ソニー報道資料『Photokina 2012』出展のご案内
世界最大規模の写真・映像展がドイツで開催されていますが、そこでの出展について日本国内向けにソニーさんからご案内が出ました。
まだ日本では未発表の製品についての情報も今回はあります!
9月上旬には家電展示会のIFAがあって、翌週には日本で販売店向けのソニーディーラーコンベンションが開催。そして今週はフォトキナがドイツで開催ということで、それぞれのイベント向けに展示モデルを用意しなくてはいけなくて、デジタルイメージング製品の担当者さんは相当な忙しさなんでしょうね。しかも来月になるとすぐに「CEATEC JAPAN」もあるんじゃなかったでしたっけ?
さて、今回のフォトキナの出展についてですが、日本では先週“α99”などのフルサイズCMOSセンサー(海外ではフルサイズのことをフルフレームと呼ぶみたいですね)カメラのラインナップが一気に発表になっていましたが、それらが海外でも発表になったのと、あと日本ではまだ発表になっていないEマウントカメラ「NEX-6」「NEX-5R」についての記述があります。
日本の国内向けプレスリリースにはこれらの機種の情報はほとんどなにも書かれていませんが。。。
☆ソニーUSA photokina 2012 プレスリリース
これに合わせてソニー・アメリカ、ソニー・ヨーロッパでもプレスリリースをしていて、こちらでは機種の画像も用意されていました。
☆ソニーUSA プレスリリース「NEW SONY α NEX-6 CAMERA DELIVERS FULL DSLR EXPERIENCE IN POCKET-SIZED PACKAGE」
こちらはアメリカのソニープレスリリースのページになります。「NEX-6」という新しいシリーズの型番になるカメラがこちら。
NEX-7のボディに、トライダイヤルではなくモードダイヤルが装備されていて、アクセサリーシューの形がソニーオリジナルのものから一般的な端子に変更されているのがわかります。
そして、注目なのがこちらのレンズ。
SELP1650というパンケーキ風のレンズですが、型番からいってこれはズームレンズ。おそらくNEXシリーズの新しい標準レンズになるものかと思います。よく見るとレンズの左側面に突起があり、これが電動ズームを操作するものとなりそう。
デジタル一眼カメラとして考えると電動ズームなんて必要ないのでは?というところですが、動画撮影の際にズーミングするときはスムーズなズームにやはり電動の力は必須なんでしょうね。
そしてアクションカムとして「HDR-AS15」の発表もありました。こちらもその存在は夏頃に開発発表がありましたが、もしかして正式な型番が日本国内で出てきたのは初めてかも!?
170度の広角撮影が可能なムービー用のカメラとなっていますが、これ、価格はいくらくらいで出てくるんでしょうね。
そして、WEBで話題になっているようですが、他のカメラメーカーさんの発表も昨夜からいろいろなニュースが発表されています。ソニー関連のニュースもいくつかあって。。。
☆週アスプラス「ハッセルブラッドがソニーのEマウント採用ミラーレス機『Lunar』を発表:hotokina2012」
こちらはハッセルブラッドというスウェーデンのカメラメーカーさんなんですが、Eマウントを採用したミラーレスカメラを発表。スペックをみるとNEX-7そのまんまで、有機ELファインダー、液晶モニター、CMOSセンサーの性能まで一緒で、さらにはトライダイヤルまで装備しているということは操作性はほぼそのままNEX-7なんじゃないかという。。。
ただ、本体価格が約50万円。さらにグリップ部は木製にカスタマイズできるなど、かなりすごいデザインになっています。
なるほど、こういう広がり方ってあるんですね。
☆カールツァイス社「New Family of Lenses for Mirrorless System Cameras」
そして、こちらは本家、カールツァイスのホームページで、こちらでもEマウントレンズについての発表がありました。
ソニーのEマウントレンズとしてはカールツァイスブランドをつけた「SEL24F18」がありますが、それとは別に、こちらはカールツァイス社が開発、販売するレンズで発表によると3本のレンズが開発され、12mm F2.8、32mm F1.8、50mm F2.8マクロが存在するそうです。
発売は来年の春~夏を予定しているそうですが、なるほど、ソニーさん以外のプレスリリースもすごいことになっているんですね。さすが世界最大級の映像ショーです。
機械翻訳で読んでいるだけなんですが、これらも早く日本向けのリリースをして欲しいですね。
☆ソニー報道資料「世界最大規模の写真・映像関連の展示会 『Photokina2012』出展のご案内」