日曜日は天皇陛下の即位の礼パレードがあり、ニュースではパレード一色になっていますが、その日、我が家は横浜にいました。

横浜マラソン2019の「応援」に行ってきました。今年は出走していないのですが知り合いがお二人出走されているので、その応援に行ってきました。

 

こんにちは、店員佐藤です。

昨年は「横浜マラソン2018」に参加させていただき、横浜の方々の熱い応援をたくさんいただきました。すごく良い想い出をいただきました。今年は出走しませんが、お客様でもあるSnake Kingさんと、当店を7年前にサポートしてくれていた元担当セールスの畑中さんが出走されるということで、その応援に行ってきました。

私もフルマラソンは大会に5回ほど参加させてもらっています。2016年の東京マラソンの時にはお客様10人くらいにお声がけさせていただき「俺を応援しろ！」というのをやってしまったのですが、1人のランナーさんを追っかけて撮影するというのを私も一度やってみたかったんです。

昨年、走らせてもらってどんなところが撮りどころになるのか、ランナー側の視点からも見ているので、私が考える横浜マラソンの応援観戦ポイント紹介もしてみたいと思います。

ちなみにマラソン大会当日には「ランナーズアップデート」というサイトと「応援ナビ」というアプリが当日だけ利用できるようになります。ゼッケンナンバー、もしくは氏名がわかれば、それだけで関門通過タイムと、おおまかな現在地を知ることができます。

スタート直後はペースが割り出せないため場所は正確ではありませんが、後半ではほぼ正確な位置がわかります。一カ所で応援するのではなく、通過したらすぐに次の応援ポイントに移動するマラソン応援ツアーの場合「応援ナビ」アプリは必須です。

そして、それとは別に、レースマップを見るのと、大体の走行ペースを教えてもらって、時間毎の走行距離をしμレーションして時間割も作っています。

私は昨年、出走しているのですが、応援にくる妻のために「この時間にここに居て欲しい」というのを説明するために作りました。多くのランナーさんは「1kmを何分ペース」で走るという言い方をします。私の様な超ゆっくりランナーさんで1km8分ペース。普通のランナーさんだと1km6～7分ペース。本当に速いランナーさんだと1km4～5分ペースという答えがペースを聞けば返ってくると思います。

これに合わせて、1kmごとに走行している場所を計算していくことで、大体の「いつどこにいる」がわかります。それを元に応援に行く場所を決めていくわけです。

 

横浜マラソンのスタートは朝8時30分です。スタートエリアはランナーさんの限定エリアになっているため、一般の方は行けないことになっていますが、特に制限されているわけでもないので、行こうと思えば行けるんですが。。。行ってしまうと、その後のレースの追いかけが大変になるので、スタート地点は行かない方がオススメ。

ちなみに8時15分くらいに様子を見に行ったら、駆け込みでやってきているランナーさんが足止めされていました。制限時間までにスタート地点に入っていないと、最後尾からまとめてスタートにされるのかもしれません。

スタートから2kmほどでパシフィコ横浜を通過するのですが、そこよりももうちょっと赤レンガ倉庫街に向かうと、観覧車を背にするポイントがあります。

こうしたマラソン大会では多数のカメラマンさんがいて写真を撮ってくれています。あとで自分が写っている写真を買えるようにしてくれているサービスがあるんですが、彼らプロカメラマンさんが撮影するのがこういうところなんです。そのマラソン大会の特徴的な風景を背景にしている写真で、ランナーさんが「思わず欲しくなる」写真を撮ってくれるんです。

そういう絶景ポイントとしてはココは割と空いていて良いところだと思います。

上手く見つけられれば、こんな写真が撮れます。ここでSnake Kingさんと畑中さんを待ちます。応援ナビを見るとスタートに20～30分ほどかかっているみたいです。

東京マラソンと比べるとスタート地点の道幅が狭いため横浜マラソンは全ランナーさんが出発するのに時間がかかるんです。

有名人さんも走っています。たいていはプレスの方がついて一緒に走っているので、金色とか黄色の風船を頭につけたスタッフさんが目印になります。

こちらは前日に国民祭典で司会を務められた谷原章介さんです。前日にあんな大役をお務めになっているのに、翌日は早朝からマラソンです。体力ありますねー。

Snake Kingさんを発見！　と、言いたいところですが向こうに見つけてもらいました。出走しているランナーさんは2万8千人とかいるんです。満杯の東京ドームの半分の観客席から知り合いを探す作業とほぼ同じ事をするわけです。これは見つけられませんね。畑中さんは見逃してしまいました。

ここからランナーさんを追いかけて東へ移動していきます。みなとみらい駅に戻って日大大通り駅まで移動し、横浜スタジアムのところで2度目の応援をするのもありなんですが、ペースの速いランナーさんだと間に合いません。

急いで歩いて「第2給水」ポイントの手前で応援するのを狙います。

昨日はここでマラソンEXPOが開かれていたんだと思いますが、もうなにも残っていませんでした。

ちなみに応援する側も、ランナーさんに「応援に行くよ」と伝えて、どんな格好で行くのか伝えておくと見つけてもらいやすくなります。私はラグビー日本代表もどきのドンキホーテ製なんちゃってシャツです。これを来ている人はまったくいませんでした。本物のレプリカジャージを来ている人は割と多かったみたいで、ちょっと見つけにくかったかも。

