2014年9月29日

4Kメディアプレーヤー『FMP-X7』発表

tecstaff BRAVIA & Home AV プレスリリース, FMP-X7, 4Kプレーヤー

☆ソニープレスリリース「4K放送・配信や、4Kハンディカムで撮影した4K動画、ハイレゾ音源に対応　4K対応ブラビアとの簡単接続、簡単操作で、4Kの楽しみを広げる「4Kメディアプレーヤー」発売」

4Kブラビアの起爆剤が登場しました。待ちに待った4Kチューナーが「4Kメディアプレーヤー」として発表。衝撃プライスのソニーストア価格39,880円で発売になりました。

やった、やった、やりました！！

2000年にはじまったBSデジタルチューナーの時は確か10万円くらいしていたし、地デジチューナーのときでも確か7～8万円はしてましたよね。なので、感覚的に今回も10万円近くはするんだろうなぁ、4Kチューナー、とか思っていたんですが、予想を遙かに下回る3万円台での登場です。すげー！　超みじか！！　というか、ここまで安い価格のチューナーになると、スカパー用とはいえ来年モデルのブラビアからはチューナー内蔵になっちゃうんですかね！？

さて、ご存じない方のためにおさらいすると今年の6月2日からスカパーにて4Kの試験放送が始まっています。4Kメディアプレーヤー「FMP-X7」はその試験放送を受信するための機器ということになりますが、そのスカパーにて来年2015年3月から4Kの本放送が始まる予定になっています。

プレスリリースによると来月10月からは試験放送の枠も広がり（現時点では13～19時までの6時間程度の試験放送となっています。）、さらに来年2月からはインターネット配信で「4Kアクトビラ」もスタート予定とのことで、そちらにもアップデートで対応するチューナーのなっています。

政府のロードマップによると2016年には110度CSでも4K放送が始まるそうなんですが、残念ながらこのメディアプレーヤーはスカパーチューナーしか搭載していないため110度CSでの4K放送には対応ができません。なので主に使うのは2年くらいなのかな。。。というところなるのですが、そこがやっぱりソニーさん。

「4Kチューナー」とせずに「4Kメディアプレーヤー」という製品にして、スカパーを受信しなくても使える機器にしてくれています。

たとえばこちらですが、4Kハンディカムで撮影したXAVC Sフォーマットの動画再生に対応。外付けのHDDを接続することで、ここに4Kハンディカムで記録した4K映像を保存し4Kプレーヤーとして使うことができます。

2014年製のブラビアですと、USBにHDDを接続すればXAVC Sの動画が再生できるのですが、2013年製のX9200AやX8500Aにはその機能は搭載されていません。2013年製の4Kブラビアでも4Kハンディカムの映像サーバーを作ってプレーヤーとしてFMP-X7を使うことで4K映像の再生が出来る様になります。

さらにハイレゾ音源対応となっており、FLAC形式の4K映像をHDDに保存。それを4Kブラビアで音楽CD音質として再生することもできるし、ハイレゾ対応アンプと接続していればハイレゾ音源の再生をすることもできます。

ちなみにソニーから発売されているAVアンプではHDCP2.2対応のモデルがいまだになく、HDCP 2.2の著作権保護をされた映像をどうすれば良いのか不安に思われている方もいらっしゃるかと思いますが、FMP-X7を含めて対応策は用意されています。オーディオリターンチャンネルでテレビからアンプに音声を渡すようにすることでHDCP 2.2の音声信号もアンプから鳴らすことはできます。

FMP-X7ではHDMI出力を2系統搭載しており、1系統をテレビに、もう1系統をAVアンプに音声出力だけ渡すことなどもできるそうです。