“α7C”が発表になって半日経ちました。すでにいくつかのお問い合わせをいただいていて「なるほど！　そんなところが気になりますか！？」というものがありました。

当店でわかる範囲内で調べてみました。

 

こんにちは、店員佐藤です。

“α7C”について、現在、一番多いお問い合わせは9月18日（金）は何時から営業していますか？というものです。

当店店頭へお越しいただき、予約オーダーをしてくださる方が多数いらして嬉しい限りなんですが、まだ当店の取材日程が確定せず営業時間が決められずにおります。

確定次第、当店web、当店blogにてお知らせいたしますので、もう少々お待ちください。

店頭での“α7C”説明会は本日夕方から開催しています。予約オーダーのための最後の一押しが欲しい方はお気軽に遊びにお越しください。

さて、メールや電話、ご来店で他にもいくつかのお問い合わせをいただいているのでお応えしていきたいと思います。

 

 

■初代“α7”よりも“α7C”は軽いんですか？

いきなり鋭いご質問をありがとうございます。未だに現行機種でいる2013年発売の初代フルサイズ機”α7”ですが、実は初代“α7”の方が軽いです。

“α7C”がボディ＋バッテリーで約506gとなっていますが、初代“α7”は約474gとなっており、実は初代モデルの方が軽いんですね。

これは手振れ補正機能の内蔵もありますが、バッテリーがNP-FW50という今よりも小型のバッテリーを使っている点が寄与しているかもしれません。違いは30gほどですが、実は初代“α7”の方が軽量だったんですね。

なお、初代“α7”と“α7S”が間もなく出荷を終了するという連絡が来ています。すでに“α7S2”がソニーストアで販売を終了していますが「とにかく軽いフルサイズ“α”が欲しい！」ということであれば、急いで初代“α”のお買い上げをおすすめします。

 

 

■“α7C”のメニューは7S3と同じ最新UIになっていますか？

10月9日発売予定の“α7S3”では従来よりも8倍の処理能力をもつ新型BIONZを搭載しています。これを利用してタッチでのメニュー操作が可能になった新UIを採用しています。

“α7S3”よりも後から発売になる“α7C”が新しいUIになっているかどうか非常に気になるところですが、答えはソニーさんの商品情報ページにありました。

縦方向にタブがある“α7S3”の新UIとは違い、横方向にタブがあるメニューで機能紹介をしています。写真の通り、その画面が“α7C”の主な特長の中で説明されています。

確認はしていませんが、従来の”α7R4”世代のUIになっているかと思います。

 

 

■マウントアダプター『LA-EA5』は“α7C”で使えますか？

はい、使えます。

“α7C”の関連アクセサリーとしてマウントアダプターを見ると下記の3製品が掲載されています。 

まだ、未発売の「LA-EA5」ですが、しっかりと“α7C”の関連商品になっていますので、ご利用いただけます。“α7C”にLA-EA5を装着してフォーカシングモーターをレンズ内に搭載しているAマウントレンズであれば、LA-EA3同様にご利用いただけます。

ただし、モーターレスのレンズについては像面位相差AFで使えるのは“α7R4”と“α6600”のみとなっています。本日の“α7C”の発売で、ここに機種が追記されるのではないかと、私も楽しみにしていたのですが、現時点では追記はありませんでした。

モーターレスのAマウントレンズの像面位相差AF動作については現時点では対応はしていないと思われます。LA-EA5の利用を前提に“α7C”の購入をお考えの方は対応をお待ちになった方がよいと思います。

 

 

■電子先幕シャッターは“α7C”では利用ができないの？【追記】

発表当初、電子先幕シャッターの欄が「－」になっていましたが、機能としては“α7C”でも利用できます。ただ、店頭にきている情報とメーカーホームページで記載されている情報にやや違いがあるので現在、実際のところどうなのかは実機をみて確認するしかない状態です。

18日の午前中に実機で確認をしてきますので、もうしばらくお待ちください。

ショールームにて開始された実機展示で確認してきたところ、電子先幕シャッターについては“α7C”は機能切り替えが搭載されていませんでした。

どうやら電子先幕シャッターは入りっぱなしでオフにすることができない模様です。（写真左がα6600で写真右がα７Cです。）

 

■“α7C”ってアイピースカップがないの！？

おっと、またまた鋭いお問い合わせありがとうございます。アイピースカップはファインダーのところに装着するゴムのことで、付け外しが可能。これがポロポロと取れ癖がついてしまうと、すぐになくなっちゃって困るんですよね。

“α7C”ももちろんアイピースカップはついて。。。むむ！？　なんか微妙ですね。

その後、“α7C”の画像を全部調べてみたのですが、なるほど、ゴムのアイピースカップが装着されている図がありません。

ファインダーの拡大図を見ても装着するための溝みたいなものがありません。

使用シーンを見ても、なるほど、こうしてアイピース無しで使っています。というか、よく見るとアイピースカップっぽい形状をしているので、アイピースカップが別体パーツにならずに本体と同化したという感じなんですかね。 

極めつけはこちらの“α6600”とのサイズ比較なんですが、こちらを見てもα6600にはアイピースカップが付いているんですが、“α7C”にはそれがありません。

対応商品・アクセサリーにもアイピースカップの掲載がなく、仕様表を見て同梱品もチェックしましたがアイピースカップの付属はありませんでした。

ということで、“α7C”はアイピースカップがないというか、本体についているみたいです。

 

9月18日からショールームでの展示がはじまりますが、ファインダーの試用チェックは欠かさずに試した方が良さそうですね。

 

 

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