通行止めになっている通りを横断して横浜スタジアム脇で探したのですが、残念ながらここでも見つけられませんでした。

次の第3応援ポイントへ移動します。

横浜スタジアムからはJR石川町まで移動して、京浜東北線で根岸駅へ移動します。

根岸駅の駅前がコースになっています。ランナーさんは高速道路の下をずっと走ってきて、開けたところを気持ち良く走っているところになります。ここが14km地点になります。全コースの1/3にあたります。

ここで元担当セールスの畑中さんが声をかけてくれました。またしてもこちらから見つけることはできず、ランナーさんから見つけてもらう始末です。

ですが、これで応援しに来た両名さんに会えました。最低限の応援ができて良かった♪

その後、第4応援ポイントとして南部市場を目指していたのですが、京浜東北線が線路内の立ち入りかなにかで電車が遅れてしまい、移動時間が大幅に遅れてしまいます。途中の杉田駅で判断して南部市場は諦めて、高速道路の入口になる杉田駅裏で応援。

しかし、ここでも2人を見つけられません。

「応援ナビ」アプリで大体の位置はわかるのですがピンポイントで正確な位置を示しているわけではないので、大体10分前後は、声を出して応援するんですが、向こうに見つけてもらわないと無理かなー。

ラグビー日本代表風のシャツのおかげで、ラグビーシャツを着ているランナーさんとは意思疎通ができて、若い女性ランナーさんには「またいた！」とか言われました。見ず知らずの方ですがこえをかけられたのはこれで4回目です。

他にもたくさんのラグビーシャツランナーさんを応援して、こっちも気持ち良くなってきてしまいます。

杉田駅での応援を諦めて、再び石川町駅まで戻り、そこから山下ふ頭のちょっと先の橋まで移動します。

移動途中に見つけたリーチマイケルです。すごい速い！　彼は4時間を切るタイムでゴールできそう。

目的の山下ふ頭の先の橋まで来られました。ランナーさん目線でいくと、杉田駅から高速道路に入り、そこから高速を走ってD突堤のとにかく長いコンテナ置き場を走らされて20km近く、応援がほとんどないエリアを走ってくるんです。

山下ふ頭に入ると、そこからまた横浜の街並みに入り、ラスト3kmはたくさんの応援を受けられるんですが、その直前のエリアがここ、ということになります。

山下公園エリアに入るとかなりの人だかりになりますが、ここは応援の人もほとんどいません。ガラガラなんです。

道幅も狭く、探しているランナーさんもまず見逃さないポイントです。ここが第5応援ポイントです。

見ていると、きました、きました。神奈川県知事の黒岩さんです。だいぶつらそうなお顔です。

ですが、この前傾姿勢です。走り方が良いとタイムも出るんだなー。

こちらはTVKのアナウンサーの田中碧いさんです。後で番組を見たら見事完走されていました。毎年、若い女性アナウンサーが走らされるみたいですが、2017年にトレーニングだけして出走させてもらえなかったオカムーに一度チャンスを与えてあげてください。＞TVKさん。

ここで畑中さんに2回目の遭遇。いやー、見つけるの難しい。ここでも畑中さんに声をかけてもらいました。ダイブつらそうですね。でも、ここからあとたったの3kmです。最後のひとふんばりです。

ここまでクーラーバッグに入れて冷やしてきた「リポビタンD」をプレゼント。あと3kmがんばってねー！

ここから元町中華街駅まで歩いて、みなとみらい線にて、みなとみらい駅まで戻り、ゴールのパシフィコ横浜に向かうのですが、ギリギリ、ゴールには間に合いませんでした。

遅れてゴールエリアまで行って、2人に連絡をすると畑中さんだけ、こちらを探してやってきてくれました。

フルマラソンを走りきって、体は消耗しきっているのに、こちらまで連絡をとってわざわざ来てくださるなんて、ありがとうございました。

本当はグッタリして一歩も移動したくないはずなのに、感謝です。

完走おめでとう！

というか、担当セールスさんとしてウチの面倒を見てくれていたのは7年以上前なのに、未だにこうして遊んでくれることにも感謝です。

Snake Kingさんも完走おめでとうございます。応援ナビでは見ていましたが初フルマラソンなのに驚異的なタイムでのゴールに感動でした。

おかげで横浜マラソンに今年は出走していないのに、なんとなくフルマラソンを完走した様な気持ちになれました。

 

ちなみに、今回撮影に使ったカメラは”α6600”と超広角ワイドズームレンズ「SEL1018」です。

このレンズは“α”レンズの中で私がもっとも好きなレンズ。小さくて軽くて映りも良し！　こうしたマラソン応援撮影ではファインダーをのぞいて撮影する事はまずできません。全部ノーファインダー、ノールック撮影になります。なので多少画角がずれていてもあとから修正できるように、焦点距離15mm相当の超ワイドで撮影するのが良いかなと。

それと、ランナーさんがいつやってくるのかわからないので沿道での観戦中はずーっと電源を入れっぱなしで、常時撮影スタンバイ状態になります。ひとつの応援ポイントで15～20分はスタンバイしていて、ずーっと電源を入れて待っていたので、かなりのバッテリー消費をします。5カ所のポイントで待っていたので1時間半近く使っていたんですが、それでもフルサイズ“α”と同じNP-FZ100をバッテリーとして使う”α6600”は60%以上のバッテリーを残して帰還してきました。

この超大容量バッテリーの安心感は絶大です。

マラソン応援、楽しかったー。来年も出場されたらまた応援にきますねー！

 

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