ウォークマンZX1、F880シリーズが本体アップデートでDSD対応
先ほど13時にウォークマンZX1、F880シリーズの本体ソフトウェアアップデートが始まり、これにより両シリーズでのDSDファイルの再生ができるようになりました。
こちらが本体ソフトウェアアップデートのお知らせです。DSDファイル形式のフォーマット対応になったのと、再生互換の改善、あとはその他の改善となっています。
ソフトウェアアップデートの方法はいくつか用意がありますが、一番簡単なのはPCに接続してMedia Go、もしくはx-アプリで同期を取る方法。接続すると自動でアップデートの案内が出ますので、ここでインストールボタンを押すだけです。
本体再起動などの手間もなく、このままアップデートを全部やってくれます。失敗もないしこれがおすすめです。アップデートファイルは290MBとなっており、これはZX1もF880シリーズもほぼ同じサイズです。(F880シリーズの方が若干サイズが大きいみたいです。)
アップデートが終わるとご覧のメッセージが表示されます。
さて、それほどたくさんのDSDファイルを持っていないんですが、以前、VAIOにDSD DirectというDSDファイル変換機能があったときに作ったDSDファイルがいくつかありますので、これを試しに転送してみます。
Media Goも先日のVer.2.7へのバージョンアップでDSD転送対応になっているので、DSDファイルをそのままウォークマンZX1に転送すれば、これだけでDSDファイルのままで曲転送をしてくれます。
転送が終わったフランツ・フェルディナンドの「do you want to」(懐かしのあのコネクトウォークマンの時のタイアップ曲です。)のDSDファイルを再生。
再生時にはちゃんと「HR」というハイレゾマークがついています。
ただ、DSDファイルをネイティブで再生しているわけではなく、内部でPCM音源176.4kHz/24bitに変換して再生しているとのこと。インプレスAV Watchさんの記事によるとバッテリーはPCM192kHzファイル再生時よりも消費が多いとのこと。
マイケル・ジャクソンの「BAD」のCDを持っているのでCD音源と、昔VAIOで生成したDSD音源(元は同じCD)と、そしてハイレゾ音源をダウンロード購入したFLACファイルと聞き比べをしてみましたが、ネイティブでDSD再生しているわけではないので音楽CDとDSDの差はほとんどなく、FLACの96kHz、24bitのハイレゾ音源の圧勝という感じではありましたが、ほんもののDSDファイルを再生するとそれなりの違いはあるんでしょうね。
同様にウォークマンF880シリーズもアップデートしています。
両シリーズをお使いの方、まだDSDファイルをお持ちでない方もとりあえず機能改善のアップデートもありますのでチェックを!
☆ウォークマンサポート「本体ソフトウェアアップデートのお知らせ」はこちらから
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