『Inter BEE 2023』にSONYが出展 レンズ交換式フルサイズ業務用カメラ『ILX-LR1』や『PTZオートフレーミング』機能のデモなどを国内初展示
SONYが2023年11月15日(水)~11月17日(金)に開催されるメディア総合イベント「Inter BEE 2023」に出展することがわかりました。
クラウドやIPを活用した最新のソリューションに加え、CineAltaカメラ『BURANO』(9月12日発表)やレンズ交換式フルサイズ業務用カメラ『ILX-LR1』、AIプレゼンテーション支援システムとPTZカメラの組み合わせによるPTZオートフレーミング機能など国内初展示を含む多数の新商品が展示されるようです。
また、バーチャルプロダクション向け新商品Crystal LED VERONA(9月8日発表)も国内初展示となり、バーチャルプロダクションのデモも実施される予定とのこと。
展示に加えて、多彩な講師陣によるセミナーも開催します。詳細は出展案内ページをご確認ください。
こんにちは、店員よねっちです。
メディア総合イベント「Inter BEE 2023」にSONYが出店するそうです。
会場では、「Creativity Connected ともに“つなぐ”コンテンツ制作の未来へ」のテーマのもと、クラウドとオンプレミスをハイブリッドに活用することで効率的なライブ制作を実現する「Networked Live」、クラウド制作プラットフォーム「Creators‘ Cloud」を活用した最新のソリューションに加え、新たなCineAltaカメラ『BURANO(ブラーノ)』や、リモートプロダクションユニット『CBK-RPU7』、ソフトウェアスイッチャー『M2L-X』など、国内初展示を含む多数の新商品が展示されます。
また、新商品Crystal LED VERONA(クリスタル エルイーディー ベローナ)も国内初展示となり、バーチャルプロダクションのデモも実施します。ぜひ、会場に足をお運びください。
会期: 2023年11月15日(水)~17日(金) 10:00~17:30 ※最終日のみ17:00終了
(オンライン会場:11月6日(月)~12月15日(金))
会場: 幕張メッセ ホール6 ソニーブース:6116
入場: 展示会場への入場には、必ず来場者登録(無料)が必要です。
■オンプレミス/クラウド・ライブプロダクション「Networked Live」
高画質・高圧縮・低遅延の伝送や、オンプレミス/クラウドの環境を選ばずハイブリッドに運用できる映像制作環境の構築、ネットワークに接続されたカメラや機材の統合管理など、場所や規模を問わないライブ制作環境を構築する「Networked Live」の最新ソリューションが展示されます。
メディアエッジプロセッサー『NXL-ME80』や、ライブプロダクションスイッチャー『MLS-X1』、メディアオーケストレーションプラットフォーム『VideoIPath』などの商品・ソリューションに加え、国内初展示となるリモートプロダクションユニット『CBK-RPU7』やソフトウェアスイッチャー『M2L-X』などによって実現されるソリューションを、映像制作ワークフローに沿って紹介されます。
■クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」
クラウド上での効率的なコンテンツ制作・共有・配信を実現するクラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」を活用した、映像制作における最新の制作ワークフローをもほか、ISO収録やインスタントスローリプレイに対応したクラウドスイッチャー「M2 Live」の最新バージョンV1.2や、SRT形式のストリーミング入力に対応し、新商品『BURANO』およびCinema Lineカメラ『FX3』、『FX30』を新たにサポートしたクラウドカメラポータル「C3 Portal」の最新バージョンなど、多数のアップデートが紹介されます。
また、AI映像解析サービス「A2 Production カスタマイズソリューション」 では、スポーツ映像ハイライト生成や編集作業を支援する豊富なサービスによって、映像制作におけるDX推進をサポートするソリューションが展示されます。
■豊富なイメージング商品群
CineAltaをはじめとするCinema Lineシリーズに加え、システムカメラやプロフェッショナルモニター、デジタル一眼カメラαシリーズなどのカメラやレンズ群など、ソニーが提供する豊富なイメージング商品群を展示予定です。
・CineAltaカメラ『BURANO』
『BURANO』は、デジタルシネマカメラの最上位ラインであるCineAltaカメラの新商品です。8.6Kの35mmフルフレームイメージセンサーを搭載し、ハリウッドスタジオでも広く採用されている『VENICE』で培った高品位な映像表現と、小型・軽量化による高い機動力を兼ね備えます。
また、PLマウントカメラとして世界初となるボディ内蔵光学式手ブレ補正機構と、従来その機構と同時搭載が難しかった電子式可変NDフィルターを小型筐体に内蔵するなど、少人数のクルーでのシネマ撮影に活用できます。
・レンズ交換式フルサイズ業務用カメラ『ILX-LR1』(国内初展示)
有効約6100万画素の高解像と、小型軽量(幅約100.0mm×高さ約74.0mm×奥行約42.5mm、重さ※5約243g)を両立する、レンズ交換式フルサイズ業務用カメラです。
ドローン搭載による点検や測量、マッピングでの活用のほか、フォトグラメトリー分野などにおいても撮影ワークフローの効率化を実現します。
会場では、ソフトウェア開発キット「Camera Remote SDK」を活用し、複数台の『ILX-LR1』をPCから制御するデモを展示します。
・AIプレゼンテーション支援システムとPTZカメラの組み合わせによるPTZオートフレーミング機能(国内初展示)
AIプレゼンテーション支援システムEdge Analytics Appliance(エッジ・アナリティクス・アプライアンス)『REA-C1000』(既発売)は、最新ファームウェアVer.5.0(2024年1月公開予定)で新たに「PTZオートフレーミング」機能に対応します。
これにより、自動追尾機能を搭載していない既発売のPTZカメラでも、『REA-C1000』と組み合わせることで、被写体となる人物をカメラが的確に捉えて自動的にフレーミングし、自然な構図で撮影することが可能となります。
会場ではリモートカメラ『BRC-X1000』との組み合わせにより、より高度な映像制作用途で活用できる「PTZオートフレーミング」機能のデモを実施します。
■バーチャルプロダクション
バーチャルプロダクションは、背景映像の仮想空間と実物の被写体を同時に撮影し、合成する制作環境を実現することで、クリエイターの想像力や演者の表現力を最大限に引き出し、コンテンツの価値を高めることに貢献します。
臨場感のあるリアリティを再現するには、ソニーの3つの重要な技術があります。
1.バーチャル空間をリアルに映し出す高精細なCLED
2.空間や被写体をとらえる高画質なCineAltaカメラ VENICE
3.LEDの背景と撮影した映像を連動させ、制作するVirtual Production Tool Set
Inter BEE 2023では、深い黒の映像表現と低反射性能の二つを同時に実現する「Crystal LED VERONA(国内初展示)」に、デジタルシネマカメラ『VENICE 2』および「Virtual Production Tool Set」を組み合わせ、仮想空間と現実を自然に融合させるバーチャルプロダクションによる映像制作の展示が行われます。
■セミナー・ワークショップ
ソニーブース内では、ソニーの製品・ソリューションの魅力や活用事例を紹介するセミナーが行われます。
プロフェッショナルのクリエイターを多数講師に迎え、デジタルシネマカメラ『VENICE』を活用したTBS系列のテレビドラマ「VIVANT」の事例や、『BURANO』による撮影映像「YUME」や「MY Melomania」の撮影事例のほか、「Networked Live」、「Creators’ Cloud」などのソリューションにおける最新のテクノロジー紹介など、多彩なセミナーが予定されてています。
ぜひセミナーにご参加下さい。