えーと、ちょっときわどいネタです。多分、大丈夫だと思うんですがソニーさんから注意が来たら、このblogエントリーはすぐに消します。

ブロギー3Dの購入予定の方はちょっとチェックをしておいた方がよい話を今のうちに、当店blog読者さんだけにお知らせしたいと思います。

 

さてブロギー3Dの「MHS-FS3」ですが、すでに1月の時点で発表になっていて商品ページも用意されていて、性能面などの話もすべて公開されていますから特に秘密になっている話はありません。

今年の4月発売予定で、予定価格は3万円前後。2つのレンズを搭載していてディスプレイは裸眼3Dになっているという非常に面白そうなカメラ。だって予定価格3万円ということは、これ29,800円で発売されるわけですよ。

たった3万円でスイングパノラマとかの静止画ではない3Dの動画撮影ができるカメラなんです。裸眼3Dのディスプレイを搭載しているので3Dブラビアとか3D対応VAIOがなくてもこのカメラ単体で立体映像が楽しめるんです。

それがたったの3万円です。絶対にこれ、ヒットしますって。

 

で、ソニーさんの勉強会で初めてちゃんと動作する（CP+でも展示はあったんですが、あのときはメモリーしている動画を再生するだけでカメラ機能は搭載していない展示機でした）カメラを触ることができたんですが、そういうハードウェア的な話は差し障りがあるとまずいので、まだちょっと置いておいて。。。

これの話をしたいと思います。

これは何かというと青と赤のメガネ。子供の頃によくあった「アナグリフメガネ」というものです。おお！これがブロギー3Dに付属するのか！？と、思いきや、どうやらそうではなくて、これは通販で別途買って用意したモノなんだそうです。

まだブロギー3Dの販売パッケージの内容を私は知りませんので、これは推測になりますが、付属するならここでソニーロゴの入ったアナグリフメガネが用意されるはず。

どうやら、これはカメラ担当の方が個人的に「こんな風に遊んでみたら面白いですよ」ということで用意したもの。

傍らにはVAIOも用意されていて、そのVAIOで表示しているのが動画共有サイトの「Youtube」でした。で、そのアナグリフメガネで見るとこれが立体的に見えるわけですが、なるほどなんで、こんなことをしているのかというと、Youtubeに機能として3D映像をアナグリフ変換する仕組みがすでに用意されているそうなんです。

ここからは私が事務所に帰ってきてからの話になるんですが、youtubeのヘルプを見てみると、確かに3Dコンテンツの記載があります。

Youtubeはすでに3D動画をサポートしていて、簡単に言うとサイドバイサイドの映像にタグを追加すると、このアナグリフ変換をYoutube側で行ってくれるんだそうです。

サイドバイサイドの動画ファイルの作り方も簡単に記載されていますが、要はこれはBSデジタル放送でも行っているサイドバイサイド映像そのまま。左右の目にする2台のカメラの映像をドッキングして横方向に50%の縮小をして、その映像をアップロードすると元が4:3なら4:3の映像に。16:9映像なら16:9映像で再生をしてくれるそうです。

ブロギー3Dの「MHS-FS3」も2つのレンズ、2つのセンサーを搭載していますが、記録するのはサイドバイサイドの映像形式と聞いています。つまりブロギー3Dで撮影した動画ですが、それをそのままYoutubeにアップロードしてしまえば、あとはタグを追加するだけで、Youtube上で3D映像を公開することができてしまう、という訳です。

3Dブラビアがあれば、HDMI接続をして動画をサイドバイサイド対応の3Dモードで見る事できちんとした立体映像にすることはできるんですが、Youtubeアナグリフ映像なら3Dブラビアを持っていない人でも広く立体映像を見せることができるわけです。

 

なるほど。。。ちょっと私が過剰に反応しすぎているのかもしれませんが、3D対応のVAIO Fシリーズ（3D）が出荷開始になったらamazonで3Dブルーレイディスクソフトが一気に品薄になっていたり、夏場の計画停電が話題になるとUSB扇風機が品切れになったり、どうもこの春は何か話題になるとスグに品薄になるような気がして。。。そう、次に品薄になるのはアナグリフメガネ何じゃないかと、思うわけです。

