mm換算) 絞り優先

でも、売っているお土産モノはそう大きく変化はないですかね。スカイツリー型のペットボトルウォーターとかありました。東京タワーバージョンから進化しているのはペットボトルのキャップにアンテナを装着できるような演出が増えているところとかですかね。

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DSC-RX100 F3.5 1/30秒 焦点距離:28mm(35mm換算) +0.7EV 絞り優先

テレビニュースで出ていた、展望台入場者しか見られないと思われていた展示施設なども見ることができるんですね。しかも、ここのスペース、ガラガラ。

ショッピングスペースは人でぎっしりなんですが、空いているところは空いているというのがスカイツリータウンの特徴かもしれません。

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DSC-RX100 F3.5 1/60秒 焦点距離:50mm(35mm換算) -0.7EV 絞り優先

建築途中に「完成したらもう見られなくなってしまう」と言われていたスカイツリーの足の部分も建物の中から見ることができました。

スカイツリーの足は4Fまで吹き抜けになっているので、上から見下ろすこともできます。それはそうか。ちなみに、この下って地下鉄とか走っているし駐車場もありますよね。

この地下ってどうなっているんだろう!?

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DSC-RX100 F3.5 1/50秒 焦点距離:49mm(35mm換算) 絞り優先

その駐車場付近でバス乗り場を発見。100円で浅草、上野まで行けるんだそうです。循環バスになっているので、これで下町散策をすることができそう。

やっぱり下調べしてから来ないとうまい利用の仕方はわかりません。

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DSC-RX100 F1.8 1/250秒 焦点距離:28mm(35mm換算) プログラムオート

今度はソラマチの中を上に向かってエスカレーターであがっていきます。においにつられてフラフラしていたら、スカイツリー型のお菓子を試食でいただきました。まだ温かくて美味しいんです。

これ、買ってこう!と、思ったら長い列ができていたのであきらめて次へ。

そういえば、まだスカイツリータウンでお金を一銭も落としていません。

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DSC-RX100 F5.6 1/125秒 焦点距離:28mm(35mm換算) プログラムオート

西側まで来たら一番上に「すみだ水族館」を発見。入場料は大人2,000円です。今回は入場するつもりはないんですが。。。あ、お土産屋さんだけだったら無料で入れるみたいです。

ここで素敵なお土産を見つけてゲット。1,200円使いました。

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DSC-RX100 F3.2 1/200秒 焦点距離:28mm(35mm換算) プログラムオート

ちなみにお土産はとにかくスカイツリーグッズがすごい量で用意されています。リラックマとスカイツリーのコラボレーションぬいぐるみ。。。えーと4,000円ちょっとしていました。

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DSC-RX100 F2.5 1/125秒 焦点距離:28mm(35mm換算) +0.3EV 絞り優先

こちらはPLAZAです。ここにもスカイツリーグッズがあって、nanoblockということで2,700円くらいだったかな? すごくよれっとしたサンプルなんですが、もうちょっとこれはうまく組めないのかな?

などと、スカイツリーグッズを見ているだけでも楽しめるんですが、他に普通にファッション、雑貨のお店が無数にあるわけで、これは1日ではとても回りきれません。

東京ソラマチ。。。すごいなぁ。展望台
に上れなくても全然満足でした。これだったら何回でも遊びに来ることができそうです。これで妻を連れてきてアテンドすることができそうなので、次はデートに使ってみたいと思います。

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DSC-RX100 F2.5 1/160秒 焦点距離:28mm(35mm換算) +0.3EV 絞り優先

帰りはまた半蔵門線なんですが、今気づいたんですけど、半蔵門線が雅カラー。スカイツリー線は粋カラーになっているんですね。偶然だったのかな?

 

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NEX-5N+SEL1855 F4.5 1/80秒 焦点距離:66mm(35mm換算) プログラムオート

さて、今回買ってきたお土産はこちら。常温保存がOKなんですが、賞味期限は2日だけ。なのですぐにいただかないといけない食べ物なんですが、水族館で販売されていた「和スイーツ」です。

ちょっと変わった和菓子なんですが。。。

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DSC-RX100 F4.0 1/80秒 焦点距離:78mm(35mm換算) +0.3EV WB:曇天 絞り優先

こんな和菓子だったんです。どれも水族館にいる生き物たち。左上からメロン味のカメ、チョコ味のクジラ、レモン味のトラフグ、イチゴ味のクラゲ、クリーム味のペンギン、ピーチ味のカニになっています。

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DSC-RX100 F2.5 1/50秒 焦点距離:28mm(35mm換算) +1.0EV WB:曇天 絞り優先

せっかくなのでサイバーショットDSC-RX100で記念撮影。

ワイド端で5cmまで寄れる、というのを試したかったんですが、本当に寄れます。和菓子がこんなドアップで! まるでマクロレンズみたいです。これはすごいなぁ。

と、ほめてばかりなので、ちょっと辛口に言ってみると、5cmまで寄れるのはワイド端だけで、ちょっとズームを使ってテレ側にすると突然ここまで寄れなくなります。こういう接写はワイド端で撮影するだけ、というコツを覚えておく必要があります。

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DSC-RX100 F2.0 1/125秒 焦点距離:28mm(35mm換算) +1.0EV WB:曇天 絞り優先

それと、絞りのF1.8なんですが、私が使っているデジタル一眼“α”のレンズと比べるともっと絞りが開いちゃっている感じ。これだとF1.2とかF1.0くらいまで絞りが開いちゃっている感じでぼけすぎに思えます。(この写真はF2.0です。)

以前、教わったとおり、リビングフォトで明るいレンズを使うときは数段絞っておいて必要に応じて絞りを微調整するくらいの方が良いみたい。

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DSC-RX100 F4.0 1/125秒 焦点距離:28mm(35mm換算) +1.0EV WB:曇天 絞り優先

個人的な好みではありますが、こうしてF4.0くらいまで絞ってあげると被写体になっているトラフグもよりシャープな感じになります。

 

操作性を含めて、DSC-ERX100の使い方が自分なりにだいぶわかってきました。想定していたとおり、フレキシブルスポットAFを使うので、まずは構図を決めてAFポイントを固定。その後、絞り、露出、ホワイトバランス、クリエイティブスタイルなどを設定していくのはNEX-7に似たような使い方です。

今年になってからずーっとメインカメラみたいに使っているNEX-7みたいな安心感が得られそうで、これだけ写るんだったら、しばらくは私のメインカメラにしてしまいそう。

先週まで常時持ち歩きカメラはDSC-TX300Vだったんですが、これで来週からRX100にバトンタッチです。

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NEX-5N+SEL1855 F4.5 1/80秒 焦点距離:63mm(35mm換算) WB:曇天 プログラムオート
※撮影したカメラボディは一部カスタマイズしたものになっています。

そういえば、まだRAWモードの撮影とか試していませんでした。デジタル一眼“α”でもあまりRAWモードを使うことがないのでそれほど利用することは今のところないんですが、どんな感じなのか試してみたいのと。。。あとは普段使いカメラにするんだったら、もうちょっと普段は撮影サイズを逆に小さくしたいところ。

なんせWi-FiでSony Tablet Pに飛ばして、タブレットで画像確認とかするので、20Mサイズではデータが大きすぎて転送時間がかかり過ぎなんです。

バッテリーも今のところ全然減った様子がないもので、どれくらい撮影ができるものなのか未知数。一度、これを持ってどこかに旅行に行きたいんですけど、夏休みまでそれは無理かな!?

 

梅雨が明けるのがすごく楽しみな今日この頃です。

 

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