『MESH』の『IFTTT』アプレットが多数のWEBサービスに対応
ソニーのクラウドファンディング「FirstFlight」で開発された「MESH」アプリがリニューアルしました。
『IFTTTアプレットに対応、LineやTwitterなど20以上のサービスやスマートデバイスと、センサーの連携が可能に』とのことですが、普通の方にはなんのこっちゃ?だと思います。
実際に試してみましたのでわかりやすくレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
ソニーのFirstFlight「MESH」は、出力パーツを「タグ」という部品で販売し、回路自体はiPadで作る、というスタイルのブロック形状の電子タグ。
人感センサーとボタンを組み合わせて、タブレットやスマートフォンで作ったチャート図みたいなプログラムで動かして。。。という学習用の機材に見えますが温度、湿度センサーなるものもあり、これを使うと実用的な利用もできます。
それでやったのが1月に行った店内の温度湿度計測です。
どうもうちのお店なんですがエアコンから寒いときにも冷房が出ている様な気がしてならないというか、いくら暖めても冷えることがあり、エアコンの動作を疑っていたんです。
そこで「MESH」を使ってGoogleスプレットシートに10分頃の温度、湿度を記録させてグラフ化する、ということをしました。そのときの様子がこちらです。
☆当店blog 17.1.9「『MESH』と『IFTTT』で気温グラフ作りに挑戦」
結果、エアコンの動作には問題はなく、それよりも部屋の高さでものすごい温度差があることが判明。それはそうですよね。自動ドアがあり、それがわりと大きく隙間風も入ってくるので足下だけ異常に冷えるんです。
今まで通り、足下だけ電気ストーブで暖める方向で耐え忍ぶことにしたのですが、この、「MESH」と「IFTTT(イフト)」の連携がなかなか難しいんです。
「IFTTT」というのは何かというと各種WEBサービスと連携させるためのプログラムの入口とでも言えばいいですかね。
例えば「MESH」で「人感センサー」タグに反応があったら「ライト」タグを光らせる、なんていうのは簡単にできます。「MESH」アプリの中だけで行うことなので、そういうプログラムを「MESH」で用意すればいいわけです。
ところが「MESH」の「人感センサー」タグに反応があったら「Twitterでツイートする」ということをしようとすると「MESH」の中だけでは難しくて、Twitterの仕様にあわせて、そういう機能を搭載したりもしくはTwitter社にそういう機能を用意してもらわなくてはいけません。
クラウドファンディングで小規模に動いているプロジェクトでそういう大がかりなことは難しいかもしれないのですが、そこで登場するのが「IFTTT」です。
そういう窓口になってWEBサービスの連携をしてくれる窓口になってくれると「MESH」的には「IFTTT」にだけ対応させれば良いことになります。
そんなわけで「MESH」の公式ページには「IFTTT」との連携の仕方が説明されていて、これに従って登録をしていけば各種サービスができる、というのが昨日までの話でした。
簡単なプログラムをWEB上で設定をして「アプレット」というのをあらかじめ作っておき、MESHからはIFTTTのアプレットを呼び出して、そのサービスを利用する。ということをします。
プログラムは簡単で「if this then that」thisとthatのところのプログラムを指定することをします。ウチのお店の気温測定ではthisにMESHアプリを登録し、thatにGoogleスプレットシートを指定する、ということをします。
全部英文のサイトなので、英語力のない私には骨が折れましたが、英文の意味がなんとなくわかれば、なんとかなるレベル。時間がかかっていたんです。
それが、今日からMESHアプリがアップデートして、IFTTTアプレットをいろいろあらかじめ用意してくれているようになった、というのが今回のアップデート内容です。
MESHのプログラムを組むときに、新しいタグを追加して「IFTTT」を追加したら、アプレットを自分で作る必要があったのですが、その代わりに、すでに用意されているIFTTTアプレットを使えます。
すでに組まれているプログラム「アプレット」を書くWEBサービスのアイコンで表示してくれています。
これで劇的に操作が簡単になる、ということはなくて、この後に自分のスマートフォンとMESHをIFTTTにキーコードを使って利用登録する作業などがあるのですが、労力が30%くらいは軽くなるイメージでしょうか?
できることの説明はわかりやすく、LINEではMESHタグの反応からメッセージを送ることができたりします。
Google ドライブに置いたスプレットシート(表計算データ)への書き込みもIFTTTアプレットが用意されているそうなので、今までよりも楽にできそう。
Twitterについても利用ができます。
ということで、今回はお店の気温を時間ごとに自答ツイートする機能を作ってみたいと思います。
今までだとIFTTTアプレットを最初に作る必要があり、IFTTTのサイト上でアプレットを作って、それぞれサービスごとに違う手順で設定を書き込む必要があったのですが、すでにTwitterアプレットが用意されているので、これを使えばいいだけ。
IFTTT設定というのは、スマートフォンのMESHアプリとIFTTTサイト間での認証のことです。スマートフォンのMESHアプリ上からキーコードが発行されるので、IFTTTサイトにそのキーコードを入力して同期を取らせるだけなんですが、これが最初はなんのことだかよくわからなくて。。。
IFTTTのひとつのアカウントで同期が取れるMESHアプリはひとつだけみたいなので、複数の
端末でMESHアプリを使いたい、という場合はその数だけIFTTTアカウントが必要になります。
前回はXperia Z3 Tablet Comapctで遊んでいたのですが、今回はXperia XZで設定しているので設定を今回はやりなおしました。
これで同期されてアプレットをオンにすれば準備OKです。
IFTTTサイト上で設定をしなくても、MESHアプリの中で送信するテキストの内容などを編集できます。体感上3割くらい楽になります。
というか、前回は設定をする上で、どうしてもPCのブラウザを使わないとだめだった感じがするんですが、これならスマートフォン、タブレットだけでなんとかなりそうです。
時間が1分ごとにチャイムを鳴らし、同時に温度計のデータをtwitterに吐き出しで、自動でツイートする、というプログラムを作ってみました。
これでチャイムが鳴るたびにTwitterに店内温度の表示が出ます。
こんな感じですね。
温度、湿度計だけではなく、人感センサーからの反応があったらツイートするとか、LINEでメッセージを送る、ということもIFTTTアプレットを使えば可能です。
ちなみに、この小さな温度、湿度タグなんですがバッテリーは1ヶ月持ちます。ちゃんと正確には計っていませんが、確かに1週間使ってもバッテリーは20%も減ってなかったんですよね。
なので、お店とかで長時間使うとかいう業務目的でもアイデア次第で便利な道具を作り出せます。
ウチのお店でも人感センサーを使って、Life Space UXの電球スピーカーの前に人が来たら音楽を再生する、とかいうのやってみようかな。その人感センサーが10回カウントされたら「今日はご来店のお客様がいっぱいです!」って自動ツイートさせることとかもできます。
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