ということで、探してみたらありました。こんなものが。

 

 

 

ボール紙製というところがナイスです。

普通は5個もいらないところですが、あれです。せっかく撮影した3D動画を友達に見てもらうのに必要じゃないですか。ひとつは自分でとっておいて、あとの4つはお友達にプレゼント用です。ひとつ300円というのはなかなかリーズナブルです。

1,500円＋送料350円で1,850円でオーダーができました。

それが到着したのが先ほど。注文したのが月曜日の夜だったんですが、翌日すぐに発送をしてくれたようです。

中を開けてみると、おや？　なぜかCD-ROMが1枚。映像加工のソフトウェアがおまけでついてきました。なんかお得な気分です。

で、こちらが肝心なアナグリフの3Dメガネです。書いてあったとおりのボール紙製です。裏も表もブラックになっていますが、なるほど、この方が周りの反射がないので見やすいみたいですね。

ソニーさんが用意していた白いボール紙製の3Dメガネよりもこれはいいぞ。

それとソフトウェアについては案内があって、そうか、この画像編集レタッチソフトを販売するためのメガネだったのかな？　それほど高くないんですがHomeバージョンが3,490円、Proバージョンが4,990円。ついてきたCD-ROMはお試し版の機能制限をされたものなんだそうです。

このソフトを使うと2枚の写真を合成して立体写真にしたりすることができるらしいんですが、それはProバージョンでないと使えないそうです。うーん、その機能が試せないとせっかくの試用版なのに残念な感じみたいです。（って、ソフトウェアはお試しインストールもしていないんですが。）

ま、なにはともあれ、Youtubeにあがっている3D映像を見させてもらいましょう。

検索で「3D映像」と入れれば、それだけでアナグリフ3D動画がすぐに見つかります。中でも気に入ったのがこちら。空撮で撮った東京の都市部の風景なんですがこれ、ちゃんとビルが全部立体的になります。

立体カメラで撮ったのではなくて、もしかしたら移動中の飛行機の中から時間差で撮影をした2枚を合成しているのかもしれませんが、これは見事。

トイ・ストーリーの3D映像もアナグラフで用意されていました。見ての通り全部が青赤の映像ではなくて、こうして色がついていてもそれなりに着色されて立体に見えます。

このトイ・ストーリーの立体映像はややマイルド。ま、実際に映画でもこの映画はマイルド＆ナチュラルな立体感でしたが、そのままみたいです。

こちらは高速撮影のアナグラフ映像です。薬莢がピョンピョン跳んでくる様が立体的に見えます。これも立体感がなかなか。

 

ということで、実機がこないとなんとも言えないんですが、ブロギー3Dで撮影したサイドバイサイドの動画ファイルですが、こうしてYoutubeにアップロードしてアナグリフ映像で共有する、なんてことができるようになるみたいです。

アナグリフメガネがブロギー3Dに付属するとは書かれていません。これはブロギー3Dの受注開始と同時、もしくは事前にオーダーしておいた方が良いかもしれませんねぇ。ブロギーで楽しめなくても、少なくともYoutubeの3D映像視聴に使えるので、興味ある方はオーダーしておいてみては！？

ちなみに、しっかりしたアナグリフメガネが欲しい、と言う方は980円でこんなものもあります。

 

 

 

使った後に目がチカチカするのは子供の時と一緒なんですが(^_^;)、気になる方はお試しになってみてください。

四谷にお越しになるご用があるようでしたら当店店頭でもお試しいただけます。

ブロギー3Dのソニーストアの販売ですが、以前、メール登録の受け付けは行っていたんですが震災の影響で、メール配信は中止をしています。受注開始はある日突然始まる可能性がありますので、ご注意ください。

当店でも常にウォッチしていますので、受注開始時にはすぐにblog等で情報発信をいたします。 

 

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