ウクレレでスローライフ気分 第5回
ウクレレ製作5日目です。
今日も昨日の続きからはじまります。「との粉」を塗って乾燥させたら、見た目は元の通りの色になってしまいました。でも、これをさわると粉でまぶされた状態になっていて、まずは、この「との粉」を乾いた布で拭き取って粉を落とすことから始まります。
使い古された古参の靴下にその役割を与えて、これに手を入れて拭き取ると、みるみるうちに「との粉」が落ちていきました。これでまた一工程終了です。
そして、塗装前の最後の仕上げとして、1200番のサンドペーパーを使って表面をさらに磨き込みます。ちなみにこの1200番のサンドペーパーはプラモデル用のものです。家にまだ残っていました。買ったときの値札がまだ付いていて、3枚入りで170円だったようです。
耐水ペーパーとも呼んでいたと思うんですが、プラモデルの場合は水につけて塗装面を磨くのに使っていました。この場合はそのままドライな状態で磨きます。今までかけていた240番のサンドペーパーとは違い、これは表面をかなりつるつるに加工してくれます。
との粉を塗るまではあまり目立たなかったんですが、ボディの角のエッジの部分などがなぜかささくれる様な感じになってしまっていて、それも1200番のサンドペーパーで直すことができます。
さぁ、いよいよ、塗装するんだな、という仕上がりになりました。
本の説明によると、ここで下地塗りして、塗料を塗って、その上にクリアラッカー(ニス)を塗るという行程をするように指示があるんですが、私は色のついているニスを買ってきました。
楽器の場合は油性のものの方が耐久性が高いので良いらしいのですが、100円ショップには水性のものしか売っていなかったのと、水性の方がはけを洗うのとかも楽そうなので、耐久性よりもここは手軽さで水性タイプのニスにしています。
カラーはなんとなくイメージ的に明るい色になりそうな「メープル」というのを選択。実際にどんな色になるものなのかわかりませんし、下地もなにもなしでニスだけでの仕上げがどんなものになるのかも不明。
今回のウクレレ製作について、最大にして最後の山場、そして一番の冒険になるのが、このニスの塗装になります。
さぁ、やってみましょう。
ニスのふたを開けると意外な色でした。もっと黄色い明るい色を想像していたのに、ふたを開けてみたら、まさかの野菜ジュース色。うわ、こんなに濃くて赤い色だったんですか。これのどこがメープルカラーなんでしょう!? それとも、塗ったら良い感じの色になるのかな?
昨日の「との粉」の塗装では失敗の連続で垂らしまくり塗装をしていましたが、今日は慎重に薄く、薄く、何回も重ねて塗ることに専念しています。
写真は一度塗りのところで、正直、このままだと、だいぶおんぼろなウクレレになっちゃうなぁ。。。というイメージだったんですが、今日、乾燥させては重ね塗り、というのを2回繰り返していて現在は3度塗りの乾燥を行っているところです。
重ねるたびに色がしっかりと濃いブラウンになってきていて、なかなか良い感じの色になってきています。
本の方には最低2度塗り、という説明があったんですが、すごく薄めに塗っていますので、ウチは5回くらいの重ね塗りをしようと思います。今週、どこかで時間を見つけて、重ね塗りを追加して何回か行って、これで塗装を仕上げたいと思います。
来週末にはいよいよ、ペグなどの部品取り付けを行っていくので、これでやっと音が聴けるようになるかもしれません。
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K
2012年12月2日 @ PM 10:47
おじゃまします
木工は塗装でも遊べていいですよね。ホームセンターに行けばいろいろtも塗料も選べますが、お値段重視だと厳しそうですね^^;。
この後仕上げに入るようですが、完成が楽しみですね^^。
店員佐藤
2012年12月3日 @ AM 11:05
♪Kさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
塗料もお金をかけられればスプレー缶とか買ってきて
模様を付けたりすることもできそうなんですが、なんせ
元が3,500円のキットですから。
現在のところ840円+398円で1,238円の材料費を
使ってしまっています。なんとか総予算を5,000円に
収めたいと思います。