2017年8月3日

ラジオ用充電キット『BCA-3KIT』購入開梱レポート

8月5日発売の新製品の紹介です。すでに出荷は始まっているのですが、ラジオ用の充電キット「BCA-TRG3KIT」を個人的に購入しました。

手持ちのラジオの充電クレードルとして使うことができます。マイナーな製品ですが8月の新製品と言うことで紹介します。

こんにちは、店員佐藤です。

8月の新製品ということでカードタイプのラジオのニューモデル「SRF-T355」が発表されていて、ソニーショールーム／ソニーストア銀座でも特別先行展示が始まっています。昨日「ソニーアクアリウム2017」を見に行ったときに見つけたのですが、あれ？　こんな充電クレードルがあるんですね。

「SRF-T355」がラジオ単品で9,880円（税別）で、クレードルとセットになった「SRF-T355K」が13,380円となっています。

調べて見たところ、このクレードルだけの単品販売もあり価格は3,880円。対応機種が10機種あり、それが下記のモデルとなります。

この中にある「ICF-R100MT」と言えば、現在生産は終了していますが、当店でも紹介をしたことがある「山ラジオ」です。今でも個人的に持っている山チャンネルが入っているラジオ。これに使えるなら！ということで早速、オーダーしてみました。

こちらが新製品の「BCA-TRG3KIT」です。アクセサリー製品になりますが、1年のメーカー保証がついています。

こちらがパッケージに入っている内容物です。充電スタンド本体とACアダプター、単4サイズのニッケル水素充電池が2本と、ラジオ本体の形状によって必要になる充電アタッチメントが入っています。

充電式ニッケル水素充電池が2本はいっているというのは嬉しいところ。これをラジオの電池として利用して、充電クレードルとして利用するわけです。

付属の電池は「特定機器専用」となっていますが、充電容量は800mAhになっています。通常の市販されているサイクルエナジーの単4電池が750mAhなのでそれよりも大容量のものになっています。

こちらが私の山ラジオ「ICF-R100MT」です。

以前、尾瀬ヶ原のど真ん中で中越地震にあったことがあり、尾瀬ヶ原の湿原が海みたいに波でうねっているのをみたことがあります。当時はまだスマートフォンなども無かった頃なんですが、携帯電話の電波も通じないため情報がまったくなく下山するまでどこの地震だったのかわからずにいたことがあります。

以来、尾瀬に行くときはリュックの隅に入れてあって緊急時の情報収集手段として持ち歩いています。たくさんの山に行ったというよりも、携帯が通じなさそうな山にだけつきあってもらっています。

自宅に置いてあるときも防災用の緊急時ラジオ、という位置づけなんですが、気がつくと電池が空になっています。サイクルエナジーの充電池を入れているんですが時計表示だけでも電力を使うんですよね。山に行くたびに充電をしているんですが、なにか充電を自動化できる仕組みが作れないかなぁ、とは思っていたんです。

今回の充電クレードルなんて最高です。

ICF-R100MTですが、底面をみると、なんとここに充電端子が用意されていたんですね。ICF-R100MTは充電キットに同梱のアタッチメントが必要なカメラとなっています。クレードルにアタッチメントを装着して、付属の充電池を中に入れてから、いざ充電開始です。

充電中はこうして充電ランプがつくそうです。ICF-R100MTの場合は約3時間で充電できるとのこと。よくあるタイプの過充電防止装置などはついていないようで、ラジオ側がタイマーで充電動作しているようです。一度、クレードルから外すと、再度、充電時間のカウントをやり直すという説明がありました。

なので、この充電クレードルもラジオを載せっぱなしにするのではなく、本来は電池を使いきってから充電をやり直して使う、というのが理想的な使い方なんだと思います。私みたいに普段は使わないんだけど山にだけ持っていく、という人は山行の数日前にクレードルへのラジオの抜き差しを一度しておくと良いかも。

防災用に使われる方も1～2ヶ月に一度、クレードルからラジオを持ち上げてセットし直す、ということをすると良いんだと思います。

電池交換の手間がなくなるのはかなり良いですね。

ソニーストアでは新型ラジオ「SRF-T355」シリーズなどと一緒に今週から出荷開始です。

2024年4月1日より価格改定になりました