マンスリーフォトコンの投票締め切りと来月のテーマ
ソニーのデジタル一眼フォトコミュニケーションサイト「α cafe」の5月マンスリーフォトコンの投票締め切りが明日までとなりました。
明日、5月24日が5月のマンスリーフォトの締め切りです。投稿をしていない方も一度ログインして他のユーザーさんがどんな「休日のひととき」を過ごされているのか参考にしつつ投票をしていただきたいのと。。。来月のマンスリーフォトコンのテーマが発表になっているので、来月の作戦をここで立てることもできます。
来月のテーマは「水」だそうです。6月は梅雨時期ということもあって、それに合わせたテーマを用意してくださったんだと思いますが、これまた広いテーマになっています。
で、水、と言って思いつくのがこちらです。
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円偏光フィルターです。
これは単に減光するためのフィルターではなく、ある一定方向の光だけをカットするフィルターになっています。
どういう光をカットするかというと反射光です。詳しい仕組みはわかりませんが、光というのは何かに反射すると一定方向の波にそろってしまうそうで、それをカットして反射光以外のものを通してくれるという仕組み。
これにより、ガラスや水面などの反射光だけを軽減して、透き通った写真を撮ることができるようになるんです。たとえばこんな感じです。
↑円偏光フィルターなし
↑円偏光フィルターあり
ややわかりにくいかもしれませんが、ここは日光の戦場ヶ原です。普段は湿原が広がっているはずのところなんですが、台風のおかげで湿原が水没してしまい池になってしまったところ。水面の下には湿原がなんと広がっている、という状態なんですが、明らかに2枚目の写真の方が水面の反射が少なく、下に広がっている湿原がよく見えると思います。
こういう効果が円偏光フィルターにはあります。
装着するだけでは効果はなく、このフィルターはフィルター面が回転するようになっていて自分で使用時にはフィルターを回転させて反射光が一番軽減される角度に調整してから撮影することになります。
ライブビュー、EVFだと常時、露出をカメラ側で補正してしまうので利用が難しく感じるかもしれませんが、シャッターを半押ししてAEをロックした状態でフィルターを回すと最適な角度がすぐに見つけられると思います。
使い方がわからないと、せっかく買ってももったいないですからね。
見た目に絶大な効果がありますので、テーマが「水」であれば、これは絶対に用意しておきたいところです。ちなみに効果は水面の他にもガラス越しの撮影の時にも効果があるのと、あとは青空をより青くする、ということもできます。
青空も空気中のチリに反射している光があるので、それを取り除くことができるというわけです。
で、ソニーストアさんの在庫状況なんですが、現時点ではまたしてもNEXに使える49mmフィルターが入荷待ち・予約不可ステータスになっています。
テーマ発表の前から入荷待ちにはなっていたんですが、予約不可になっちゃいましたね。それ以外の径の円偏光フィルターに関しては今のところ在庫はあるようです。来月のマンスリーフォトコンに備えて、今のうちに円偏光フィルターのご用意をどうぞ!
☆α cafe マンスリーフォトコン第10回 投票はこちらから
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☆当店blog 11.10.2「日光・戦場ヶ原の写真遠足 紹介レポート」
☆ソニー WEB版αセミナー「プロカメラマンによる撮影テクニック 新緑編」
↑こちらはソニーさんの昔の記事になりますが、こちらでも円偏光フィルター=PLフィルターについての解説があります。参考になります。まだ、My Sony Clubのマンスリーフォトコン連動記事が公開になっていないので、先にこちらで「みずみずしい新緑撮影」についてチェックしてしまいましょう!