ウォークマンフラッグシップモデル『NW-ZX2』発表
☆ソニープレスリリース「ハイレゾ対応ウォークマン ZXシリーズの最上位機種『NW-ZX2』を発売」
ソニーからウォークマンの新しいフラッグシップモデル「NX-ZX2」が発表になりました。2月14日発売でソニーストア価格119,880円となっています。
ウォークマンで12万円!!! というところですが、確かに2013年にNW-ZX1が出たときもウォークマンで7万円!?と、騒ぎにはなっていました。そこからさらに倍、みたいなモデルになって出てきました。
コンデンサーを通常は1基搭載して鳴らすところをNW-ZX1では左右のプラスマイナスにそれぞれ一つずつ使うことで理想的な出力を行うとのことでしたが、NW-ZX2ではさらに3つ加えて7つのOS-CONを搭載。
高純度のハンダを利用したり、デジタルアンプ用の大型コイルを採用するなど、ZX1が「最高音質のウォークマン」を作ろうとしていたのに対して、ZX2はポータブルアンプをウォークマンに内蔵してしまおう、というように見えます。
クロックの最適化ということで44.1kHz系と48kHz系の2種類のクロック対応をするのもポータブルアンプPHA-2、PHA-3から採用しています。
さらにバッテリーはZX1の倍の容量にしているとのことですが、これもありがたいですね。昨年11月に大阪まで行くことがあってZX1とPHA-3をお供にしていったことがあるんですがZX1のバッテリーが6時間くらいしかもたず、帰りの最後はウォークマンが使えなかったことがあります。カタログ表記では16時間のハイレゾ再生が可能となっていましたがDSDの再生などをするとさらにバッテリー消費は大きくなり感覚的にはカタログ表記の半分くらいという印象。
ZX2では倍の30時間のハイレゾ再生が可能とのことなので、15時間。。。2日間くらいは使える感じになるでしょうか?
NW-ZX2 | NW-ZX1 | |
ソニーストア価格 | 119,880円 | 71,130円 |
発売日 | 2015.2.14 | 2013.12.7 |
本体重量 | 235g | 139g |
サイズ | 64.7×130.4×16.2 | 59.7×122.3×13.5 |
容量 | 128GB +microSD最大128GB |
128GB |
ディスプレイ | 4.0型ワイド TFTカラー WVGA(854×480ドット) |
4.0型ワイド TFTカラー WVGA(854×480ドット) |
Bluetooth 対応コーデック |
LDAC、SBC | SBC |
DSD再生 | PCM変換 5.6MHz対応 | PCM変換 2.8MHz対応 |
再生時間 FLAC 192kHz/24bit |
約33時間 | 約16時間 |
充電時間 | 約4.5時間 | 約3時間 |
主な違いを表にしてみたのがこちらです。
デザインだけ見るとZX1よりも小さく見えるZX2ですが実際には重量が倍近く増えていて、サイズも一回り大きくなっている感じ。
スタミナ性能がその分上がっているのと、機能面では高音質なBluetooth伝送コーデック「LDAC」に対応。ハイレゾでの伝送ができることになってますが、現時点では海外で発表になっているMDR-1ABTや、SRS-X99だけが対応機器となります。
今後、ソニーから登場するNFC搭載モデルは、おそらくほぼ全てLDAC対応になると思うので将来性は安心なんですが最初は使える機器が少なそうな感じ。
DSD再生はネイティブ再生対応が期待されるところですが、このモデルもPCM変換をしての再生になります。ただ、対応フォーマットがZX1では2.8MHzまでだったものが5.6MHz対応になるなど進化をとげていたりもします。なお、DSD5.6MHz再生で約16時間、DSD2.8MHz再生で約22時間までスタミナ性能は減ります。DSD再生についてはネイティブ対応でなくても相当な電力を消費するようです。
さて、ソニーストアでは数量限定でソメスサドル社製の本革オリジナルケースの限定販売を行うなど、豪華装備でのオーダーができる用意をしてます。
ブラウン・牛革のケースを単品販売27,800円。本体と同時購入で3,000円引きで用意。
さらに、ZX2本体に好きなアルファベット2文字を6種類のフォントから選んで入れてもらうことができるそうです。通常は300円のサービス料がかかるところを4月1日11時までは無料でサービスするとのこと。
リセールバリューを考えるとアルファベット刻印とか、しにくいところもありますが、これはすぐには手放さないでしょうし、一生大事にできるモデルに近いモノがあります。今回はイニシャル刻印、流行りそうな気がします。
で、本体が高額ならアクセサリーもそれなりのものが用意されていて、例えばレザーケースもすごいことになってます。
★ソニーストア NW-ZX2専用レザーケース「CKL-NWZX2」のご案内はこちらから
ZX2本体にも本革キャリングケースが付属するのですが、手帳の様に使える左開きのレザーケースも用意されます。ZX1の時は持ち運び用のキャリングケースとして付属品は用意されており、使用しながらの利用は考えられていなかったのですが、このレザーケースはウォークマンを使いながらの利用ができそう。
★ソニーストア ハイレゾ対応ウォークマン専用クレードル「BCR-NWH10」
そしてハイレゾ対応ウォークマンにもついに専用クレードルが登場。ZX2の他、ZX1、F880、A10シリーズでも利用が可能。クレードルの電源部には高音質コンデンサーOS-CONを搭載し、より良い音質でハイレゾ再生をすることが可能。
クレードル接続時もヘッドホンの使用が可能になっています。これもZX2と一緒に購入する必須アイテムになりそうです。
銀座ソニービルショールームでは明日、16日より展示がスタートする予定です。明日、私も実機を拝見させてもらいに行って参ります。
★ソニーストア ウォークマンZXシリーズ「NW-ZX2」のご案内はこちらから
★ソニーストア ウォークマンNW-ZX2 スペシャルコンテンツはこちらから
☆ソニープレスリリース「ハイレゾ対応ウォークマン ZXシリーズの最上位機種『NW-ZX2』を発売」
☆ソニー製品情報「NW-ZX2」商品ページはこちらから
☆ソニーショールーム「新商品 発売前先行展示」のご案内はこちらから
☆ソニー製品情報『Inside the ZX series ZX2 Project Member’s Voice』